2009年5月12日(火)
昨日の小沢代表の辞任表明で、今日の日刊紙1面TOPは、どこも同じような扱いとなった。
NHKの午前7時のニュースでは、小沢辞任のニュースを引続きTOPで流し、「この問題を徹底的に分析します」と銘打って進行していたが、全く「分析」に値しない素人でも推測できるような中身だった。
日刊紙各誌のWeb版の記事を見ても何も深まることはなかった。
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さて、この問題。少し経緯を振り返ってみる。
3月3日に、小沢党首の公設第一秘書が逮捕された時、当ブログでは、
自民党の議員や役員や現職閣僚までもが献金を受けている状況で、
野党第一党の民主党・党首の公設第一秘書だけをターゲットにした
逮捕は異様である旨を問題提起した。
民主党だけ狙い打ちに、やはり陰湿な背景を感じる
当然、一部のブログで展開された「小沢辞めろ」コールには加わらなかったし、距離を置いていた。
その後、この異様な逮捕檄を裏付けるように漆間官房副長官の「自民党には及ばない」との発言があり、小沢民主党代表の公設第一秘書だけを逮捕したことに政治的背景があったことが明らかになった。そのうえ、漆間氏は日本のスパイ組織の大元締めであることも明らかになった。
「国策捜査」というより “謀略” 民主・官房副長官とみて追及へ
3月24日に、この異様な捜査の結果として第一秘書は起訴された。
その日の内に、小沢代表は記者会見したが、ここでひとまずケジメをつけて辞任するのではなく、続投を表明した。
この辺りから、民主党内外で、小沢代表は辞めた方が良いという意見が徐々に増え始めた。
私も、この時が一先ず撤退し、再起を目指すターニングポイントであったと思う。
ここで、辞任しておけば、その後の民主党ジリ貧、自民党徐々に復調という展開は異なったものになったであろう。
このキーポイントでキッパリ辞めなかったことから、その後辞任するにふさわしい機会に巡り合わず、結局ずるずる先延ばしとなり、昨日(5月11日)という中途半端極まりない次期に辞任せざるを得なくなってしまった。
その言い訳として「連休中に考え続けた」と弁解しているのである。
この次期に辞任を表明すると言うのは、民主党に取って殆どメリットがない。
その上、代表選挙を全国的に一定期間掛けて展開し、マスコミを利用するという戦術も取らずに、国会議員だけで一日で決めてしまうという勿体無いことをしようとしている。
自民党の党首選挙が結局大山鳴動して鼠一匹であったことを反面教師にしたのか・・・?
とにかく、このところの民主党の行動は有権者の期待と大きく乖離していると言えるのではないだろうか?
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3月3日に、小沢党首の公設第一秘書が逮捕された時、当ブログでは、
自民党の議員や役員や現職閣僚までもが献金を受けている状況で、
野党第一党の民主党・党首の公設第一秘書だけをターゲットにした
逮捕は異様である旨を問題提起した。
民主党だけ狙い打ちに、やはり陰湿な背景を感じる
当然、一部のブログで展開された「小沢辞めろ」コールには加わらなかったし、距離を置いていた。
その後、この異様な逮捕檄を裏付けるように漆間官房副長官の「自民党には及ばない」との発言があり、小沢民主党代表の公設第一秘書だけを逮捕したことに政治的背景があったことが明らかになった。そのうえ、漆間氏は日本のスパイ組織の大元締めであることも明らかになった。
「国策捜査」というより “謀略” 民主・官房副長官とみて追及へ
3月24日に、この異様な捜査の結果として第一秘書は起訴された。
その日の内に、小沢代表は記者会見したが、ここでひとまずケジメをつけて辞任するのではなく、続投を表明した。
この辺りから、民主党内外で、小沢代表は辞めた方が良いという意見が徐々に増え始めた。
私も、この時が一先ず撤退し、再起を目指すターニングポイントであったと思う。
ここで、辞任しておけば、その後の民主党ジリ貧、自民党徐々に復調という展開は異なったものになったであろう。
このキーポイントでキッパリ辞めなかったことから、その後辞任するにふさわしい機会に巡り合わず、結局ずるずる先延ばしとなり、昨日(5月11日)という中途半端極まりない次期に辞任せざるを得なくなってしまった。
その言い訳として「連休中に考え続けた」と弁解しているのである。
この次期に辞任を表明すると言うのは、民主党に取って殆どメリットがない。
その上、代表選挙を全国的に一定期間掛けて展開し、マスコミを利用するという戦術も取らずに、国会議員だけで一日で決めてしまうという勿体無いことをしようとしている。
自民党の党首選挙が結局大山鳴動して鼠一匹であったことを反面教師にしたのか・・・?
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