神の時空(とき)シリーズ第6作である。
舞台は京都の伏見稲荷大社に移る。奈良、大神(おおみわ)神社の鎮女(しずめ)池に落ちてしまった磯笛は「道反玉(ちがえしのたま)」を持っていたために、鎮女の問いに答えて、ダキニに誓えば池から出られ命が助かると言われる。そこでダキニに誓い、命拾いをするが、左眼はダキニの物となってしまう。その磯笛が伏見稻荷大社の神を解き放つように高村皇からの命令を受けて暗躍を始める。
7月後半、日が昇ったばかりの神聖で凄烈な空気の中を、大社社務員の宮野辺良夫は勤務先である稲荷大社命婦谷奥社奉拝所-奧の院に行くために稲荷山を登っていく。千本鳥居の道は途中で左右に分かれるが、彼は「奧の院へ一丁」と書かれた石標を眺めながら右の石畳の道を歩む。そして、出口近くの千本鳥居の貫に首を吊った2人の遺体がゆらゆらと風に揺れているのを発見する。二列に並んだ「千本鳥居」の道の出口近くの鳥居にそれぞれ2体ずつ首吊り状態でぶら下げられていたのだ。宮野辺には神聖な神域が汚されて驚天動地に陥る。急いで、引き返し宮司と警察に連絡を、と焦るのだった。
これが事件の幕開けとなる。伏見稲荷大社からの通報を受けて、京都府警捜査一課警部補・瀬口義孝と部下の加藤裕香巡査が現場に急行する。貴船神社の時に事件を担当したコンビがここでも登場する。
今回新たに登場するのは、樒祈美子(しきみきみこ)である。樒家は、代々、京都・伏見稻荷の氏子で、稲荷山にはきちんと塚を奉納し、家の守り神として常に尊崇している。そしてこの樒家は狐憑きの家系でもあるという。「狐筋」だという。祈美子には相対している人の心が瞬時にして読めてしまい、相手が嘘を吐いているのかどうか分かるという能力が備わっているのだ。彼女は樒家の塚を奉納している稲荷山の神域を守ることを己の使命と感じている。そんな彼女が、辻曲家の人々に出会い協力していくというストーリーになる。
そこに、澤村光昭が加わる。彼は祈美子の婚約者である。しかし、今回首吊り遺体という形で殺害された4人の被害者の一人・澤村太一の甥にあたるという。被害者の身元は既に判明していた。4人とも伏見稲荷の氏子ではなかった。
伏見稲荷大社で事件が起こった日、広島の厳島神社に出かけ、東京に帰る予定だったのだが、三女の巳雨が京都までグリと共に来ると言う連絡があったので、夜遅く京都で合流することにした。そして、全員が八坂神社裏手、霊山観音の奧にある傀儡師、人形遣いの佐助の家に泊めてもらうことになったのだった。
そんな折りに、千本鳥居のところで4人が殺害され、その後、千本鳥居が奥宮から本殿に向かって次々に倒れ始めたという。異常が事態が生じているのだった。さらに、佐助によれば、雷雲が京都に近づいてきているという。
伏見稲荷大社の主祭神は、宇迦之御魂大神であり、倉稲魂とも記される。さらに、猿田彦命、天宇受売命、賀茂建角身命と四大神が祀られていて、この五柱の神々を総称して「稲荷大大神」とも称される。
つまり、ここでも宇迦之御魂大神が関係してきているのだ。辻曲彩音は、翌朝伏見稲荷に行くことを決意する。彩音は佐助の家に向かう時から、物凄い「気」を感じ始める。
今回もストーリーの図式はシンプルである。
磯笛は高村皇の命を受けて、伏見稲荷の神の鎮めを解き放ち、大きな天変地異を引き起こそうとする。千本鳥居の山上側の鳥居の貫に吊された被害者たちが降ろされたことにより、結界が破られることとなった。そして、伏見稲荷の神を解き放つための前段として千本鳥居が次々に倒され始める。天空には雷雲が接近し始め、轟雷が迫っている。
彩音は磯笛たちの行動を阻止し、伏見稲荷の神に鎮まっていただくための行動を取り始める。
そのためには、伏見稲荷の神とは何か? 高村皇が伏見稲荷の神を怨霊神と捉えているのはなぜなのか? なぜ伏見稲荷と狐が結びつくのか? 稲荷山の神とは何か?
