イエス・キリストは終わりの日に、偽クリスチャンに決して追随してはならないことを警告されました。それらの偽クリスチャンたちは「選ばれた者たち(神エホバのご意志を学び守り行う人たち)」おも惑わそうとして企てをすることを識別するように教えられました。またその偽クリスチャンたちは最終的に厳しい裁きを受けることも予告されました(マタイ24:23~28)。次いで、イエスは終わりの日において「太陽は暗くなり、月はその光を放たない」と予告されましたが、この言葉は何を意味しているのでしょうか。イエスが終わりの日のしるしを次のように予告したことがマタイの福音書に記されています。
「「それらの日の患難の直ぐ後に、太陽は暗くなり、月はその光を放たず、星は天から落ち、天のもろもろの力は揺り動かされるでしょう。またその時、人の子(イエス)のしるしが天に現れます。そしてその時、地のすべての部族は嘆きのあまり身を打ちたたき、彼ら(地のすべての部族)は、人の子(イエス)が力と大いなる栄光を伴い、天の雲の乗って来るのを見るでしょう。そして彼(イエス)は、大きなラッパの音と共に自分の使いたちを遣わし、彼ら(み使いたち)は、四方の風から、天の一つの果てから他の果てにまで、その選ばれた者たちを集めるでしょう」(マタイ24:29~31)。
偽キリスト、つまり偽クリスチャンたちは目に見える様で姿を現します。それとは対照的に、イエスの臨在は直接目に見えることはありません。しかし、イエスの真の弟子の「小さな群れ」と「ほかの羊」の「大群衆」は1914年以降に目に見えるようになりました。(ルカ12:32.ヨハネ10:16.示7:9,14)。イエスが「太陽が暗くなり、月はその光を放たない」と、言われている通り、それは人類史の中で恐るべき時代に起きるでしょう。そうです、これは人類が存在するようになって以来最も暗い時期になるのです。あたかも太陽が日中に暗くなり、月が夜間に光を反射しないかのようです。
さらにイエスは終わりの日には、「天のもろもろの力は揺り動かされるでしょう」と述べて、文字通りの天が不吉な様相を帯びるようになることを予告されています。天は単に鳥だけの領域ではなく、戦闘機やミサイルや大陸間弾道弾や軍事用宇宙探査機が飛び交うところとなります。怖れと暴力は、それまでの人類史でかってなかったほど恐ろしいものになるのです。現在の世界情勢を観察するなら、イエスの預言の言葉が成就していることに、きっと気付かれると思います。
イエスがこの事物の体制を滅びに至らすために来られる時には、世界中の人々・エホバのご意志を学び守り行わなかった人々は、身を打ちたたくことが予告されています(啓示18章。19:11~21)。しかし、エホバのご意志を行なわなかった人々とは、その時永遠の命の切断に入り、エホバのご意志を行なって来た羊のようなイエスの右に選ばれた者・真のクリスチャンたちは命に至り義の宿る楽園に導き入れられます(マタイ7:21から23;25:31~46.ペテロ第二3:10~13.啓示21:4)。
そのため、イエスは終りの日には、「選ばれた者たち」が世界中から集められることを予告されました。現在イエスの予告通り、世界中の239の国や地域で「神の王国の良いたよりが証しのために宣明され」、ほかの羊の大群衆が「選ばれた者」として集められています(マタイ24:14)。現在大群衆の一人として立場を定められる方々は幸いです。
朝の窓 外は静かに 春の雨 今日の一句
庭に咲いている「土佐ミズキ」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます