私たち人間は、母親の胎内から出産すると1分以内に肺に空気を取り入れる気道がつながり、呼吸が始まります。その時の合図が赤ちゃんが「おぎゃーおぎゃー」と元気よく泣く声です。この赤ちゃんの泣き声を聞き、無事誕生したことを喜びます。私たちは母親の胎内から出産した以降は、呼吸をすることによって命を維持しています。体内で消費された酸素は不要なガスとなり、肺から放出された瞬間に肺の細胞が酸素を取り入れる絶妙な機能になっています。最初の人間アダムはどのように創造されたのでしょうか。聖書にはこのように記されています。「エホバ神は地面の塵(土)で人を形造り、その鼻孔に命の息を吹き入れられた。すると人は生きた魂(命、または体全体)となった」(創世記2:7)。人は呼吸するものとして神エホバによって創造されました。
神エホバの創造する強力な力を生き生きと示す別の証拠となっているのは、地球上の無数の動物です。聖書の詩編148編は、神エホバを賛美する物をたくさん列挙しており、10節には「野生動物とすべての家畜」を挙げています。神エホバは、人間が創造者エホバ神に畏敬の念を抱くべき理由を示すため、ライオン、しま馬、野牛、べへモト(カバ)、レビヤタン(ワニと思われる)などの動物について忠実なヨブに話されたことがあります。その話の要点は何だったでしょうか。人間は、これら強大な動物、飼いならしにくい動物に畏敬の念を覚えるのであれば、自分たちの創造者エホバ神についてどう感じるべきか、という点です(ヨブ38~41章)。
詩編148編10節は、「翼ある鳥」についても記しています。鳥の多様性についても考えてください。神エホバはヨブに、「馬とその乗り手をあざ笑う」ダチョウについて話されました。この体高2.5メートルの鳥は、飛ぶことは出来ませんが、時速65キロで走ることができ、歩幅は4.5メートルにも達します(ヨブ39:13,18)。一方、アホウドリは一生の大半を海の上の空中で過ごします。生まれついてのグライダーとも呼べるこの鳥は、翼開帳が3メートルにもなり、羽ばたかずに何時間も滑空し続けることができます。それとは対照的に、体長わずか5センチの豆ハチドリは世界最小の鳥で、毎秒80回も羽ばたくことができます。翼のある小さな宝石のように輝く豆ハチドリは、ヘリコプターのように一カ所に浮いていることも、後ろ向きに飛ぶこともできます。さらに、渡り鳥の頭に組み込まれた優れた方位感覚能力も考えてみてください。このような神エホバの愛ある備えの設計について考えを巡らしてくだされば幸いです。
詩編148編7節は、「海の巨獣」も、神エホバを賛美すると述べています。地球最大の動物と言われるシロナマスクジラのことを考えてみましょう。この大海の「巨獣(シロナマスクジラ)」は、体長30メートル以上、体重が大人の象30頭分になることもあり、舌だけでも象1頭分の重さがあります。小型自動車ほどの大きさがある巨大な心臓は1分間に9回しか鼓動しません。ハチドリの心臓が毎分約1,200回鼓動するのとは対照的です。息あるものは体重の大きさによって心臓の鼓動回数が適切に設計されています。シロナガスクジラの血管の少なくとも1本は、子供が中を這いまわれるほどの大きさがあります。私たちは心を動かされ、詩編の結びにある、「すべての息あるもの - それはヤハ(エホバ)を賛美せよ」という、勧めの言葉に従いたいと思うのではないでしょうか(詩編150:6)。
次回は、「エホバの創造する力から学ぶ」と、いう内容でお伝え致します。引き続きお読みくださり、偉大な創造者エホバ神に思いを巡らしてくだされば幸いです。
梅雨の雨 合羽姿の 配達婦 今日の一句
お訪ねした家の庭の「アヤメ」
こんばんは♪
私の聖書紹介記事に目を留めてくださり、感謝致します。
「エホバの証人」のクリスチャンの呼称は「イザヤ43:10」に基づき採用されています。
神エホバのお名前は聖書に約7,200回記されていますが、長い間、
神エホバのお名前を「神」、「主」と書き換えられ、多くの方々が忘れ去りました。
現在の聖書は、原本通りに神エホバのお名前が復元されました。
国語辞典ににも、きちんと創造者お名前が「エホバ」と記され、保存されて来ました。
神エホバのお名前はとても重要だからです。
「エホバの証人だけが救われる」という表現は聖書には記されていません。
恐らくだれかがそのように言った言葉と思います。
不正確な表現と思います。
イエスはご承知の通りにみ父エホバのご意志を行う者が、天の王国・神の王国に入ると
教えられました(マタイ7:21)。さらにイエスは唯一まことの神エホバと
エホバのお遣わしになったイエス・キリストについての知識を取り入れることが
「永遠の命」を意味していると、祈りの言葉の中で教えられました(ヨハネ17:3)。
さらに、イエス・キリストの贖いの死に信仰を働かせる者が永遠の命を持てる、
つまり「永遠の命に入る」と教えられました(ヨハネ3:16)。
さらに、聖書は「エホバの名を呼び求める者はみな救われる」と保証しています(使徒2:21)。
ですから、神エホバのお名前がとても重要です。
また、イエスは神の王国の良い便りの真理を証しし、全地で証しするようにご指示されました(ルカ4:43;8:1.マタイ4:23)。
ですから、神エホバのご意志の中で、神の王国の良い便りの真理を証しする業に
加わり、「互いを愛する」ことが出来ているかどうかも、救いの重要な要素になります(ヨハネ13:34,35)。
更に「肉の業」を離れ、「霊の実」を培い、守り行なっている必要もあります(ガラテア5:19~23)。
ご承知の通りに、「エホバの証人」のクリスチャンが自動的に救いに至るのでありません。
イエスは最後まで忍耐し、エホバのご意志を行った忠節な者が救われる、と教えられました(マタイ24:13)。
最後まで忍耐し、神エホバのご意志を守り行ない、汚れも傷もない、
安らかな者として見いだされる必要があります(ペテロ第二3;13,14)。
「エホバの証人」のクリスチャンたちはエホバのご意志と、
イエスの教えを守り行なう「思慮深い人」として歩むクリスチャンたちなので、大多数は
救いの道を歩まれています。
しかし、神エホバの教えを日毎に学び、ご意志を最後まで守り行なう人たちの「大群衆」が救いに至ります(啓示7:9,14.啓示18章~19章)。
ですから、 「エホバの証人」のクリスチャンたちだけが、
自動的に救われることになるのではありません。
エホバのご意志を守り行なう、義なる者、温和な者として歩む、神エホバに是認される者が救われます(詩編37:29.マタイ5:5)。
要旨をご理解くだされば嬉しく存じます。
感謝を添えて♪
私たちが救われ、永遠の命に至るために、
イエスが「羊をやぎから分ける」話しをされたマタイ25章31節~46節も
お読みくだされば幸いです。
羊として見いだされる者、つまり義なる者として見いだされる者は「永遠の命に入ります」。
そのためには、何を行う必要があるかが、分かります。
「エホバの証人」のクリスチャンたちは、神エホバのご意志・イエスの教えを守り行なっていますので、
裁きの日に、羊として見いだされ、
永遠の命に導かれる見込みがあります。
イエスの教えられた多くの事柄が関係していますが、ご理解を深めてくだされば
嬉しく存じます。
エホバの保護と祝福が豊かでありますように、み子イエスの名を通して
お祈り致します。アーメン!
感謝を添えて♪