夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

恩師の死 葬儀へ     

2016-08-21 21:41:01 | Weblog

  恩師のK先生が亡くなられたと一昨日連絡を受けました。94歳でした。
K先生はわたしが小学校6年生と中学3年生の担任でわたし達より一回り上
でした。終戦となり軍隊から帰ってすぐに小学校へと、その後新制中学が出来
先生も中学校へと勤務、社会科の先生として教鞭をとられ、最終学年の担任
をして頂きました。

  情熱的でもあり、背も高くスポーツマンで、クラブ活動もバレーボール部の
指導教官として、教えを受けました。
   先生で思い出すのはよく映画の話をされ、特に黒澤明監督・三船敏郎
主演
「酔うどれ天使」 「静かなる決闘」 「生きる」などそれぞれテーマ
を持った作品(結核 梅毒 ガンなど)や原節子主演「我が青春に悔いなし」
など話されました.わたしが映画好きになったのは先生の影響もあるでしょう。

  退職後は教育長もされ、10年余り前には教育功労賞(叙勲)も受けられ、
その際には花束贈呈をさせていただきました

  またゴルフもされ、賢交会・球遊会共に10年程前まではメンバーとして
一緒にプレーをしました。80歳過ぎに腰を痛められゴルフからは退きましたが、
元気な姿は時々見られました。
  わたし達の同窓会にはいつもお招きすると必ず出席され、80歳の教え子と
90歳の先生は区別がつかないほどでした。
  わたしがバレーボールの試合前にバレー仲間と映画「青い山脈」を観に行き
バレーの練習をさぼった時は凄く叱られ、職員室前の廊下に座らされ、反省文
を書いたわ。と話したら「おい!恥ずかしいこと言うなよ。」と笑って思い出話と
なりました。

 学芸会での「ベニスの商人」「ハムレット」など思い出はたくさんです。
ありがとうございました。安らかにお眠りください。合掌