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2020年6月27日(土)
塩船観音寺 アジサイ
緊急事態宣言が解除になったものの、なかなか感染者数が落ち着かない東京だ。 それでも解除になったことを理由に自分は何度か山に出かけてきた。 が、そろそろ母ともお出かけしないと申し訳ないという気持ちになってきた。 まだそれ程遠くに、泊りで行くような気持にはなれないが、少しはゆっくり贅沢したいと思い、1時間強ほどで行ける温泉宿の「お部屋食事つき日帰り入浴」に行くことにした。
以前棒ノ折山に登った時には「さわらびの湯」に入ってきたが、近くに大松閣というお宿があり、そこに入浴しに行った人のレポを見て行ってみたいと思っていた。 が、山後にはちょっと贅沢すぎる。 で、今回思い出しそちらを利用させてもらった。
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せっかくのお出かけで温泉だけではもったいないと思い、こちらも以前から訪ねてみたかった青梅の塩船観音寺にまずは寄ってみる。 こちらは圧倒的なツツジのお寺として有名で、今年こそは見に行ってみようと思っていたがこのコロナ騒ぎ。 けれどアジサイもたくさん見られるとのこと。 もしかしたら終わっているかもしれないけど。。。
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8:30ごろの到着で駐車場は3台目くらい。 人はほとんどおらず。
アジサイもまだ咲いていた。 これは良かった。
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入口の仁王門から御本堂まで、いくつかのお堂は全て茅葺屋根。
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そして護摩堂弘誓閣の周囲は有名なツツジの斜面。
これはもともと谷戸だったのだろうか。
このツツジが色とりどりに咲き、それは見事らしい。
アジサイが見られるのは正面斜面の向こう側。
写真左奥の塩船平和観音様を経て、向こう側に行ってみる。
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斜面のこちら側は霞丘陵自然公園に隣接しており、
ザックを背負って歩いている人も見かける。
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薄日も射すような梅雨の中休み。 ちょっとのアップダウンで汗が噴き出る。
私も登山ウェアを着てくればよかった。
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アナベルかな。
私はツツジの稜線をグルッと歩いてアジサイを見に行ったが、
母は本堂裏からアジサイの斜面の方に出て見てきたとのこと。
良い運動になっただろう。
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その後大松閣に向かったが、途中おいしいと評判のパン屋さんに寄ったり、さわらびの湯手前にある「農林産物加工直売所やませみ」に寄ったりもした。 名栗湖周辺は宮沢湖のメッツァに続き北欧風にするそうで、「ノーラ名栗」という施設がこの夏オープン予定だったが、その後どうなっているのだろう。 直売所やませみもその一環で、今回行ったらムーミン絵柄の小物や、北欧風の小物なども売られていた。 でもここにきたらやっぱり名栗まんじゅうなんだろうなぁ、と思う。
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大松閣さんの食事つき入浴プランはとても満足のいくものだった。 家から程よく離れ、しかも静かな山の中。 露天風呂のある温泉にゆっくり浸かり、その後部屋でくつろげるのはやはり良い。 タオルも浴衣も貸してくれるので、湯上りの汗も気にならない。 地元の季節の食材を使った食事も美味しく、食後にはもうひと風呂浸かる時間があった。 お風呂場近くには冷たいお水と狭山茶が飲めるようになっていたり、泊りや部屋付き日帰り入浴の客は上の写真の部屋が利用できる。 たくさんの本が置いてあり、コーヒー、紅茶などがセルフで飲み放題。 そういうサービスがとてもうれしい。 宿の横には澄んだ沢が流れ、子供でも安全に水遊びができるよう適度に整備されていた。 本流の名栗川では川釣りや川遊びの駐車場もオープンされていた。
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帰りがけにブルーベリー摘みを楽しみ、家路についた。 遠くへ泊りに行くのも良いが、このくらいの距離で贅沢をするのもかえって疲れず気軽で良い、と思った。 こんな時期だからそう思うのかもしれないが。
緊急事態宣言中は隣の母とも会話するのをためらわれたが、今回は久しぶりにたくさん話もでき、とても楽しかった。