驚き、桃の木、山椒の木ではなく、伊豆千両だった。今までは、雑木の類と邪魔者扱いだった。白い実が鈴なりのこの植物の名前は何か・・・と、パソコン音痴の二人、なかなか思い通りには検索できず・・・オニシバリという植物から伊豆の植物の手掛かりをつかみ・・・やっとの思いで・・・それにしても、この鈴なり状態の伊豆千両は珍しい。
日本仮面歴史館の前の植え込みの、オウゴンカゲツ(金のなる木)の花がだいぶ開いてきた。例年なら暖かい日には必ず訪れる、日本ミツバチが、今年は、一向に顔を出さない。あれほどの働き者の日本ミツバチでも今年の寒さには・・・。働きものでない、伊豆ボケ老人も、畑に足が向かず、家の中で籠りきりだ。
老齢になって判る、女房力・・・か、家内は今年になって、畑に通わない日を数えた方が少ない。伊豆ボケ老人は全くの逆、通わない方が多いい。知能労働と肉体労働の違いと冗談の一言と思ったのだが止めた。知行合一の伴わない、伊豆ボケ老人には、体力にも優れているオッ家内には太刀打ちできない。夫婦の絆の根底には愛より敬が大切だ。との教えがある。家庭内ではカカア天下の方が治まるとの教である。病気になれば女房に勝る看護師はいない。老齢になって判る、女房力・・・か。