夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

敬老の日 

2015-09-21 21:38:27 | Weblog

  今や80歳以上の高齢者が1000万人を越え超高齢時代を迎えています。
わたしもその仲間です。先日も友達と「長生きしたいか。」と話しが出ました。
みんな健康でいるなら長生きもだけど、子どもの世話になったり、施設で寝た
きりの生活だと長生きも辛いよね。とのことでした。 
          

   昨夜のNHKでは「老衰死」についての特集でした。90歳を越えられた方々
の死を迎えるまでのそれぞれの様子でした。病気でもなく、ただ高齢のため食
がだんだんと細くなり、自然に食べられなくなっていく。食べられないからと
言っ
て延命のための措置をとらずに、だんだんと衰弱して眠るように死を
迎える。
これが老衰死と言うことです。

 誰しも「ぽっくり死」をと願いたいですが、こればかりは、いつ、どこで、起きる
か分かりません。事実2年前に亡くなった知人はお正月過ぎの突然死で3日ほ
ど分からず、(独り暮らし)虚血性心疾患とのことでした。80歳での死でした。
  また最近も友だちの妹さん(まだ70歳台で都会暮らし)が、急死(くも膜下)
でこちらも5日ほど気付かれずだったと・・・・・子供達とは生活の場が異なると
気付くのが遅れることもあります。

  昔は家族に見守られての老衰死が多いでしたが、年令も今ほど高齢では
なかったようです。わたしの父も家で一年近く寝たきり(70歳過ぎ)での死で
した。もう50年以上前です。母は大腿骨骨折から病院へと、5ヵ月後に亡くな
りました(89歳)。2人とも最後は苦しむことなく、永眠でした。28年前でした。

  わたしも母の齢に近づき、今や終活を迎えていますが、準備といっては
出来ないですから、なるべく身辺整理(物を少なく)を考え、生きている限り
は、
    身を動かすこと、食事に気をつけること、多くの友達と交わること、
    まだ車の運転もしますから、安全にも気をつけること、・・・・・
    詐欺話にも乗らないように・・・・高齢者は「生きる」のも大変です