つまり、伏見稲荷の神の本質を見極めないと、彩音は神に鎮まっていただくように頼み込み、その成果を得られない。
そこで、彩音は福来陽一の助けを借りて、先人の諸研究とそこに含まれる疑問を手がかりとしながら伏見稲荷の神の成り立ちの歴史に遡っていき、分析・解明を推し進めて行く。
一方、霊的存在を信じ、この事件解決のためには稲荷に関して知ることも必要ではないかと学び始める。彩音の信念・思考に共鳴していく要素を持っている。彩音の協力者になっていく。
先人の研究から稲荷の神の本質に迫るための情報が次々と提示されていく。そして、それらの説をどう読み解きさらに本質にせまるか、そのプロセスが実に興味深い。この辺りに関心と興味がなければ、読み進める気にならないかもしれない。
こんな見解がまず提示されていく。
1. 山上伊豆母が提示した「稲荷史六つの謎
1)農耕龍雷神 2)穀霊白鳥 3)稲荷神と御霊会 4)稲と杉 5)男神か女神か
6)キツネ神使
2. 吉野裕子が提示した稲荷に関する5つの謎
1)何故、穀物神と狐が結びつくのか。
2)何故、2月初午に祀られるのか。
3)何故、朱の鳥居なのか。
4)何故、油揚と小豆飯が供えられるのか。
5)何故、穀物神が商売・鋳物金属神となるのか。
そして、これらの謎が様々に分析・検討され新たな見方を加えつつ、織り交ぜられていく。
彩音は稲荷の神についての謎を解くために、福来陽一に東京に行き、火地晋の考えを聞き出して貰い、その協力を得て、神の謎解きを促進しようとする。火地晋が苦手の陽一だが、やはり頼りになるのは、この作家先生。東京・新宿の裏通りにある猫柳珈琲店が再び登場する。火地晋は例の如く、様々な文献、資史料を引用して、ばっさばっさと稲荷の神について、解き明かしていく。そして、思わぬ見解を披瀝していく。
火地晋が福来陽一に展開する論が実におもしろく、楽しめる。なるほど、そんな見方や意味づけができるのか・・・・と。
『類聚国史』、三井の越後屋と稲荷信仰、『今昔物語集』、『山城国風土記』逸文の『伊奈利の社』、『日本書紀』、『古今著聞集』、『本草和名』、『和名類聚抄』、『日本霊異記』、・・・・出てくる出てくる。興味津々! このあたり、けっこうマニアック! 好き嫌いが分かれるかもしれない。
そして、火地は謡曲『小鍛治』を押さえなければ稲荷山の謎は解けないと論じていく。『稲荷大明神流記』に言及する。さらに謡曲『龍頭太夫』が出てくる。
この福来陽一と火地晋はともに幽霊なのだから、この設定自体がおもしろいところ。福来陽一はヌリカベなのだ。
福来陽一から火地の見解を待つ間にも、彩音は祈美子の協力を得て、稲荷山に登り、神を鎮めるための努力を始める。
このストーリーは、稲荷の神の本質解明の論展開と、彩音が稲荷山に登り、磯笛と対峙する行動のプロセスがパラレルに進行していく構成になっている。この行動の中で、巳雨が危地に陥るが、最後の最後で巳雨の純真さが最大の戦力になるという次第。轟雷の中での彩音と巳雨の活躍をお楽しみに! 勿論、福来陽一の協力なしには、このストーリーが成り立たないのもおもしろいところである。伝奇的歴史ミステリーの楽しさが味わえる。
少し見方を変えると、本書は伏見稲荷大社と稲荷山の案内記でもある。「稲荷山案内図」も53ページに掲載されている。これ1冊を持って、伏見稲荷大社と稲荷山を歴史探訪するのもおもしろいと思う。
ご一読ありがとうございます。
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この作品を読み、関心を抱いた事項を少し検索してみた。一覧にしておきたい。
