2018年7月9日(月)
昨年8月27日、初めてグリーンシーズンの至仏山に登りました。 グリーンシーズンでお花が見られたとは言え、8月下旬ともなれば秋の入り口。 今シーズンは山開き直後の至仏山に登りたい、と思ってはいたものの、行くことができず。 けど、「今週だってまだ遅くはないだろう!」と出かけてきました!
予報では天気も良さそう。 前週に行ったことは知っていましたが、トレッキングさんを誘うと快くOKしていただき、「6時半には鳩待行きのタクシーに乗りましょう」という計画で集合。 6時には駐車場を出発できました!
快晴の下、鳩待~山ノ鼻~至仏山~小至仏山~鳩待、でぐるりと行きます!
前日の予報では午後には雨が降るかも、という話。
さて、どうなりますか。
山ノ鼻へ下ってゆくトレイル沿いから色々なお花。
中でも目についたのがオオレイジンソウ。 一部電気柵で区切られたものもありました。
漢字では大伶人草と書くのですが、伶人とは雅楽の演奏者のことで、
伶人が被る冠に花が似ているからこのように呼ばれるそうです。
烏帽子のようなものみたいです。
大きくなったミズバショウの葉に囲まれた実。
photo by トレッキングさん
テンマ沢に来たらたくさんの実がなっている写真が撮れるかと思っていましたが、まったくない。
クマが食べちゃったの!?(;^ω^)
VCの方が事前に採ってしまった?
ひんやりした気持ちよい森の中を進み、8時前に山ノ鼻に到着。
トイレに行ったり、おやつ休憩でゆっくりしました。
さて、いよいよ行きますよ!
photo by トレッキングさん
途中ほかのグループの方と記念撮影の撮り合いをしたり、
「湿原のお花はどうかな~?」とゆっくり進みます。
こんなにお天気良いのに、月曜日とは言えほとんど人のいない尾瀬。
サワランとワタスゲがあちこちに。
けど、トキソウは見られなかった。
湿原を抜け登山道に入る。
やっぱり夏! こんなにこんもりと囲まれている!
ミヤマダイモンジソウ
ウラジロヨウラク
これはショウジョウバカマの実ですか?
下はナツトウダイ?
あちこち良く咲いていると聞いていたコバイケイソウが見られた!
キスゲも群生ほどではないけれど、良く見られた。
シブツアサツキ
咲いている物は見られなかった。
タカネバラ
こういう階段もところどころに。
ウサギギク
これはシュロソウ? ムラサキタカネアオヤギソウ?
下はウスユキソウですかね。
これ自体は緑だし、シュロソウ、アオヤギソウが良くわからない。
これはユキワリソウかな?
タカネシオガマ
標高が上がってくると、岩の合間にあれやこれや。
ジョウシュウアズマギク
随分と登ってきました!
雲がたくさん湧いてきてしまいましたが、いつ見ても良い景色!
そしてこの辺の岩の合間には様々な植物がお花を咲かせており、まったく進まない。w
ホソバヒナウスユキソウ
エーデルワイスに似ていますが、「蛇紋岩に生える蛇紋岩変性植物」ということだそうです。
お花いっぱい。 トンボも来た。
ジョウシュウアズマギク
ムシトリスミレ
チングルマは花穂。
オゼソウ。 めったに見られないのかと思っていたらググっと群生。
シナノキンバイとコバイケイソウの群落。
クモイイカリソウ
シナノキンバイ
ハクサンイチゲ
そしてようやく山頂へ到着。(12:40) CTより倍くらいの時間がかかってしまいました~!
新潟方面は真っ白ですが、それ程風もなく、寒くもないので助かります。
山頂でお昼ご飯にしました。 下りも時間がかかりそうだなぁ。。。w