「ジャニーズ事務所が、新型コロナウイルスの対応に当たる医療機関に寄付する防護服1万着が3日までに、北京から空輸で日本に到着した。嵐の相葉雅紀(37)が、成田空港・日本航空貨物ビルを訪れ『このたびは輸送のお手伝いいただき、ありがとうございました』と感謝。代表として物資を受け取った」「日本航空が無償で輸送協力した」(以上、「ネットニュース」)
同ニュースは、「防護服3万3000着、医療用マスク30万枚、抗菌用マスク20万枚(8000万円相当)を寄付するとしていた」同事務所は、「さらに医療用ガウン『アイソレーションガウン』5万枚、3層マスク23万枚を追加すると発表。購入費は3億3000万円に」と伝えています。
4日、政府の専門家会議が開かれ、「日本でPCR検査が拡充されなかった理由」として、6点を挙げました」その一つに、「検体採取者および検査実施者のマスクや防護具などの感染防護具などの圧倒的な不足」指摘しています。
「現状をみれば6日の期限での解除が困難であることは理解できよう。だが、これまでの政府対応の結果であることも忘れてはなるまい。政治と行政システムの劣化をこれほど見せつけられたことはあったろうか」
この一文は、「神奈川新聞」5日付「社説」の冒頭部分です。私は「社説」氏の「怒りを抑えた心情を強く感じました。「社説」はさらに次のように述べています。
「この間、政府は何をやってきたのか。『瀬戸際』『正念場』と情に訴えて自粛を要請する一方で、医療態勢への手だても経済活動への目配りもお粗末だった。対策は後手に回ってきたと言うほかない」
「国民不在のまま政権にただ固執するような姿勢が、いまの不信に拍車を掛けているのではないか。隠ぺいや改ざんを重ねてきた政権の体質が、疫病禍という危機であぶり出されているように映る」
一つのプロだクッションが、国民の命と健康を守るために、こうした努力を行っていることに、国民の一人として心から敬意を表したいと思います。それに比べて、安倍政権の対応は、政府の体をなしていない、日本には、国民の命と健康を守る本物の政府はないのか。「神奈川新聞」の「社説」氏と全く同様の気持ちです。
安倍政権のこれ以上の裏切りを許さないためには、国民と与野党が、いままでのいきがかりを乗り越えて、協力する態勢をつくり、国民の期待に応える新しい政治をつくり、スピーデーに前にすすめる以外にないのではないでしょうか。
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