12月8日は昭和16年「我、奇襲に成功せり。トラ・トラトラ」の暗号で
ハワイ真珠湾攻撃で始まった太平洋戦争の勃発記念日です。昭和20年
8月15日の終戦まで過酷な戦争を強いられました。多くの犠牲者の上に
今の平和日本が築かれています。
昨夜のNHKのドラマ「最後の戦犯」
終戦のわずか5日前、上官の命令に従って一人の米兵を処刑した
見習い士官・左田野修さん(当時22歳)は岐阜県多治見での3年半余り
の逃亡生活の後、戦犯として裁かれました。
「自分は被害者ではあるが、殺害したことで加害者でもある。」とした
ことで裁判を受け入れました。
日本国内での「最後の戦犯裁判」でした。ー重労働5年ー
逃亡期間中の家族の苦しみ、なぜ自分が裁かれねばならないか、に
戦争責任のありかたを(抵抗できない)思います。
今絶賛上映中の映画「わたしは貝になりたい」(中居正広主演)も上官の
命令によっての捕虜殺害の罪でB級戦犯として処刑されました。
わたしは昔、フランキー堺主演の映画を見ました。「もう一度生まれ変わる
ならわたしは海の底に住む貝になりたい。」の言葉を残して・・・・
また3月に見た映画「明日への遺言」もやはりB級戦犯として処刑された
岡田中将の「部下の責任は司令官のわたしにあり」と我が一身に背負い
13階段を登っていきました。
これらのことは全て、12月8日の開戦がもたらした悲劇でした。全て
犠牲者です。多くの犠牲者を出した
”戦争、全世界にあってはならないです。”
今日は何の日と言えばすぐ言えますからね。テレビではハリーボッターが日本にと言う日だったらしいですが・・・わたしにはそんなことどうでもいい出来事です。