我が農園でも古株のこの梨の木は、チャボ梨といって、成長しても人間の背丈程しかならない。当時タイマイをはたいて手にいれたのだが、気候にマッチングしないのか、謳い文句と違い、猿も一口かじってポイと捨てるほど、石の様に硬い、伊豆ボケ老人と同様、煮ても焼いても食べられない代物だ、それはそれなりの存在感がと身勝手で・・・偏屈で石頭のところも共通する。
昨年はこのバンレイシの仲間のポポーが沢山結実し豊作と期待したがハクビシンに徹底的にやられ殆ど口にすることが出来なかった。今年は昨年ほどではないが・・・この美味しさは特別なので、昨年の二の舞はと思ってはいるが、まだこれといった対策はない。

おかしい・・・ 何か変だ。最初に猿の被害に会ってから今日で十一日目だ。普段であれば、早ければ翌日に、遅くても五日後か一週間サイクルで現れるのに・・・どうしてか??? 猿の出現時には何時も連絡しあう友人も・・・暇なので刺激が欲しい・・・と冗談まで言っていた。それとも伊豆ボケ老人の愚行が猿に通じたのか。我等に被害がなければよそに被害がでているので、イタチゴッコなので喜んではいられない。花火運搬員の親分の指揮能力を問われる。