カープな毎日

カープファンのひとりごと。

好リリーフがサヨナラ勝ちに繋がる

2016年05月19日 20時07分04秒 | 試合結果
ヤクルト 120 201 000 0 6
広島 031 000 200 1 7
勝利投手:今村1勝3敗
敗戦投手:村中1敗
本塁打:[ヤクルト]大引1号
     [広島]安部2号



 九里は、初回に2塁打などで1死3塁とされて山田に犠飛を浴びて先制点を与えると、2回には1死後に四球で走者を出して、大引に2点本塁打を浴びて追加点を与えてしまいました。
 しかし、打線が2回に1死後に連打で1,2塁のチャンスを作ると、安部が3点本塁打を放って同点に追いつきました。更に3回には田中の安打と盗塁で1死3塁とすると、2死後に新井が適時内野安打を放って、勝ち越しに成功しました。

 九里は、3回にも2四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、雄平を三振に斬って無失点で凌ぐも、4回に先頭畠山に四球を与えると、またも大引に適時2塁打を浴びて同点にされてしまいました。更に安打と犠打で1死2,3塁のピンチを招いてしまい、マウンドを戸田に譲りました。
 戸田は坂口に死球を与えて満塁として、今浪に犠飛を打たれて勝ち越しを許してしまいました。
 戸田は5回を無失点で凌ぎましたが、6回に四球と安打で1死1,3塁とされて、今浪に犠飛を打たれて追加点を奪われて、マウンドをヘーゲンズに譲りました。ヘーゲンズは山田とバレンティンを抑えると、7回も続投して無失点に抑えました。


 打線は、4回、5回と三者凡退に抑えられていましたが、6回に2死から四球と安打で1,2塁の得点機を作るも、安部が三振に倒れて無得点に終わりました。続く7回には連打で無死1,3塁として小川をマウンドから引きずり下ろしました。代わった久古から田中が四球を選んで無死満塁とすると、秋吉から菊池の適時内野安打と丸の内野ゴロの間に2点を奪って同点に追いつきました。

 8回はジャクソンがこの試合初めて三者凡退に抑えると、その裏に2死2塁とするも代打天谷が投ゴロに倒れて勝ち越すことができませんでした。
 9回には中崎を投入して、クリーンアップを三者凡退に抑え、その裏に1死2塁のサヨナラ機を作りましたが、丸が三振、新井敬遠の後、小窪が遊ゴロに倒れて延長戦に突入しました。
 10回は今村が簡単に三者凡退に抑えて流れを作ると、その裏に2四球などで1死1,2塁のサヨナラ機を貰うと、天谷が適時打を放って、サヨナラ勝ちしました。


 序盤は打ち合いのシーソーゲームでしたが、中盤以降は落ち着いて膠着状態となった試合は、終盤に大きく動きました。先発の九里が誤算で3回1/3で降板した後を戸田が継いで2回1/3を1失点と持ちこたえたことが、終盤の逆転劇につながりました。
 その後をヘーゲンズが1回1/3を無安打無失点に抑えると、8回をジャクソン、9回を中崎がヤクルト打線を三者凡退に抑える好リリーフで試合の流れをヤクルトに渡しませんでした。打線が8回以降チャンスを作りながら決定打が出ずに、もうひと押しが出来きませんでしたが、10回に登板した今村が素晴らしい投球でヤクルト打線を簡単に抑えたことが、打線に最後のひと押しをさせたと思います。
 最近はリリーフが失点することが多かったですが、今日はリリーフの好投が逆転でのサヨナラ勝ちに繋がったことは間違いありません。これをきっかけに中継ぎ投手が立ち直ってほしいですね。
 


 今日の昼間にはウエスタンリーグ中日戦を観戦してきました。先発は福井で、6回を4安打1失点と数字的には良かったですが、制球が不安定でボールが先行する場面が多く、1失点も四球がきっかけでした。また、球にも切れが無く、まだ1軍復帰には時間が掛かりそうな感じがしました。
 1軍の先発投手が苦しい状況が続いているので、早く状態を上げて戻ってきてほしいですね。
 野手では、特に目についた選手はいませんでした。1軍の打撃陣が好調なだけに余計に物足りなく感じたのかもしれませんね。