伏見稲荷大社 ホームページ
稲荷祝詞 :「おすすめ祝詞集」
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第十四 稲荷大明神事 『神道集』の神々
稲荷神 :ウィキペディア
六字大明呪 :ウィキペディア
六字明王 :「ほとけぞう」
伏見稲荷大社 :「戸原のトップページ」
白狐社 :「文化遺産オンライン」
伏見稲荷大社/お山巡り :「戸原のトップページ」
荼枳尼天 :ウィキペディア
農耕・食物神の狐…神道系稲荷のキツネ :「神使の館」
ダキニ天の狐…仏教系稲荷のキツネ :「神使の館」
【本当は怖い稲荷神社】一生拝まないと祟る?たたりの噂とお稲荷様の真実
:「NAVERまとめ」
「飯縄大権現の乗る狐の正体」 :「ぞえじいの福々巡り」
小鍛治 曲目解説 :「鐵仙会」
小鍛冶:三条宗近と稲荷霊験譚(能、謡曲鑑賞) :「壺齋閑話」
伏見稲荷大社 荷田氏の竜頭太伝承と竃神の信仰 :「神旅 仏旅 むすび旅」
伏見稲荷の荷田社 「いせや」ホームページ
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その点、ご寛恕ください。)
徒然に読んできた作品のうち、このブログを書き始めた以降に印象記をまとめたものです。
こちらもお読みいただけるとうれしいかぎりです。(シリーズ作品の特定の巻だけの印象記も含みます。)
『神の時空 -かみのとき- 嚴島の烈風』 講談社NOVELS
『神の時空 -かみのとき- 三輪の山祇』 講談社NOVELS
『神の時空 -かみのとき- 貴船の沢鬼』 講談社NOVELS
『神の時空-かみのとき- 倭の水霊』 講談社NOVELS
『神の時空-かみのとき- 鎌倉の地龍』 講談社NOVELS
『七夕の雨闇 -毒草師-』 新潮社
『毒草師 パンドラの鳥籠』 朝日新聞出版
『鬼神伝 [龍の巻] 』 講談社NOVELS
『鬼神伝』 講談社NOVELS
『鬼神伝 鬼の巻』 講談社
『カンナ 出雲の顕在』 講談社NOVELS
『QED 伊勢の曙光』 講談社NOVELS
舞台は京都の伏見稲荷大社に移る。奈良、大神(おおみわ)神社の鎮女(しずめ)池に落ちてしまった磯笛は「道反玉(ちがえしのたま)」を持っていたために、鎮女の問いに答えて、ダキニに誓えば池から出られ命が助かると言われる。そこでダキニに誓い、命拾いをするが、左眼はダキニの物となってしまう。その磯笛が伏見稻荷大社の神を解き放つように高村皇からの命令を受けて暗躍を始める。
7月後半、日が昇ったばかりの神聖で凄烈な空気の中を、大社社務員の宮野辺良夫は勤務先である稲荷大社命婦谷奥社奉拝所-奧の院に行くために稲荷山を登っていく。千本鳥居の道は途中で左右に分かれるが、彼は「奧の院へ一丁」と書かれた石標を眺めながら右の石畳の道を歩む。そして、出口近くの千本鳥居の貫に首を吊った2人の遺体がゆらゆらと風に揺れているのを発見する。二列に並んだ「千本鳥居」の道の出口近くの鳥居にそれぞれ2体ずつ首吊り状態でぶら下げられていたのだ。宮野辺には神聖な神域が汚されて驚天動地に陥る。急いで、引き返し宮司と警察に連絡を、と焦るのだった。
これが事件の幕開けとなる。伏見稲荷大社からの通報を受けて、京都府警捜査一課警部補・瀬口義孝と部下の加藤裕香巡査が現場に急行する。貴船神社の時に事件を担当したコンビがここでも登場する。
