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喉元過ぎれば熱さを忘れる! 熱し易く冷め易い気質

2009-05-31 21:02:06 | 医療・福祉
2009年5月31日(日)

親戚の葬儀に参列するために大阪に行った。

先週まで大騒ぎしていた「新型インフルエンザ」はどうなっったんだろう?

大阪市内でも新神戸駅でもマスクをしている人は殆ど居ない。

1割どころか、1%もいるかどうか?
マスクをしている人を捜す方が困難なほど。

マスクの効果がそれほど無いという報道があちこちで出ていたり、
インフルエンザの感染拡大が一先ず収束したと
政府や自治体が発表したことで、
一気に警戒を解いてしまった という感じ。

マスクをしている私の方が、感染者というか体調が悪い人に思われるのではないかと思ってしまうほど。

マスクが不足していると生産を追い立てられ、生産規模を急拡大していたマスク会社は今度は生産過剰に追い込まれるのではないだろうか?
インフルエンザ“特需”で大儲けをねらっていたはずが、在庫が掃けずに投資に見合う資金が改修できずに不良“債権”となってしまうのでは?

何とも、『熱し易く冷め易い日本人の気質』を示している。

マスクの効果がそれほど無いことは本当のことのようだが、
このマスクの『一掃』は、全般的警戒感の『一気喪失』を示すものであって、今後拡大するかも知れない『鳥型・新インフルエンザ』への対処を考えると心配なことである。


『喉元過ぎれば熱さを忘れる』 と言うが、まだ本当は『喉元過ぎ』ていないのに、潜伏する『熱さ』の方は忘れてしまったようだ。

こんな事態に陥っているのは、政府の広報の仕方や検疫や防疫の体制の不備による感染拡大を表面の情報操作で糊塗しようとしているからではないだろうか?
 
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