 なお、試合は0-1で零封負けを喫しました。写真は試合前にウォームアップ中に福井です。

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またも終盤に逆転されて大敗

2016年05月18日 22時13分52秒 | 試合結果
ヤクルト 000 003 224 11
広島 102 000 000 3
勝利投手:秋吉3勝2敗
敗戦投手:今村3敗


 好調の打線は、初回に田中が安打で出塁し、盗塁に送球エラーも絡んで1死3塁とすると、丸が適時打を放って石川から先制点を奪いました。更に3回には1死から連打で1,3塁として、新井の適時2塁打で2点を追加しました。
 
 野村は、球を低めに集めて、ヤクルト打線に凡打の山を築かせて、4回まで無安打1四球に抑える好投でした。5回に2安打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、西田を三ゴロ併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。
 しかし、6回に1死から連続長短打で1,3塁とされると、山田、バレンティン、雄平に3連続適時打を浴びて同点に追いつかれてしまい、なおも1死1,3塁のピンチを残して、マウンドを今村に譲りました。
 今村は、畠山を投ゴロ併殺に打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 4回と5回は石川に三者凡退に抑えられて追加点を奪えませんでした。6回に2番手秋吉から安打と犠打で1死2塁とするも、小窪の投ゴロで2走エルドレッドが挟殺プレーでアウトになって得点機を逸してしまいました。

 7回も続投した今村は、2死無走者から安打と四球で1,2塁とされて、今浪に2点3塁打を浴びて勝ち越しを許してしまいました。更に8回から登板した小野が、新井の失策と安打に四球で1死満塁のピンチを招き、押し出し死球と代打武内に適時打を浴びて2点を失ってしまい、江草にマウンドを譲りました。
 江草は、坂口を遊ゴロ併殺に打ち取って追加点は与えませんでした。江草は9回も続投して連続四球で無死1,2塁としてしまい、2死2,3塁となったところで、畠山、大引、西田に3連続長短打を浴びて、4点を失って試合が決してしまいました。

 打線は、8回にルーキから丸が2塁打で出塁して無死2塁としながら、新井、エルドレッド、鈴木が倒れて無得点に終わるなど、4回以降は2安打無得点に封じられてしまい、ヤクルトに逆転での大敗を喫してしまいました。


 野村は、5回まで好投していましたが、6回に突如乱れてしまいました。前回のヤクルト戦でも完封ペースだった8回に崩れてしまい逆転のきっかけを作ってしまいました。前回は守りのミスがきっかけになっていましたが、今回は完全に投球が乱れてしまいました。
 たぶん、打たれだして冷静さを失ってしまったのではないかと思います。メンタル面の問題だと思うので、次回登板ではしっかりと修正してほしいですね。

 また打線は4回以降沈黙してしまいました。その中で同点に追いつかれた直後の6回に1死2塁で2走エルドレッドが投ゴロで三塁を狙って、二三塁間に挟まれてアウトになり、チャンスを潰してしまいました。この逸機が7回の勝ち越しに繋がったと思います。
 一つでも先の塁を狙うことは悪くないですが、この場合は少し無謀だと思います。特にエルドレッドは、足裏痛を抱えており、走塁に不安を抱えているので、無理をしてほしくないですね。
 
 

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ジョンソン完封で5勝目

2016年05月17日 22時11分17秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広島 220 301 01X 9
勝利投手:ジョンソン5勝3敗
敗戦投手:新垣1勝2敗
本塁打:[広島]新井2号


 打線は、2四球で1死1,2塁のチャンスを貰うと、新井とエルドレッドの連続適時打で2点を先制すると、2回には安打と四球などで1死2,3塁として、田中と菊池の連打で2点を追加しました。
 3回の2死1,2塁は無得点に終わるも、4回に連打で無死1,3塁として、丸の2点適時2塁打と新垣の暴投で3点を追加して、ヤクルトを突き放しました。

