恐竜だいす記!

恐竜絵本作家の日々雑記帳

日本の絶滅動物

2015-04-22 08:50:49 | 作品紹介
前回の記事で、早太郎はニホンオオカミ(ヤマイヌ)だったことを書きましたが、「日本の絶滅動物
(黒川光広作・童心社刊1997年)に、ニホンオオカミのことが描かれています。説明文を紹介します。
ニホンオオカミ:ヤマイヌとも呼ばれる小型のオオカミ。かつては田畑を荒らすイノシシやシカを退
治してくれる「大神」として信仰の対象ともなったが、江戸時代末期、狂犬病がはやったこと、明治
時代、森林開発とヤマイヌ狩りが奨励されたことで減少。1905年絶滅。
現在、山林や里山でのシカやイノシシの食害が問題になっていますが、オオカミがいなくなったこと
で生態系のバランスが崩れたことが大きな原因と言われています。

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