宮応かつゆきの日本改革ブログ

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”集団的自衛権、危険な暴走だ” 「憲法9条は世界遺産、絶対だ」 古賀 誠自民党元幹事長

2014年05月13日 | 憲法・平和・人権

 「週刊 朝日」(5月23日号)に、古賀 誠自民党元幹事長が、「インタビュー」に答え、安倍政権の「危険な暴走」を厳しく批判しています。 すでに、お読みになった方もいらっしゃるかとも思いますが、紹介させていただきます。

 「一国の総理という立場になったら、何もかも信念で突っ走っていくというのではいけません。 国民の生命と財産を守る、たった一人のリーダーですよ。 今の姿勢はきわめて危険だし、暴走といわざるを得ません」

 「日本を取り巻く安全保障の環境が変わってきた、だから自衛隊の位置づけや憲法についての議論が起きてくることは否定しません。 しかし戦後69年、あの荒廃から今日の繁栄がある根底に現行憲法があったということは紛れもない事実です。 とりわけ憲法9条について私は『世界遺産』だと思っています。 大切にしたいし、大切にしなければならない。 歴代の政権も集団的自衛権については『憲法9条が許容する必要最小限の武力行使の枠を超えるもので行使しない』ことを長年積み上げてきました。 それは非常に重たいものです」

 「今は状況が代わって見直すというのであれば、定められた国会の手続きに従って憲法9条を改正してから、集団的自衛権の議論に入るのが本筋ではないか。 政治は王道を歩むべきです。 憲法解釈の変更というのは不十分な手続きだし、国民にとっても不幸なことだと思います」

 古賀氏は、過去の戦争と憲法9条について、次のように語っています。

 「あの戦争で父親や夫、兄弟を亡くした戦没者遺族の生活がいかに悲惨なものであったか。 私は父を亡くし、姉とともに貧しい母子家庭で育ちました。 還暦のとき、父が亡くなったレイテ島の洞窟にも行きました。 食料もない、弾もない。 なぜこんな知らないところで妻子と別れ死をまたなければならなかったのか。 父もさぞ無念だったと思います。 平和ほど尊いものはありません。 憲法9条は絶対です。 これらのことを次の世代に伝えていく責任があると思っています」



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