 ジョンソンは、初回に1死1塁で山田を併殺に打ち取りピンチの芽を摘むと、2回には安打と暴投で1死2塁のピンチを招きながらも、鵜久森と大引を抑えて無失点で凌ぎました。
 3回からは打たせて取る投球が冴え、ヤクルト打線に凡打の山を築かせて、6回までパーフェクトに抑えました。

 打線は、6回に2番手松岡から四球と盗塁で1死2塁として新井の適時打で1点を追加し、8回には中澤から新井がソロ本塁打を放ってヤクルトにダメ押ししました。
 ジョンソンは、7回に短長打と四球で2死満塁のピンチを招きましたが、大引を二ゴロに打ち取って無失点に抑えると、8回も無失点に抑えて、更に9回もマウンドに上がり、山田、バレンティン、畠山のクリーンアップを凡打に打ち取って、今季初完封でリーグトップの5勝目を挙げました。3位は変わりませんが、首位巨人が敗れたためゲーム差が1に縮まりました。


 今日は、投打ががっちりとかみ合い、ヤクルトに完勝しました。先発のジョンソンは、球の切れが良く、しっかりと低めに制球されていました。初回に山田を併殺に打ち取ってリズムに乗り、6回まで危なげない投球でした。7回に唯一のピンチを迎えましたが、大引を狙い通りの内野ゴロに打ち取るところは流石でした。
 そして何より、114球で完投してくれたことは、とても大きな意味があります。先週は延長戦が3試合もあって中継ぎ投手がフル回転しており、更に6連戦が続く厳しい日程なので、中継ぎ投手を休ませられたことは、良かったと思います。やっぱりジョンソンは頼りになりますね。

 打線は先発野手全員安打となる12安打で9得点と効率の良い攻撃でした。新井が5打数3安打3打点1本塁打と打線を牽引しましたが、特に初回の先制適時打が打線に勢いを生んだと思います。
 4番が打てば打線が活気づくとは思いますが、それ以上に新井が打ったことで、他の野手が刺激を受けて、12得点委つながったことは間違いないと思います。いつまでも新井に頼っていてはいけませんが、これからも打線を勢いづける安打を放ってほしいですね。
 
 

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中継ぎ崩れて逆転負け

2016年05月14日 22時44分56秒 | 試合結果
広島 000 202 100 5
中日 002 000 31X 6
勝利投手:田島1勝
敗戦投手:ジャクソン3敗
セーブ:福谷1勝7S
本塁打:[中日]ビシエド13号


 新人岡田が3度目の先発マウンドに上がると、初回と2回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、3回に連続短長打で無死2,3塁のピンチを招き、1死後に大島に2点適時打を浴びて2点を先制されました。

 打線は、初回に菊池が2塁打を放って1死2塁とするも、三盗に失敗してチャンスを潰してしまい、2回と3回は三者凡退に倒れてました。しかし、先制された直後の4回に安打と暴投で無死2塁とすると、菊池が適時打を放って1点を返し、更に2死1,2塁から鈴木が適時打を放って同点に追いつきました。
 5回には小窪の2塁打をきっかけに1死3塁としながら、後続が倒れて得点を奪えませんでしたが、続く6回に2死から連続死四球で1,2塁のチャンスを貰うと、小窪が2点2塁打を放って勝ち越しに成功しました。更に7回には1死から連打で1,3塁とすると丸の犠飛で1点を追加してリードを3点イ広げました。

 岡田は、4回に菊池の失策と四球で2死1,2塁のピンチを招きましたが、杉山を二ゴロに抑えて無失点で切り抜けると、勝ち越した直後の6回には先頭の平田に四球を与えるも、ビシエドを二邪飛、ナニータを二ゴロ併殺に打ち取って、6回3安打2失点で勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りました。

