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アカバナユウゲショウ (5/2)
アカバナ科マツヨイグサ属。 花が夕方開くことからこの名前が付いた、とあるが昼間から咲いている。 南アメリカ原産の帰化植物。 明治時代に渡来。 日本各地に野生化している。 ということ。
団地の芝生に毎年たくさん花を咲かせるし、可愛らしい園芸種の花のようなので、誰かが種をまいたのかと思ったが、自然に増えたものかもしれない。
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アカバナと言えば山に咲いている小さなあのお花を思い浮かべるが、あちらはアカバナ科アカバナ属でこの花とは違う種類になるらしい。 また、マツヨイグサと言うと「ツキミソウ?」と思ってしまうのだが、マツヨイグサとツキミソウは違う花。 マツヨイグサは色々種類があるが黄色の花で、多くの人がこちらをツキミソウと思っているのではないか、と。 私もそうだと思っていた。 が、ツキミソウは真っ白な花。 夕方から夜に咲き、しぼむにつれてピンク色になるそうだ。 両方ともアカバナ科マツヨイグサ属である。 その白いツキミソウはどこかで見られるのかなぁ。 アカバナユウゲショウはとても小さな花だが、花びらやシベの感じはツキミソウとよく似ている。
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アカバナユウゲショウとともに、もう少し低い所で黄色一杯に染めていた花が目についた。 黄色いカタバミかと思っていたが、よくよく見ればもっと小さくて丸い。 「何だこれ?」と更によく見れば小さな花が固まって丸くなっている。
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「コメツブツメクサ」という花らしい。 これはマメ科シャジクソウ属。 へぇ~。 シャジクソウと言えば高峰高原なのだが、団地に群生しているシャジクソウ属のお花もあるのだな~。
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ご近所のマメ科シャジクソウ属の代表と言えばシロツメクサ。 もちろん今回初めて知ったのだが。 そうか、みんな花がマメの花っぽくて丸くて似てるんだわ。 そしてシャジクソウ属のお花の特長は受粉後に花が落ちず、順に下向きになることだそうだ。
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コメツブツメクサによく似た花でコメツブウマゴヤシ(マメ科ウマゴヤシ属)という花があるが、そちらは受粉後は花びらが落ちるのだそう。 なるほど~。
遅まきながら、ブログ15周年、おめでとうござ
います。
外出自粛中の気分転換の近くの散歩、これまであ
まり目を向けなかった野草ですが、外来種が増え
それなりに楽しめる程に増えましたね。
お蔭様で名称不明だった小粒の黄色の金平糖のよ
うな花名、コメツブツメクサが判明しました。
新しい発見も良いですが、それにしても雄大な景
色を眺めたり、可愛いい高い山の花々が恋しくな
りますね。
外来種は増えて在来種を圧倒してしまったり、困ることも多いようですが、
江戸時代~明治時代ごろに観賞用として持ち込まれたものが多いようで、
昔の人たちも華やかで珍しい花を見たいと思っていたのだろうな、
と思うと憎んでばかりもいられません。
調べているとあれもこれも、となかなか面白いものです。
もちろん山の花も気になりますけどね~。