またしても北朝鮮の微妙な動きに振り回されての今日です。以前は実験と
称してミサイル発射で、結局は失敗のようでしたが、今回は実験と言っても
実際は攻撃(アメリカ、日本、韓国をターゲットとした)に値するようで、アメリカ
や日本ではイージス艦に迎撃に備えて準備です。
ミサイルと言っても種類があり、グアム島までの3000Kの弾道弾ムスダン
や日本へのノドン、韓国向けにはスカッドと同時発射か、連続発射か可能性
が濃いとのことです。テレビではすでに給油もされ準備を終えたと・・・・
夜間の発射か奇襲攻撃かです。
今北朝鮮の人たちが攻撃的な言葉を発しているのを見ると、かつての
日本を思い出します。
日本も昭和16年12月8日のハワイ島真珠湾攻撃はアメリカへの奇襲作
戦でした。わたしが小学校1年生の頃でした。これが太平洋戦争へとつながり、
4年ほど続いたのです。
わたし達は「鬼畜米英」、「撃ちてし、止まむ」などの言葉と共に鉄砲代わ
りに竹筒を、刀代わりに竹やりを持って軍事訓練もしました。
旧制中学などでは教練があり、実際の兵隊さんにより軍事演習などもして
いたのです。
軍部により完全に洗脳されていたのでしょう。反戦行動に出ようものなら
直ちに特高により投獄され拷問されかねないでした。(山田洋次監督の
映画「かあべえ」の父親は反戦者として投獄されていました)
国際平和が唱えられて68年、未だに戦争を政策にと言う北朝鮮の
あり方は、国連会議で何とかならないものでしょうか。