今朝の番組で聖路加病院名誉院長の日野原先生へのインタビューを聞かせ
ていただきました。96歳にして現役の医師です。その生活ぶりと医師としての
考えには感銘させられます。
生活のあり方 食事は朝は殆ど流動食 (牛乳、とまとジュース 野菜ジュー
ス) 昼食もクッキーと飲み物程度 夕食のみご飯 魚肉類
野菜など、1日のカロリーが1500あまりとのことです。
夜も遅くまで講演などの執筆をし、 車の中でも新幹線の中
でも校正などされるそうで、そのために膝の上に乗せて書く
ことの出来るとっておきの道具も披露していました。
また体を鍛えるために、スクワットやストレッチもされるそうで
す。
全て集中してされ、それが習慣化されていて、ご自分では使える時間が
寿命だと話されました。
医師としての姿勢
50歳台の時にハイジャックされた「よど号」に乗っておられ、
助かった命 の重みを感じ、医師としてあり方を考えたこと、
医療システムは医師が頂点のピラミッド型でなく、医師、
看護士、介護士ボランティア、患者が一体となって作り上
げて いくものとして、現場聖路加病院で取り組んでおられる
こと。
患者への接し方 患者を診ない医療への批判、(レントゲン CT など
のデーターをコンピューターのみをみての診断)
患者用の回転椅子があるのは日本だけで、先生は
立っていって患者の後ろに廻って診察されるそうです。
入院患者への対応も30分はかけるとのこと、3分間
診療と言われる今の医師に聞いてもらいたい話です。
要は「心のタッチ」であること 癌の告知もサイエンス
でなくアートで接する、一人ひとり異なった対応がある。
そして、最後に患者が生きてきて良かったと言える診療を
と。
今日の日野原先生は真っ白なスーツに水色のネクタイと言うモダンな
服装でした。何でもイギリスのサッカーの監督が白いスーツに水色のネクタイ
だった ので、自分もしてみたかったとか、ユーモアもあります。
またオーケストラの 指揮も小沢征二氏のもとでしたり、ミュージカル
「はっぱのフレディー」では 脚本、出演と多彩にうごいてお られます。
日野原氏は75歳までは老人でないと言われます。わたしもあまり老人ぶらず
に少しでも気持ちも若くもっていきたいものです。
私もみました。
寝る時は下を向いて寝るのだって、わたしと同じやなあと思いました。
患者さんを、一番大事になされているから、みんなからしたわれていますね。
相手の立場をわすれない優しい先生だなあとおもいました。
せいぜい欲張らずに、いきましょうね。