 7回からはヘーゲンズが登板するも、2死2塁から代打野本に適時2塁打を浴びて1点を失うと、大島に適時3塁打、荒木には適時打を浴びて、この回3点を失って同点に追いつかれてしまいました。
 8回はジャクソンが登板しましたが、ビシエドに痛恨のソロ本塁打を浴びて勝ち越し点を献上してしまいました。

 打線は、9回に安打と代走赤松の盗塁で無死2塁の同点機を作りましたが、田中が中飛、菊池の三ゴロで1塁送球の間に3塁を狙った赤松が3塁でアウトになり試合終了となり、まさかの逆転負けを喫して、連勝はならず、1日で3位に転落となりました。


 岡田が、力強い直球を軸に中日打線をねじ伏せました。制球は相変わらず不安定でしたが、直球の切れが良く失点した3回以外は無安打に抑える素晴らしい投球内容でした。3回も不運な安打をきっかけに2点を失いましたが、その後は落ち着いて荒木と平田をしっかりと抑えて余計な失点を防ぎました。
 勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りるも、中継ぎ陣が追いつかれてプロ初白星はまたもお預けとなってしまったのは残念でした。それでも今日の投球は先発の役割を十便に果たしたと思うので、自信を持って良いと思います。
 次回も先発の機会を与えられると思うので、次こそはプロ初白星を挙げてほしいですね。


 またもヘーゲンズとジャクソンがリリーフ失敗して、逆転負けとなってしまいました。ヘーゲンズは2死まで取りながら、そこからまさかの3連続適時短長打を浴びてしまいました。1点は仕方ないと思いますが、その後の失点は絶対に止めなくてはいけません。
 先日のジャクソンもそうですが、打たれだすと止められないのは、勝利の方程式を担うリリーフ投手としては大きな欠点です。最少失点で凌ぐ投球をしないと、これからも今日のような試合が繰り返されてしまいます。気持ちの持ち方の問題だと思うので、打たれても気持ちの切り替えをしっかりとしてほしいですね。
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土壇場で追いつき、延長戦を制する

2016年05月13日 23時31分22秒 | 試合結果
広島 000 200 001 3 6
中日 200 000 100 0 3
勝利投手:ヘーゲンズ2勝
敗戦投手:又吉2勝2敗
セーブ:中崎1敗9S
本塁打:[広島]小窪1号
[中日]ビシエド12号



初回に、安打と四球で無死1,2塁とするも、丸と新井が倒れるなど無得点に終わると、その裏に戸田が2死3塁から、ビシエドに2点本塁打を浴びて2点を先制されました。
戸田は、2回と3回を無安打に抑えると、4回に打線が応えて、1死1塁から小窪が2点本塁打を放って同点に追い付きました。

戸田は、5回には2死から安打と四球で1,2塁とされるも、平田を遊ゴロに打ち取るなど、走者を出しながらも、後続を抑える粘りの投球で、6回まで無失点に抑えました。

打線は5回、6回とバルデスに抑えられていましたが、7回に連打と犠打で1死2,3塁の得点機を作るも、丸と新井が倒れて勝ち越せませんでした。

直後の7回裏に安打と犠打で1死2塁とされ、大島の遊撃への当たりを田中が好捕して2死となった所で、今村に交代しました。今村は、代打野本に適時打を浴びて1点を勝ち越されてしまいました。

打線は、8回に2番手田島を攻めて、安打と2四球で1死満塁としましたが、代打松山が2ゴロ併殺に倒れて無得点に終わり、敗戦ムードが漂いましたが、9回に1死から連打で1,3塁として、新井が適時2塁打を放ち、土壇場で同点に追い付きました。更に2,3塁の勝ち越しのチャンスでしたが、代打安部と天谷が倒れて1点止まりでした。

9回は、ヘーゲンズが三者凡退に抑えて延長戦に突入すると、10回に安打と犠打で1死2塁として、2死後に敵失で1点を勝ち越して、更に四球で1,2塁から丸が2点3塁打を放って3点を勝ち越しました。

