恐竜の歯

上は我が家にある恐竜化石の一つ、肉食恐竜アルバートサウルスの歯です。
1988年カナダ・アルバータ州に化石発掘で行った時に200カナダドルで買ってきました。
(他にもおみやげを買うつもりが、この出費で吹っ飛んでしまいました。）
全長5.5cm、小さいながらもずっしり重いです。さわってみると歯のふちにはステーキナイフの
ようなギザギザ（鋸歯）があります。なかなかの迫力です。「あー、この歯にかかって死んだ
草食恐竜もいるんだなー。」とか、かってに想像しています。
アルバートサウルスは、新作「恐竜トリケラトプスとスピノサウルス」（小峰書店、来年6月発刊）
に登場して、スピノサウルスの赤ちゃんを食べようとします。それを見ていたリトルホーンたちが
アルバートサウルスと闘います。でもなかなか手ごわく、ピンチにおちいります。おもしろい物語
ですよ。楽しみにお待ちくださいね。
ところで、恐竜の歯は次から次に生えかわるため、虫歯はありませんでした。1度しか生えかわ
らず、虫歯に悩まされる人間にとってはうらやましい話です。