詩編98編には、「地のすべての者よ、エホバに向かって勝利の叫びを上げよ」と記されていました(詩編98:4)また神エホバは義と廉直さをもって裁きを執行される方であることも明らかにされていました(詩編98:9)。それゆえ、間もなく生じる邪悪な事物の体制の裁きの時も、敬虔な専心を保つ人々にとって、とても楽しみな日として待つことができるのです(ペテロ第二3:10~13)。今日紹介する詩編99編には、「わたしたちの神エホバは聖なる方」であることが記されています(詩編99:3,5,9)。神エホバは「聖なる方」であることをご理解される方々は幸いです。
詩編99編には次のように記されています。皆様方はみ言葉の中からどのような宝を見いだされるでしょうか。
「エホバ自ら王となられた。
もろもろの民は動揺せよ。
神はケルブ(み使い)たちの上に坐しておられる。
地は振るえよ。
2 エホバはシオンにおいて大いなる方、
そしてもろもろの民すべての上に
高くいます。
3 彼らがあなたのみ名(エホバ)をたたえますように。
それは大いなるもの、畏怖の念を起こさせるもの、
聖なるものなのです。
4 そして、神(エホバ)は王の力をもって
裁きを愛された。
あなたご自身が廉直さを堅く立てられた。
ヤコブの中の裁きと義はあなたご自身が
行われたもの。
5 あなた方はわたしたちの神エホバを高め、
その足台に身をかがめよ。
神(エホバ)は聖なる方である。
6 モーセとアロンとその祭司たちの中に、
サムエルはそのみ名を
呼び求める者たちの中にいた。
彼らはエホバを呼びつづけ、神はいつも
自らこれに答えてくださった。
7 雲の柱の中で絶えず彼らに語りかけてくださった。
彼らは神が自分たちにお与えになった
諭しと規定を守った。
8 わたしたちの神エホバよ、あなたご自身が
彼らに答えてくださいました。
あなたは彼らに赦しを与え、
その由々しい行為に対して復しゅうを
する神となられました。
9 あなた方はわたしたちの神エホバを高め、
その聖なる山で身をかがめよ。
わたしたちの神エホバは聖なる方
だからである」(詩編99:1~9)。
上の聖句に記されている通り、神エホバはケルブ(み使い)たちの上に坐す王であり、大いなる方であることが記されています(詩編99:1,2)。さらにエホバのみ名は聖なるものゆえに、ほめたたえるよう命じられています(詩編99:3)。神エホバのみ名はとても重要なのです。ですから、イエス・キリストは祈りの仕方の原則の教えの中で、「天におられるわたしたちの父(エホバ)よ、あなたのお名前が神聖なものとされますように」と、祈るように教えられました(マタイ6:9)。真のクリスチャンは、このイエスの祈りの教えに堅く従っています。あなたも、祈りを聞けば真のクリスチャンは誰であるかが分かります。
神エホバを崇拝すべきなのは、神エホバは力を用い義の裁きを行われる方だからです(詩編99:4,5)。更にモーセなどの神エホバの僕たちはいつも神エホバを呼び求め、エホバの「諭しと規定を守た」ので、いつも神エホバ「自らこれに答えてくださった」からです(詩編99:6~8)。加えて、神エホバを高め崇拝すべき重要な理由は、「神エホバは聖なる方」だからです(詩編99:9)。聖書の巻末の書・啓示には「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者なるエホバ神」と記され、「聖なるかな」と3回繰り返し、全き聖なる方であることを明らかにしています(啓示4:8)。聖なる方エホバが、ご自分の忠節な民の中に自らいてくださるのは、大きな喜びではないでしょうか(詩編99:6)。そのような聖なるエホバ神に近づく方々は幸いです(ヤコブ4:8)。
寒の内 ミルクシチューの 夕餉かな 今日の一句
花屋の切り花の「バラ」
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