日本共産党はきょう創立99周年を迎えました。「しんぶん赤旗」には各界の著名人の方々のコメントが掲載されました。大変激励されました。15日付「主張」は「コロナ感染拡大と政府の失政によって国民が重大な苦難を強いられる中、日本共産党は『命を最優先』の政治の実現に向け全力を挙げています。日本の未来を開くため、役割を果たす決意です」と「決意」を表明しました。
私は、戦前の党活動の経験はありません。この間、地区党学校で「党史」を担当しました。組み尽くせない戦前の先輩たちの活動と教訓が日本共産党の原点だということを改めて学びました。そいした思いから、「綱領」の第1章の一部を紹介させていただきます。
日本共産党の綱領の第1章「戦前の日本社会と日本共産党」の冒頭部分には、次のように記述されています。
「日本共産党は、わが国の進歩と変革の伝統を受けつぎ、日本と世界の人民の解放闘争の高まりのなかでに、1922年7月15日、科学的社会主義を理論的な基礎とする政党として創立された」
「侵略戦争は、2千万人をこえるアジア諸国民と3百万人をこえる日本国民の生命を奪った。この戦争のなかで、沖縄は地上戦の戦場となり、日本本土も全土にわたる空襲で多くの地方が焦土となった。1945年8月には、アメリカ軍によって広島、長崎に世界最初の原爆が投下され、その犠牲者は2十数万人にのぼり(同年末までの人数)、日本国民は、核兵器の惨害をその歴史に刻み込んだ被爆国民となった」
「ファシズムと軍国主義の日独伊三国同盟が世界的に敗退するなかで、1945年8月、日本帝国主義は敗北し、日本政府はポツダム宣言を受諾した」
「反ファッショ連合国によるこの宣言は、軍国主義の除去と民主主義の確立を基本的な内容としたもので、日本の国民が進むべき道は、平和と民主的な日本の実現にこそあることを示した。これは、党が不屈に掲げてきた方針が基本的に正しかったことを、証明したものであった」
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