その裏は、中崎が登板し安打と失策で1死1,2塁とされましたが、エルナンデスと堂上を抑えて、鬼門ナゴヤドームで逆転勝ちしました。チームは3連敗を阻止して、2位に浮上しました。


今日は、今季初めてのナゴヤドームでの観戦でした。中日戦は5連勝中とはいえ、鬼門ナゴヤドームでの一戦は、8回まで敗戦ムードが漂う展開でしたが、9回に野手が意地を見せて追いつくと、流れは完全にカープに傾き、10回に勝ち越すという素晴らしい試合展開でした。
明日もこの勢いで岡田にプロ初勝利をプレゼントしてあげてほしいですね。
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リリーフ打たれてサヨナラ負け

2016年05月12日 22時15分31秒 | 試合結果
広島 210 000 000 0 3
ヤクルト 100 000 110 1 4
勝利投手:秋吉2勝2敗
敗戦投手:今村2敗
本塁打:[ヤクルト]バレンティン11号


 打線は、初回に2四球で1死1,2塁とすると、新井の2点適時2塁打で先制点を挙げました。
 九里は、初回に連続短長打で無死2,3塁のピンチを招くと、山田の犠飛で1点を返されましたが、続くバレンティンと雄平を内野ゴロに打ち取って最少失点で凌ぎました。

 1点差に追い上げられて直後に2回は、安打と敵失で無死1,3塁のチャンスを貰いましたが、田中の併殺の間に1点を挙げただけで終わってしまうと、その後は小川から毎回走者を出しながら得点を奪えませんでした。
 4回には2安打と四球で2死満塁としながら丸が中飛、5回には2死から鈴木が3塁打を放つも安部が三振に倒れてしまいました。

 九里は、4回に先頭の山田に2塁打を浴びるも、バレンティン、雄平、畠山を打ち取って無失点に抑えると、5回無死1塁は1死後に三振併殺に抑えるなど、毎回のように走者を背負う苦しい投球でしたが、粘り強い投球で6回まで投げて5安打1失点に抑える好投でした。

 7回からはヘーゲンズが登板しましたが、バレンティンにソロ本塁打を浴びて1点を失ってしまと、打線は、8回にルーキから2安打と捕逸で2死2,3塁の追加点機を作りながら田中が三振に倒れて無得点に終わってしまいました。
 8回はジャクソンがマウンドに上がるも、1死後に2四球と2盗塁で1死1,3塁のピンチを招いてしまい、川端の一ゴロの間に1点を失って同点に追いつかれてしまいました。
 更に山田にも四球を与えて1,2塁のピンチでしたが、バレンティンを一邪飛に打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 9回はオンドルセクから無死1塁とするも、菊池、新井、代打エルドレッドが倒れて無得点に終わると、9回裏は今村が三者凡退に抑えて延長戦に突入しました。
 10回も続投した今村は2塁打と犠打で1死3塁とされ、坂口に犠飛を打たれてサヨナラ負けを喫してしまいました。

 2試合連続の逆転負けで、3カード連続の負け越しとなり、貯金が2となってしまいました。


 またも終盤に中継ぎ陣が打たれてしまいました。昨日は守りのミスから流れを失って、リリーフが食い止められませんでしたが、今日は頼みのヘーゲンズとジャクソンが共に失点して追いつかれて、試合の流れを失ってしまいました。特にジャクソンの失点は、四球がきっかけであり、無安打で同点に追いつかれたのは痛すぎました。2試合連続でリリーフ失敗したことで、またも中継ぎ陣に不安を抱える状態になってしまいました。
 そして、今日の逆転負けはリリーフだけでなく、打線の拙攻も原因だったと思います。初回に適時打が出てから、2回、4回、5回、8回と4度も得点圏に走者を進めながら、適時打が出ずに、併殺の間の1点のみで中押しできませんでした。これでは、試合の流れを引き寄せられず、ヤクルトに付け入る隙を与えてしまったことは間違いありません。

