JUNSKY blog 2015

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藤里事件 畠山被告の上告取り下げで無期懲役確定

2009-05-19 23:27:55 | 事件・事故
秋田小1児童殺害事件-109回
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2009年5月19日(火)

 今夜のニュースで、藤里町・児童殺害事件で無期懲役の高裁判決を受けて上告していた畠山鈴香受刑者が、上告を取り下げたことを知った。

 最高裁で闘う意志がなくなったのだろうか?

 従順に受刑者として懲役をこなすことで、早期に刑期を終える方が、長期間裁判を闘うよりは精神的に安定した生活を送れると考えたのだろうか?

 いずれにせよ、あの無能な弁護士たちから『上告取り下げ』の執拗な説得が行われたことは容易に推測できる。
 高裁判決の直後に本人の意志を確認しないまま「上告せず」というミスリードを弁護士自ら犯してしまったので、この醜態を糊塗するため如何にしてでも取り下げさせようとしたのだろう。

 この裁判では、『争点整理』という裁判員制度を意識した手続きが取られた。
これによって、先日の 裁判員制度特別ドラマ 【家族】 のように、裁判で争われるのは、畠山被告が二つの児童殺害を犯したのかどうか及びその動機は何かという根本的なものではなく、「殺意が『計画的か』?『偶発的か』?」という局面に矮小化された。
 従って、マスコミ報道でしか情報を得る手段はないが、それらによれば、物的証拠を吟味した様子は全くなく、もっぱら畠山被告の供述調書の真偽を本人や証人に問うと言うものであったようだ。
 これでは、裁判の最初から、「冤罪ではないか?」という重要なポイントは審議の対象からは外されてしまう。

 裁判員制度では、そのような手続き(『争点整理』も含む)が大手を振ってまかり通るから、先のドラマで谷口みな子(大塚寧々)が奮闘したように、積極的な発言を裁判員が行うことは実際には難しい。

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秋田小1児童殺害事件-109回

【連載第1回目から読む】 「“任意”で16時間の取調べで“自供”?」
 
      第108回へ


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  以下、【さきがけOnTheWeb】 より引用

畠山被告の無期確定 藤里事件
   上告取り下げ

 藤里町の連続児童殺害事件で殺人罪などに問われ、1、2審で無期懲役となった無職畠山鈴香被告(36)が19日までに、最高裁への上告を取り下げた。判決が確定した。取り下げは18日付。

 3月25日の控訴審判決は、死刑を求めた検察側と有期の懲役刑を求めた弁護側双方の控訴を棄却し、無期懲役とした。畠山被告は判決を不服として、上訴期限の4月8日に最高裁へ上告。仙台高検は上告を断念していた。

 判決によると、畠山被告は2006年4月9日午後6時45分ごろ、藤里町の大沢橋で、欄干に乗っていた長女彩香ちゃん=当時(9つ)=が抱き付いてきた際、左手で押し返して藤琴川に落下させ殺害。また5月17日午後3時半ごろ、自宅玄関で、2軒隣に住んでいた米山豪憲君=同(7つ)=の首を腰ひもで絞めて殺害し、同4時5分ごろ、遺体を能代市二ツ井町の米代川左岸の市道脇に放置した。
(2009/05/19 19:16 更新)

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藤里事件終局、住民ら複雑な心情
  「反省感じられない」

 1カ月ほどの間に、幼い2人が立て続けに命を落とした藤里町の連続児童殺害事件。畠山鈴香被告(36)は上告取り下げという形で、自ら事件の幕を引いた—。発生から3年、地域住民からは今なお複雑な心情が伝わってくる。「反省が感じられず納得できない」「子供2人を殺しておいて、被告だけ助かったような内容だ」などの声が聞かれた。遺族は依然として癒えない無念さを吐露した。

