醸楽庵(じょうらくあん)だより 

主に芭蕉の俳句、紀行文の鑑賞、お酒、蔵元の話、政治、社会問題、短編小説、文学批評など

醸楽庵だより   29号   聖海

2014-12-13 10:07:02 | 随筆・小説
 
第46回衆議院選挙で自民党は大勝したとしても一年半、安倍政権は持た
 ないだろう。

  アベノミスクは失敗している。赤裸々に安倍政権の支持率が急降下する
前に衆議院を解散した。これが私の見方である。大義名分もなく安倍政権の
延命をはかるだけの税金無駄遣いの選挙である。
 2014.12.9、IWJで小沢一郎氏に岩上安身氏が一時間を超えるインタヴュー
している。この中で小沢一郎氏は安倍政権はこの選挙で勝つことができても
一年半はもつまいと、述べていた。理由は今のままのアベノミクスをすれば、
非正規社員がますます増える。いくらおとなしい日本人だとはいっても低賃
金勤労者の不満が爆発するであろう。また海外の状況が安倍政権の継続を許
さないのではないかと言っていた。特に中国の経済が悪化すると大変なこと
が起こる。世界的な出来事になろう。中国の動向に注目していると、述べて
いた。中国経済が悪化すると日本の経済が立ち行かなるということを小沢一
郎氏は言っているのだと理解した。
 また安倍政権の暴走を食い止めるとリベラルな政治家が選挙戦で述べてい
る。このような主張にたいして小沢一郎氏は暴走するほどの度胸が安倍晋三
氏にはないだろうと言わんばかりの発言もあった。だから暴走はできないし、
しないだろうとも言っていた。仮に今度の選挙で自民党が大勝したとしても、
憲法9条を改悪する自民党憲法案を通すようなことはしないだろうというよ
うなことだった。