 打線の勢いに陰りが見え始めたことは、想定していたので仕方ありませんが、中継ぎ陣まで調子を落とし始めたことは想定外でした。早く中継ぎ陣を立て直さないと苦しい戦いになってしまいますね。
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8回にまさかの5失点で逆転負け

2016年05月11日 21時36分30秒 | 日記
広島 200 000 000 2
ヤクルト 000 000 05X 5
勝利投手:石川4勝4敗
敗戦投手:野村4勝2敗
セーブ:オンドルセク8S

 
 打線は、初回に田中の安打と盗塁で無死2塁とすると、菊池が適時打を放って先制点を挙げると、更に1死1,3塁としてエルドレッドの犠飛で1点を追加して2点を先制しました。
 3回にも田中が安打で出塁するも、後続が続かず無得点に終わると、4回には安打と四球で1死1,2塁としながら、石原と野村が倒れて追加点を奪えませんでした。
 その後は、5回から8回まで石川に2安打に抑えられて2塁を踏むことができませんでした。


 野村は、初回に2安打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、バレンティンを二ゴロ併殺に打ち取って無失点で凌ぐと、3回から7回までは無安打に抑えて、一人の走者も出さない完璧な投球でした。
 しかし、8回に連打で無死1,2塁とされると、中村の犠打を新井が野選として無死満塁とピンチを拡大させてしまいました。
 ここで野村からジャクソンに交代するも、代打今浪に2点適時2塁打を浴びて同点に追いつかれると、1死後に川端の三ゴロを堂林が失策して勝ち越され、更に山田にも適時打を浴びてしまいました。
 ジャクソンから今村に交代するも、バレンティンに適時打を浴びて、この回5失点で逆転を許してしまいました。

 9回はオンドルセクに三者凡退に抑えられて、まさかの逆転負けで首位巨人とゲーム差なしの3位に転落しました。


 信じられない逆転負けでした。野村は、初回のピンチを無失点で脱してからは、ほぼ完璧な投球を続けており、ヤクルト戦は2試合連続完封の期待も高まっていただけに、8回の5失点は予想できませんでした。試合の流れからしても、ヤクルトに傾く気配もなかっただけに、ショックが大きい配線です。

 流れが変わったのは、無死1,2塁で新井の野選でしょう。タイミング的には厳しいと思われたので、無理せず1塁に投げていれば、逆転まではいかなかったかもしれません。無死満塁と1死2,3塁では、ヤクルト打線の勢いが全く違っていたでしょう。
 そしてもう一つは、無死満塁でジャクソンに交代したことではないでしょうか。野村が完全に打たれて招いたピンチではないかったので、まだ野村でいけたと思います。
 ジャクソンは、イニングの途中にから登板すると、打たれるような印象があり、代えるのであれば、ヘーゲンズの方が適任だったかもしれません。
 この2つの要素が一挙5失点に繋がったように感じますが、7回までの流れを考えると、今日のような展開になるとは思えないので、こればかりは仕方ないですね。
 明日に引きずらないように、気持ちを切り替えてほしいですね。
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逆転勝ちで20勝一番乗り

2016年05月10日 23時20分27秒 | 試合結果
広島 000 300 201 6
ヤクルト 300 000 000 3
勝利投手:ジョンソン4勝3敗
敗戦投手:秋吉1勝2敗
セーブ:中崎1敗8S
本塁打:[広島]丸7号、松山2号、鈴木4号
     [ヤクルト]バレンティン10号


 ジョンソンは、初回に2死から四球で走者を出すと、バレンティンに2点本塁打を浴びてしまい、更に2四球と2塁打で満塁のピンチを招いて、中村の適時内野安打で1点を失って、この回3点を先制されてしまいました。
 続く2回には2安打で1死1,3塁のピンチを招きましたが、バレンティンを遊ゴロ併殺に打ち取って無失点で切り抜けると、3回の1死3塁も大引と中村を抑えて追加点を与えませんでした。

