人は誰でも全き安全と豊かな暮らしを望まれているのではないでしょうか。そのために学問を修め、科学技術の進歩をもたらして来ました。しかし、多くの人たちの誠実な努力にも関わらず、現在は聖書の予告通り、「終わりの日の対処しにくい危機の時代」に生活する状況になっています(テモテ第二3:1~5)。しかし、嬉しいことに聖書は、間もなく、全能者なる神エホバの大いなる日の戦争・ハルマゲドンによって、神エホバのご意志を学び守り行なわない邪悪な者たちを地上から断ち滅ぼすことを予告し、神エホバが神の王国を通し、この地上に義の宿る新しい社会、つまり真の平和の宿る地上の楽園が回復されます(啓示16:14,16;18章~20:3.ペテロ第二3:10~13)。その地上の楽園での生活は、全き安全と豊かな暮らしが保証されています。
神の王国によって回復される地上の楽園では、全き安全な生活になります。男性も女性も、大人も子供も、地上のどこにおいても全き安全、安心の生活を送ることができます。イザヤ11章6~9節の預言の言葉が完全に成就するのです。公正(義)のゆきわたる社会になっています。
さらに、豊かな生活が保証されています。貧困や栄養不足や飢餓が見られなくなり、福祉制度も必要なくなります。イエスは地上に遣わされていたとき、わずか五つのパンと二匹の魚で、男性に女性、子供を含めると1万人以上の人たちが満ち足りるまで食事をさせ、その証拠を見せて下さいました(マタイ14:17,18;15:34~36.マルコ8:19,20)。神の王国が地上を楽園に回復する時、次の預言が文字通り成就します。「神(エホバ)はあなたが土地にまく種のために必ず雨を、またその土地の産物としてパンを与えてくださり、それは必ず肥えて、油に富む。その日、あなたの畜類は広い牧場で草を食う」(イザヤ30:23)。
今日、快適な家を持つことや、働きがいのある満足のゆく仕事を持つことなど到底無理と考えている人たちもいらっしゃいます。不義の多い現在の事物の体制の中で、きつい長時間の労働をしても、自分や家族がその恩恵にあずかることはあまりなく、ほんの一部の人が利益を独占している、と感じています。しかし、神の王国によって、次の預言が成就します。「彼らは必ず家を建て住み、必ずぶどう園を設けてその実を食べる。彼らが建てて、だれかほかの者が住むことはない。彼らが植えて、だれかほかの者が食べることはない。わたし(エホバ)の民の日数は木の日数のようになり、わたしの選ぶ者たちは自分の手の業を存分に用いるからである」(イザヤ65:20~22)。各自の能力を存分に用いることのできる社会になっています。
私たちの生きる日数が「木の日数のようになる」とは、どういう意味でしょうか。神エホバは、み子イエスの贖いの死の適用によって、永遠の命を与えてくださいます(ヨハネ3:16)。地上の楽園で永遠に生きて行く人間に比べるなら、長く生きる木でさえ、生えては枯れてゆく草のように、移ろいやすく見える時となるのです。あなたも神の王国の希望に堅く立つ方のお一人であれば幸いです。
高速道 トラックの列 師走かな 今日の一句
蛯名SAから見る「冠雪の富士山」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます