今年も巡ってきた広島への原爆投下の記念日です。被爆者の数も高齢化
と共に減り、語れる人も少なくなってきているとのこと、それでもやはり語り継
がれなければならない史実です。
「許すまじ原爆を」 「教え子を再び戦場へ送るな」とわたしは日教組の1員
として長く教壇に立ち、憲法9条に守られ不戦日本の教育をしてきました。
しかし今や集団的自衛権との言葉で憲法解釈がややこしく、平和国日本が
危うく思われます。
わたしの2人の兄は太平洋戦争の際、ビルマ(今のミャンマー)で戦死、遺骨
さえありません。戦争は絶対に反対ですが、だからといって守るだけの力
も持つことには反対はしないです。
日本の周辺(特に海域)の状況は何が起こるか分からない状況で各国の
潜航艇が常に海面下100Mに潜んでいるとのことです。「戦争をしないため
の軍隊」としての自衛隊の存在はこれからの問題でしょう。