今年に入ってから世の中良いニュースが入って来ません。その最たるもの
がイスラム過激派による日本人2人を拘束、遂に惨い結果となったことでした。
国内でも殺人、死体遺棄などおぞましき事件に驚きとともに嘆き悲しみの
あまりにも多いことにただただため息が出ます。国立大の学生で知性もある
女性が何故?と・・・・憎むべき人でなくただ「人を殺してみたかった。」という、
それらの心理は屈折したものであり、どこで斯様な心理が培われたのかさえ
分かりかねます。
昔から「衣食足りて礼節を知る」と言われますが、今や衣食足りても犯罪
があり、また「この親にして、この子あり」では親はたまらないです。しかし、
幼児からの親の子育ては何らか関係するのではとは思います。
学校時代にメンデルの法則で遺伝性云々を言われ、すばらしい家系の続く
例や極悪者の家系の例なども挙げられ、当時は頷いていましたが、よい家系
はいざ知らず、犯罪者は小さいときに芽を摘んだら防げるのではと・・・・
現代では子どもは少なく親は何より成績にこだわり、人間性に目がい
かないのではと・・・・・良い学校に、幼少から稽古事に(スポーツ選手、
芸能人などへの近道)と育てられ、人間として一番大切なことがおろそか
になっているようです。
今や他人をでなく、肉親への犯罪(殺人)の多いことに、特に高齢者が多
く長命の時代に悲しみが一層にこみ上げます。
子が親をと、昔の「楢山まいり」では食べるものがなくて親は自分で進んで、
山へ入る話で切ないですが、今は時代が違い財政より面倒が見られないか
らということですから道義上許されるべきものではないです」。
今日もまた台湾の航空機が川へ転落、多くの人命が失われたそうです。