 畠山被告や長女彩香ちゃん=当時(9つ)、米山豪憲君=同(7つ)=らが暮らした同町粕毛の朝日ケ丘団地。この日、団地内からは子供たちの笑い声が響いていた。平穏な日常は戻ったかに見える。しかし、多くの住民が判決確定のニュースに顔を曇らせるなど、地域が受けた傷跡は深い。

 団地近くに住む自営業男性(57)は「真相は結局分からず、被告本人から心のこもった反省の言葉はなかった」と残念がる。「死刑ならよかったとは言わないが、被告本人だけが助かったような印象を受ける。十数年で罪が帳消しになるというのであれば遺族があまりにかわいそう。納得できない」と話した。同じく団地近くの農業男性(67)は「いつか出所する可能性があると考えると複雑な思いだ。被告本人が地域の人などを逆恨みしないか心配だ」と話していた。

(2009/05/20 08:49 更新)


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  畠山鈴香被告が上告取り下げ 無期懲役判決が確定 

       朝日新聞 2009年5月19日16時13分

 秋田県藤里町で06年に起きた連続児童殺害事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われて一審、二審で無期懲役とされた畠山鈴香被告(36)が、最高裁への上告を18日付で取り下げていたことがわかった。検察側は上告を見送っていることから、取り下げにより無期懲役が確定した。

 3月25日の二審・仙台高裁秋田支部の判決は、長女彩香さん(当時9)と米山豪憲君(同7)を殺害したと認定。そのうえで、「利欲目的のない場当たり的な犯行」「更生の可能性がある」として検察側の死刑求刑を退けていた。

 仙台高検は上告期限となる4月8日に「適法な上告理由を見いだせなかった」と発表。一方、畠山被告は弁護士などに上告しないと示唆していたが、この日一転して上告した。接見した関係者によると「判決に不服はないが、刑務所に行く前に事件のことを整理したり反省したり考える時間がほしかった」と話していたという。 


真相は闇、遺族無念 豪憲君の父「息子が哀れ」 (河北新報)

畠山鈴香被告の無期懲役確定=本人が上告取り下げ-秋田連続児童殺害(時事通信)

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林真須美被告、死刑が確定 最高裁が訂正申し立て棄却(朝日新聞)


新型インフル 感染者178人 に拡大

2009-05-19 20:24:54 | 医療・福祉
感染者178人に=新たに小学生ら5人-新型インフル(時事通信) - goo ニュース  2009年5月19日(火)16:30

 厚生労働省などは19日、大阪府と兵庫県で新たに小学生ら5人の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。国内の感染者は計178人となった。

 新たに確認されたのは、兵庫県の小学1年の男児ら2人、大阪府の高校生ら3人。男児は既に兄と母親の感染が確認されており、快方に向かっているという。 


休校生徒のカラオケ「お断り」 近畿の店「感染防止」(朝日新聞) - goo ニュース

新型インフル 修学旅行 行き先変更も 宮崎県内 教育現場に波紋(西日本新聞) - goo ニュース

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厚労省再分割案を麻生首相が提唱?!

2009-05-19 15:25:02 | 雇用・労働
2009年5月19日(火)

 このニュースは初めて知ったが、初出は5月15日頃のようだ。

 この度の政府の思惑は如何なものかは別として、私は厚労省を昔のように
  医療・福祉・年金などを管轄する厚生省と
  雇用・労働・安全などを管轄する労働省に

 戻すべきではないかと考えていた。

 一昨年の年金問題に端を発した桝添厚労相の過労ぶりは見ていて心配であった。
 そこに昨年中頃のリーマンショック以来、誰の目にも顕在化してきた雇用の喪失問題への取り組み。
 さらに、今まっただ中の新インフルエンザ対策も待った無し。

 これでは、桝添厚労相が幾ら命懸けで頑張ると言っても限度がある。
この所の桝添さんのお疲れぶりは見ていて気の毒だ。
 一方では、存在感が無く何をやっているかさっぱり解らない大臣たちや、イタリアでワインをしこたま飲んで「好い気持ち」に浸って記者会見をやったり美術品に抱きついて警報をならしたりしている『お馬鹿な大臣』が居るのに・・・
あまりにも忙しすぎ、働きぶりに差がありすぎ。