 打線は、3回に1死2塁のチャンスを作るも、ジョンソンと田中が凡退して得点を奪えませんでしたが、4回に1死から丸がソロ本塁打を放つと、更に四球と暴投で2死2塁として松山が2点本塁打を放って同点に追いつきました。

 不安定だったジョンソンは4回に三者連続三振に斬って立ち直ると、本来の投球を取り戻して5回と6回は1安打無失点に抑えました。
 
 打線は、7回から登板した2番手秋吉を攻めて、1死から四球と安打で1,3塁として、菊池が適時打を放って1点を勝ち越すと、更に2死1,2塁から新井が適時打を放って、2点のリードを奪いました。
 更に9回には代打鈴木が久古からソロ本塁打を放って、ダメを押しました。

 リードした7回からはヘーゲンズが登板し、2連続三振を奪うなど三者凡退に抑えると、8回はジャクソンも三者凡退に抑えました。そして9回は中崎が三者凡退に抑える、好リリーフでヤクルトに逆転勝ちして、セ・リーグで20勝1番乗りとなりました。
 

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福井KOで2軍降格

2016年05月08日 22時39分13秒 | 日記
DeNA 300 200 020 7
広島 100 000 000 1
勝利投手:山口2勝1敗
敗戦投手:福井1勝2敗
本塁打:[DeNA]ロペス6号、梶谷2号


 福井は、初回にいきなり2者連続四球を与えると、1死後ロペスに3点本塁打を浴びて、3点を失ってしまいました。しかし、好調な打線は、直後の攻撃で2死2塁から新井が適時打を放って1点を返しました。
 福井は、立ち直る気配が感じられず、2回にも2安打と四球で2死満塁のピンチを招きましたが、ロペスを遊ゴロに打ち取り、続く3回には安打と安部の失策で1死1,2塁とをされるも、高城と山口を抑えて、何とか無失点で凌ぎました。
 しかし、4回に安打と四球に重盗で2死2,3塁とされ、倉本に2点適時2塁打を浴びて、ここでマウンドを降りました。

 後を継いだ佐藤が、2死2塁のピンチで山下幸を中飛に打ち取り、続く5回は四球と安打で2死1,3塁とされるも、桑原を三振に斬って、1回1/3を無失点に抑えました。
 6回からは小野が登板し、2イニングを無安打無失点い抑えて試合を立て直しましたが、8回から登板した西原が、8回に2死1塁から梶谷に2点本塁打を浴びて、試合の行方は決してしまいました。


 打線は、山口に対して毎回のように走者を出しましたが、後が続かず得点を奪えませんでした。3回は死球と盗塁で1死2塁としましたが、丸と菊池が凡退し、続く4回にも安打と盗塁で2死2塁としながら、磯村が三振に倒れて得点を奪えませんでした。
 6回以降は、走者を出しても2塁まで進めることさえできず、山口に散発7安打に抑えられて、初回の1点のみで完投を許してしまいました。


 試合前に黒田が、「頸部の神経根症」と「右肩痛」により出場選手登録を抹消されました。痛みは、開幕前から抱える慢性的なものとのことで、悪化する前に大事を取り、一度ローテーション飛ばして、最短10日間で復帰を目指すとのことです。
 黒田の抹消は驚きましたが、大事を取っての措置とのことで、あまり深刻な状態ではないようなので一安心です。


 今日の福井は、制球が定まらず、初回にいきなり7球連続ボールから始まると、連続四球で走者を貯めて本塁打を浴びるという最悪の失点パターンとなりました。2回と3回は何とか持ちこたえましたが、4回にも四球絡みで走者を出して、適時打を浴びて痛すぎる追加点を与えてしまいました。
 昨季は四球から崩れる悪癖が出ませんでしたが、今日は一昨年の悪い福井に戻ってしまったようでした。流石に3試合連続KOでは、2軍降格となっても仕方ないでしょう。
 投手キャプテンに指名されるなど、周囲の期待が高かっただけに、本人にも気負いがあったのかもしれません。もう一度2軍で再調整して、昨年の投球を取り戻してほしいですね。 

