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2024年1月8日(祝・月)
日本平より望む富士山と駿河湾
冬になったら行ってみたかった焼津アルプス。 さらには「どうする家康」終了記念も重なり、新年初の遠出は焼津方面に決定! 普段滅多に使わない東名高速道路は、自身の運転で御殿場より先に行ったことが無いので、こちらも初物。 見たい行きたい場所が盛りだくさんな為、正月疲れをいやすために一泊で出かけることした。
出発日は 1/8(祝・月)という事もあり渋滞を心配したが、出発は 5:30くらい。 一日目は観光だから、ゆっくりと。 それでも仕事の車が少なく道路はスムーズだった。 まずはなるべく早い時間にしっかり富士山を拝もうと向かった先は「日本平」。 「どこで富士山がきれいに見えるかな~。」ととりあえずは「日本平夢テラス」に行ってみる。 小高い丘に立てられた建物3階部分にはぐるりとテラスが巡らされ、360度の展望を拝むことができる。
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西側には日本平ロープウェイの日本平駅と駐車場。
久能山東照宮にはここからロープウェイで下るか、久能山麓から 1,159段の階段を歩いて上がるか、のどちらか。
左に見えるのは駿河湾、正面に見える山並みが焼津アルプスだ。
高いピーク左の方から花沢山、高草山、満観峰、と続く。
花沢山の下には日本坂トンネルが走っている。
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上写真より少し北方向には静岡市駿河区~葵区のビル群。
ビル群の中、島のように浮き出た山の連なり、左先端辺りが新静岡駅、静岡駅、そして駿府城公園がある。
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北には南アルプスの白い山が見えた。 左の方は新田岳、茶臼岳、右が聖岳の様だ。
手前右の大きな双耳峰のような山は竜爪山らしい。
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そして東には富士山、愛鷹山、箱根の山々。
手前には駿河湾と三保松原海岸。
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上の写真より少し南側に向くと、遠望左端に箱根の神山、
写真中央海岸線に低い山の連なりは沼津アルプス(香貫山 徳倉山 鷲頭山)
右に大きいのは伊豆半島。
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日本平夢テラスや周囲の展望所、駐車場などを見て歩いた。
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日本平夢テラスから少し歩いたところに茶畑があったのでそこから一枚。
散策を楽しみ 10:30頃車に戻って出発。
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久能山麓の商店街。 いちご農家さんなどが経営するお店が立ち並ぶ。
この辺りに駐車して表参道の階段を上がって「久能山東照宮」をお参りする。
商店の駐車場は買い物をすると無料になったりするが、基本料金は場所によって様々。
表参道に近い程高いのは仕方がないが、この時期どうやら季節料金らしく調べてあった料金より高かった。(1,000円/回)
少し離れた場所には 500円/回の駐車場も有った。
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1,159段の階段は段差が低く整備され、とても上りやすくあっという間だった。
景色も大変良い。 麓に見えるビニールハウスは多分全部いちご。
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社務所辺りまで上ると寒桜が咲いていた。
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階段を上ったご褒美に、麓のいちご屋さんで買った「いちご餅」を頂き休憩。
これ美味しかった~!
休憩後参拝させていただく。(社殿・博物館 800円)
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唐門
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家康公御手形(38歳時 推定慎重155~159cm)
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玉垣の彫刻 白うさぎ
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御社殿 拝殿など
どこもかしこも三つ葉葵の御紋がいっぱい
さて、
この中でひとつだけ他と違う御紋がある
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左端の御紋が逆さになっているが、これが「逆さ葵」
「建物が未完成であることを表し、さらなる発展への願いが込められている」のだそう。
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神廟
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「金のなる木」
「金のなる木」について家康公が自ら筆をとられ三本の木を描き、
「よろず程のよ木(すべてほどよき)」「志ひふかき(慈悲深き)」「志やうぢ木(正直)」
と書かれ「これを常々信用すれば必ず富貴が得られよう」と仰せられました、という遺話。
参拝後は久能山博物館を拝観した。
テレビでも拝見した金ぴかの甲冑、金陀美具足や洋時計。
「これが千姫にあげようとしていた鉛筆かなぁ~」というものや、身の回りの様々な物。
展示されているもの以外にも収蔵品がたくさんあり、時期や季節により度々展示品が変えられるそうだ。
久能山東照宮の参拝・見学を終えすっかりお腹が空いてしまった。
最初は久能山麓のいちご屋さんで美味しそうないちごパフェなど食べたかったが、
甘い物よりご飯が食べたくなり、「海の幸だ!」と「三保松原」へ向かった。
幸い駐車場にすんなり停められ、すぐ近くのお店で昼ご飯。
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「清水港海鮮 まぐろ屋」さんのまぐろづけ丼
本当に美味しかったわ~、これ!
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三保の松原
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羽衣の松(三代目)
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砂浜から富士山
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奥に伊豆半島
清水港に大きな船が行ったり来たり
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海を離れ御穂神社へ。
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羽衣の松の公園からこの松並木の歩道「神の道」を歩いて神社まで来られる。
御穂神社への参拝も終え 15:30過ぎ。 再び日本平へ行ってみる。
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真っ赤とはいかなかったが、良い色で太陽は沼津アルプスに沈んで行った。(16:46)
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桃色に色づいた富士山。(16:50)
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富士山夜景 (17:21)
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日本平からの星景 (18:25)
震えあがるような寒さでもなく、早い時刻に星景まで撮ることができ、大変うれしかった。 久能山、三保の松原は長女が小さなころ私の父との思い出深い旅行地でもある。 多分今回はそれ以来初めて。 そして「どうるす家康」を観て家康にまつわるあちこちに行ってみたい、と思っていた最初の訪問。 時間があれば駿府城公園や静岡浅間神社も訪ねたかったが、それはまたの機会だ。 その後ホテルに向かい、翌日の登山に備えゆっくり休んだ。
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