イエスは、10人のハンセン病(らい病)の人が、「私たちに憐れみをおかけください!」と懇願された時、当時はハンセン病が回復したしたことを宣言する権限を祭司たちが持っていたので、「行って、自分を祭司たちに見せない」と、お命じになられました。
10人のハンセン病の人は、奇跡を起こすイエスの力を信頼しています。それで彼らは、まだ癒されていませんでしたが、急いで祭司に会いに行きます。そしてその途中で、イエスに対する彼らの信仰は報われました。彼らは自分がハンセン病から回復し、健康な体になってゆくのを見、また感じるようになりました。
清められ回復したハンセン病の人のうち9人はそのまま進んで行きましたが、サマリア人である他の1人は戻って行ってイエスを捜しました。なぜでしょうか。なぜなら、その人は自分の身に起きた事柄をとても感謝しているからです。その人は大声でエホバ神を賛美し、イエスを見つけると、その足もとにひれ伏して感謝しました。
イエスはそれに答えて、「10人が清められたのではありませんでしたか、では、他の9人はどこにいるのですか。神エホバに栄光を帰するために戻って来たのは、この他国の人のほかにはだれもいなかったのですか」と、尋ねられました。
それから、そのサマリア人の男性に、「立って、出かけて行きなさい。あなたの信仰があなたを良くならせたのです」と、説明されました。イエスはそのサマリア人の男性の信仰を褒めました。
私たちは、イエスが10人のハンセン病の人を癒されたことについて読む時、「では、ほかの9人はどこにいるのです
か」という、イエスの質問に含まれている教訓を、心に銘記しなければなりません。難しいハンセン病を癒されたにも関わらず9人が示した感謝の念の欠けた態度は重大な欠点です。私たちは感謝を表しに戻ったサマリア人のように、神エホバの義にかなった新しい世における永遠の命という確かな約束を含め、神エホバから日々受けている命の糧と霊的糧に感謝していることを示しましょう。(ヨハネ11:54、55.ルカ17:11から19.レビ記13:16,17,45,46.啓示21:3,4)。
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