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2018年6月25日(月)
女峰山山頂
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一里ヶ曽根についたものの、心を砕くようなガレ場の激下り。
この先何回の登り返しに耐えられるだろう、と弱気になったりする。
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平らな所でホッとしてもその先のアップダウンが目に入る。
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ただ、山が大きく、いくつかの山を越えてゆく分、男体山(表)と比べ岩登りは少なく、
植物の多い歩きやすいトレイルが続き楽しめることも事実。
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さて、ここまで来てようやく女峰山山頂部分が見えてきた。
と言っても、この時はどれが山頂だか全く確信がなく、
登って、登って、まだあの一番右端の高い所まで!?、と思っていました。
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とりあえず、まだきつそうな登りが続く。 ゆっくり行こう。
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あら。 イワベンケイかな? 少し植生が変わってきた?
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まだこの先厳しそうな登りが見える。 この辺りで時折風が強く当たり寒くなったりもしたので、
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風の当たらない側の斜面で 11:30ごろだったため、小さなスペースを見つけ、
お昼ご飯を食べながら長めの休憩にしました。
こうなると午前中に頂上にはつかないでしょうが、その前にバテてしまってはしょうがないから。
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写真右奥に日光市街地が見える。 大して離れていないのに、私は今すごい秘境にいる気持ち。
正面に見える大きく崩れた斜面の下の方が雲竜渓谷かな。
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少し休んでお腹も満たされたらやる気も出てきました。
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モモクリさんでも山頂まで5時間ほどかかるのだ。
私はこの時点で6時間以上経過している。 でも、お昼ご飯もすんで自分の立てた計画より40分遅れ程度なのだ。
「だから、たぶん大丈夫」と信じてゆく。
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山頂近くになり、このような登りもありました。
岩のトレイル、だけでなく、ズルズルと滑りやすい細かい砂利のようなトレイルもあり、最後の方は神経を使いました。
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ただ景色がこうなると、なんとなくもうたくさん登るところは無いようで、なんだかとても清々しい!
追い抜いて行った人がもう下山してくるけど、私だってきっともうすぐだ!
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うしろを振り返ると、先ほどよじ登ってきたピークの後ろにぐるっと歩いてきた稜線が。
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そしてここが最後の登り? 違うかも?
いやいや、祠が見える。 人が立っている。 その上に十字架のような山頂名板らしきが見える!
もうきっとここが最後だ!!
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と思うと、「もうどんなに時間がかかってもいいや!」と可愛いお花に取り掛かる。(えw
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最後まで癒しを、慰めを、ありがとう!! と立ち上がり、一歩一歩上へ上へ、と登り詰めてゆく。
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なんだかもう、それはそれは晴れ晴れとした明るい気持ちで、顔はニヤニヤとしてここに立つことができました!!
そして帽子を脱いで、柏手を打ち、「ありがとうございます!!」と頭を下げると同時に、
グッと熱いものがこみあげてきました。 緊張の堰が緩んであふれ出したかのように。
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そして、夢にまで見た女峰山山頂。(12:29)
一生立つことはできないかもしれない、と思っていた。
他にもそんな場所は山ほどあるわけだけど、やはり女峰山には立ってみたかった。
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その夢が叶った。