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黒田4回降板も打線爆発して首位浮上

2016年05月07日 20時34分03秒 | 試合結果
DeNA 030 000 100 4
広島 003 021 40X 10
勝利投手:ヘーゲンズ1勝
敗戦投手:井納3勝3敗
本塁打:[広島]エルドレッド12号

 黒田は、初回を三者凡退に抑えましたが、2回に連続長短打で無死1,3塁のピンチを招くと、山下幸、石川、戸柱に3連続適時打を浴びて、3点を失ってしまいました。更に無死1,2塁のピンチでしたが、井納を犠打失敗、関根を三直併殺に打ち取って追加点は与えませんでした。
 3回と4回も先頭打者を出塁させましたが、4回は石川を併殺に打ち取るなど、後続を抑えて失点は防ぎました。4回の打席で代打を送られて4回3失点で降板となりました。

 打線は、2回は2安打と四球で2死満塁とするも、黒田が右飛に倒れて無得点に終わりましたが、3回に無死3塁として菊池が適時打を放って1点を返すと、更に2死1塁からエルドレッドが2点本塁打を放って同点に追いつきました。 
 5回には1死1塁で新井が中前安打を放つと、敵失も絡んで丸が一気に本塁に生還して勝ち越し点を挙げると、更に1死1,3塁から松山が適時2塁打を放ってもう1点を追加して、井納をマウンドから引きずり下ろしました。
 6回は、ザガースキーを攻めて、安打と盗塁で無死2塁として、菊池が適時2塁打を放って1点を追加して、リードを3点に広げました。

 5回からはヘーゲンズが登板して1回を無失点に抑え、6回から今村に交代すると、2イニング目の7回に1死3塁とされ、内野ゴロの間に1点を失ってしまいました。
 2点差に追い上げられた直後の7回に、安打と敵失で無死1,3塁とし、2死後に丸が四球を選んで満塁とすると、新井が3点3塁打を放ち、続くエルドレッドも適時2塁打を放って、この回4点を挙げて試合を決めました。
 
 8回はジャクソンが1死2塁のピンチを招くも、後続を断って無失点で切り抜けると、9回は中崎が三者凡退に抑えてDeNAに快勝し、2番手ヘーゲンズが来日初勝利を挙げました。またチームの連敗は2で止まり、巨人と阪神が敗れたため単独首位に浮上しました。


 新井とエルドレッドの2人の主砲がチームを救いました。まずは3回のエルドレッドです。1点を返してなおも無死1塁としながら、丸と新井が倒れて1点止まりかと思われたところで、エルドレッドが起死回生の2点本塁打を放って試合を振り出しに戻しました。この本塁打がDeNAに傾いていた流れを引き戻したことは間違いないと思います。
 そして7回の新井です。1点を返された直後に無死1,3塁としながら、田中と菊池が倒れて2死となり無得点に終わるかと思われましたが、丸が繋いで新井に回すと、走者一掃の3点本塁打を放ちました。もしここで無得点に終わっていたら再び試合の流れがDeNAに傾く可能性があったと思います。
 今日は2人がチームを救ったことは間違いないと思います。やはり頼りになる主砲ですね。


 黒田がまさかの4回で降板するという予想外の試合展開となりましたが、リリーフ陣が5回以降を3安打1失点に抑える好リリーフで試合を作りました。ヘーゲンズが1番から始まる5回を無失点に抑えて試合の流れをカープに傾けたと思います。
 ここまで安定感抜群の投球を続けており、リリーフ陣に安定感をもたらせています。今の投手陣には欠かせない存在となっています。この投球を続けていけば、ルナが復帰しても簡単には2軍降格させられないですね。緒方監督も嬉しい悩みになること間違いなしですね。


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