城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

秋風吹く冠山 21.9.1

2021-09-01 17:20:48 | 山登り
 毎日登る城台山でも秋の訪れを城跡で吹いている心地よい風で感じ始めた。1000mを超えるような山ではさらに秋を感じるような風と景色に出会うことができるであろうと参加したのが岐阜と福井県境にそびえる冠山(1256.6m)。当初は金草岳を計画したのだが、午後の天気があまり良くない予報だったので、冠山が選ばれた。2016年の秋に2週(そのうち一回は高校の同級生たちと、このグループは「あかねハイキンググループ」と自称し、年2回程度低山を登っていた。やめて久しいが懐かしい思い出となっている)続けて登って以来だから、5年振りとなる。

 昔から、私たち岐阜県民は岐阜の「マッターホルン」と呼んでいた。県境にあるのだからこの僭称は福井側から文句が出るかもしれないが、福井側からの姿を見たことがないので許していただきたい(半ば冗談でもある)。冠山峠の手前の道路から見るのが一番良いので、運転のEさんに停めていただいて写真をぱちり。路側のススキの先にやや暗い雲もたちこめていたが、冠山はやはり端正な姿をしていた。

 岐阜のマッターホルン 岐阜県側は岩壁となっている

 冠山峠には先行者はいなかった。

 峠 8:25
ゆっくりと歩き出す。ときどき冠山の頭の部分が顔を出す。

 8:32
そして登山道脇に見つけたのはツルリンドウ。いたるところで咲いている。

 8:43
冠平が見えてきた。

 8:47
9時35分冠平に着いた。

 どなたかが置いていったカッパ君? 今はやりだそうだ

 冠平から山頂を望む

 休憩後、山頂に向けて出発。ガレ場付近で夏秋の花を見つける。イワショウブ、カライトソウ、リンドウ、アキノキリンソウなど。

 イワショウブ

 カライトソウ

 リンドウ1

 リンドウ2

 山頂に到着 10:03
山頂からの展望はあるものの、ぼんやりしていてなかなか同定は難しい。奥揖斐の山々は標高がほとんど1000mから1300mくらいなので特徴のある蕎麦粒山などを除くと意外と難しい。

 若丸、能郷白山方面

 早いお昼は冠平で食べることにした。凍らせたブドウの差し入れごちそうさまでした。

 帰りの登山道 紅葉時だときっと素敵だろうな

コメント
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