恐竜だいす記!

恐竜絵本作家の日々雑記帳

やまぐちりょう君の手紙

2011-12-28 08:14:11 | 読者のたよりイラスト紹介
「ばんぺいゆ」を送ってくれた、「やまぐちりょう」君は、11月20日に開かれた天草御所浦島での
ブックフェア「化石探検クルーズ」と、講演会「恐竜博士になろう!」に参加してくれました。
御所浦島ブックフェアの前に、りょう君のお母さんから、「りょうは病気で学校を休んでいますが、
とてもイベントに参加したがっています。」というおたよりをいただきました。そこで講演開始前、
主催者におたよりの内容を伝えたところ、バリアフリーの準備などをしてくれました。
講演開始前「りょう君が来ていますよ。」と伝えられたので、さっそく会いにいくと、笑顔がさわやかな
男の子が・・。これがりょう君でした。なんでも病気が快方に向かい、医師から登校許可がでたので、
イベントに参加してくれたそうです。りょう君良かったね!さてさて、おたよりの文面を紹介します。
「黒川さんへ、ごしょうらでのきょうりゅうのせつめいがとてもためになりました。あと、声を
かけてくださって、ありがとうございます。今はまだ運動ができません。でも行けてよかったです。
こんどまたあたらしい本を書いてください。」お母さんからのたよりも添えられていました。
「御所浦読書フェスティバルではありがとうございました。登校許可が出ていたので(運動制限は
ありますが)思い切ってイベントに参加させていただきました。体の不安と、毎日読んでいる絵本を
書かれている方に会えるという期待に、緊張して会場にいた息子は話しかけられて、「病気はしたく
なかったけど、なってなかったら手紙も書いてなかったかも知れない。そしたら声をかけてもらえ
なかったかもしれないね。」と、最高の笑顔を見せてくれて思わず涙がこぼれてしまいました。
こんなに夢中になれるものがあるっていいな。と思い、大切に見守らなくては。と思いました。
家族3人。とても温かい気持ちになり、すてきな一日でした。」ティラノサウルスより怖い母より。
りょう君、ご家族様、こちらこそお会いできてうれしかったですよ。りょう君、快方に向かって
いることを知ったリトルホーンも喜んでいますよ。これからもおもしろい恐竜の絵本を作ります。
楽しみにお待ちくださいね。
コメント (4)
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