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中継ぎ崩れて逆転負け

2016年05月14日 22時44分56秒 | 試合結果
広島 000 202 100 5
中日 002 000 31X 6
勝利投手:田島1勝
敗戦投手:ジャクソン3敗
セーブ:福谷1勝7S
本塁打:[中日]ビシエド13号


 新人岡田が3度目の先発マウンドに上がると、初回と2回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、3回に連続短長打で無死2,3塁のピンチを招き、1死後に大島に2点適時打を浴びて2点を先制されました。

 打線は、初回に菊池が2塁打を放って1死2塁とするも、三盗に失敗してチャンスを潰してしまい、2回と3回は三者凡退に倒れてました。しかし、先制された直後の4回に安打と暴投で無死2塁とすると、菊池が適時打を放って1点を返し、更に2死1,2塁から鈴木が適時打を放って同点に追いつきました。
 5回には小窪の2塁打をきっかけに1死3塁としながら、後続が倒れて得点を奪えませんでしたが、続く6回に2死から連続死四球で1,2塁のチャンスを貰うと、小窪が2点2塁打を放って勝ち越しに成功しました。更に7回には1死から連打で1,3塁とすると丸の犠飛で1点を追加してリードを3点イ広げました。

 岡田は、4回に菊池の失策と四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、杉山を二ゴロに抑えて無失点で切り抜けると、勝ち越した直後の6回には先頭の平田に四球を与えるも、ビシエドを二邪飛、ナニータを二ゴロ併殺に打ち取って、6回3安打2失点で勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りました。

 7回からはヘーゲンズが登板するも、2死2塁から代打野本に適時2塁打を浴びて1点を失うと、大島に適時3塁打、荒木には適時打を浴びて、この回3点を失って同点に追いつかれてしまいました。
 8回はジャクソンが登板しましたが、ビシエドに痛恨のソロ本塁打を浴びて勝ち越し点を献上してしまいました。

 打線は、9回に安打と代走赤松の盗塁で無死2塁の同点機を作りましたが、田中が中飛、菊池の三ゴロで1塁送球の間に3塁を狙った赤松が3塁でアウトになり試合終了となり、まさかの逆転負けを喫して、連勝はならず、1日で3位に転落となりました。


 岡田が、力強い直球を軸に中日打線をねじ伏せました。制球は相変わらず不安定でしたが、直球の切れが良く失点した3回以外は無安打に抑える素晴らしい投球内容でした。3回も不運な安打をきっかけに2点を失いましたが、その後は落ち着いて荒木と平田をしっかりと抑えて余計な失点を防ぎました。
 勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りるも、中継ぎ陣が追いつかれてプロ初白星はまたもお預けとなってしまったのは残念でした。それでも今日の投球は先発の役割を十便に果たしたと思うので、自信を持って良いと思います。
 次回も先発の機会を与えられると思うので、次こそはプロ初白星を挙げてほしいですね。


 またもヘーゲンズとジャクソンがリリーフ失敗して、逆転負けとなってしまいました。ヘーゲンズは2死まで取りながら、そこからまさかの3連続適時短長打を浴びてしまいました。1点は仕方ないと思いますが、その後の失点は絶対に止めなくてはいけません。
 先日のジャクソンもそうですが、打たれだすと止められないのは、勝利の方程式を担うリリーフ投手としては大きな欠点です。最少失点で凌ぐ投球をしないと、これからも今日のような試合が繰り返されてしまいます。気持ちの持ち方の問題だと思うので、打たれても気持ちの切り替えをしっかりとしてほしいですね。
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