 桝添厚労相が推進している政策を支持する訳ではないが、やはりこの方の過労はあまりにも見ていて憐れみを感じる。

 桝添さんが、麻生首相の(麻生さんの発想ではないが・・・)分割案を
「重要な問題提起」と肯定的に受け取った気持ちも想像が付く。

 一刻も早く、分割するべきだ。

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  「重要な問題提起」=麻生首相の厚労省分割案に-舛添厚労相(時事通信) - goo ニュース 2009年5月19日(火)14:30

  舛添要一厚生労働相は19日の閣議後記者会見で、麻生太郎首相が厚労省を「社会保障省」と「国民生活省」に分割する再編案を提唱したことについて「重要な問題提起。今後、国民的な議論をすべきだ」と評価した。

 同相は「省庁編成は時代の要請によって変えなければいけない。どうすれば効率化につながるかという視点で、10年ぐらいの単位で見直すのは結構だ」とした上で、「厚労省が1大臣でやり切れないというなら、例えば国土交通省や総務省も同じだと思う」と指摘した。  



厚労省を「社会保障省」「国民生活省」に(産経新聞) - goo ニュース 2009年5月18日(月)08:05


厚労省分割に言及=「社会保障」と「国民生活」に-麻生首相(時事通信) - goo ニュース 2009年5月16日(土)00:30


新型インフル感染者163人に

2009-05-19 09:52:28 | 医療・福祉
2009年5月19日(火)

 まさに時事刻々と感染が広がっている様相である。
このブログの昨日夕方の数字が135人であったが、今朝の新聞では163人となっていた。

 新聞の校了時刻を考えると、それから既に8時間ばかり経っているから、さらに増えているだろう。

 5月9日に最初の感染者が成田空港で確認されてから僅か10日でこの感染者数である。
 昨日の朝日新聞では、ある感染確認者との『濃厚接触者』は二十数人と書いていたから、数千人規模で感染している可能性があり、さらに二次感染・三次感染・・・と全国的な『感染爆発』・パンデミックが起こることも遠い話ではなさそうである。

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  新型インフル感染者163人に

         朝日新聞 2009年5月19日1時23分

 新型の豚インフルエンザの感染が確認された人は19日午前1時現在で、163人(成田空港の検疫で判明した4人を含む)に増えた。感染者の居住地も広がり、新たに兵庫県の尼崎市と三田市、川西市、大阪府能勢町が加わった。大阪市は感染の広がりを警戒し、市内ではまだ感染者が出ていない小学校や幼稚園も含め子どもらの健康調査を始めた。

 感染者数は大阪府70人、兵庫県93人。17日に小6の女子の感染が確認された大阪府八尾市の市立小学校で、新たに同じクラスの男女3人と3年生の男子1人の感染が確認された。確認された学校数は、16日の最初の兵庫県立高2校から、同県と同府内の大学、高校、中学校、小学校など少なくとも16校に増えた。

 幼稚園、小中高校、大学などの臨時休校は、文部科学省によると、大阪府内で1901校・園、兵庫県内で2142校・園の計4043校・園(18日午後5時現在、国公私立)にのぼる。内訳は、大阪府が幼稚園367園▽小学校535校▽中学校535校▽高校275校▽大学・短大52校など。兵庫県は幼稚園532園▽小学校820校▽中学校392校▽高校219校▽大学・短大61校など。

 大阪市では18日、休校を決めた市立幼稚園と小中高校、特別支援学校計522校に通う児童生徒ら約20万人について、健康状態の調査を始めた。新型インフルエンザの予兆をとらえるのが狙いで、20日と22日も電話や家庭訪問で聞き取りをするという。

 一方、神戸市は18日、市立医療センター中央市民病院に入院していた男性4人、女性7人が退院したと発表した。このうち10人は高校生。               朝日新聞 2009年5月19日1時23分