今回新たに登場するのは、樒祈美子(しきみきみこ)である。樒家は、代々、京都・伏見稻荷の氏子で、稲荷山にはきちんと塚を奉納し、家の守り神として常に尊崇している。そしてこの樒家は狐憑きの家系でもあるという。「狐筋」だという。祈美子には相対している人の心が瞬時にして読めてしまい、相手が嘘を吐いているのかどうか分かるという能力が備わっているのだ。彼女は樒家の塚を奉納している稲荷山の神域を守ることを己の使命と感じている。そんな彼女が、辻曲家の人々に出会い協力していくというストーリーになる。
そこに、澤村光昭が加わる。彼は祈美子の婚約者である。しかし、今回首吊り遺体という形で殺害された4人の被害者の一人・澤村太一の甥にあたるという。被害者の身元は既に判明していた。4人とも伏見稲荷の氏子ではなかった。
伏見稲荷大社で事件が起こった日、広島の厳島神社に出かけ、東京に帰る予定だったのだが、三女の巳雨が京都までグリと共に来ると言う連絡があったので、夜遅く京都で合流することにした。そして、全員が八坂神社裏手、霊山観音の奧にある傀儡師、人形遣いの佐助の家に泊めてもらうことになったのだった。
そんな折りに、千本鳥居のところで4人が殺害され、その後、千本鳥居が奥宮から本殿に向かって次々に倒れ始めたという。異常が事態が生じているのだった。さらに、佐助によれば、雷雲が京都に近づいてきているという。
伏見稲荷大社の主祭神は、宇迦之御魂大神であり、倉稲魂とも記される。さらに、猿田彦命、天宇受売命、賀茂建角身命と四大神が祀られていて、この五柱の神々を総称して「稲荷大大神」とも称される。
つまり、ここでも宇迦之御魂大神が関係してきているのだ。辻曲彩音は、翌朝伏見稲荷に行くことを決意する。彩音は佐助の家に向かう時から、物凄い「気」を感じ始める。
今回もストーリーの図式はシンプルである。
磯笛は高村皇の命を受けて、伏見稲荷の神の鎮めを解き放ち、大きな天変地異を引き起こそうとする。千本鳥居の山上側の鳥居の貫に吊された被害者たちが降ろされたことにより、結界が破られることとなった。そして、伏見稲荷の神を解き放つための前段として千本鳥居が次々に倒され始める。天空には雷雲が接近し始め、轟雷が迫っている。
彩音は磯笛たちの行動を阻止し、伏見稲荷の神に鎮まっていただくための行動を取り始める。
そのためには、伏見稲荷の神とは何か? 高村皇が伏見稲荷の神を怨霊神と捉えているのはなぜなのか? なぜ伏見稲荷と狐が結びつくのか? 稲荷山の神とは何か?
つまり、伏見稲荷の神の本質を見極めないと、彩音は神に鎮まっていただくように頼み込み、その成果を得られない。
そこで、彩音は福来陽一の助けを借りて、先人の諸研究とそこに含まれる疑問を手がかりとしながら伏見稲荷の神の成り立ちの歴史に遡っていき、分析・解明を推し進めて行く。
一方、霊的存在を信じ、この事件解決のためには稲荷に関して知ることも必要ではないかと学び始める。彩音の信念・思考に共鳴していく要素を持っている。彩音の協力者になっていく。
先人の研究から稲荷の神の本質に迫るための情報が次々と提示されていく。そして、それらの説をどう読み解きさらに本質にせまるか、そのプロセスが実に興味深い。この辺りに関心と興味がなければ、読み進める気にならないかもしれない。
こんな見解がまず提示されていく。
1. 山上伊豆母が提示した「稲荷史六つの謎
1)農耕龍雷神 2)穀霊白鳥 3)稲荷神と御霊会 4)稲と杉 5)男神か女神か
6)キツネ神使
2. 吉野裕子が提示した稲荷に関する5つの謎
1)何故、穀物神と狐が結びつくのか。
2)何故、2月初午に祀られるのか。
3)何故、朱の鳥居なのか。
4)何故、油揚と小豆飯が供えられるのか。
5)何故、穀物神が商売・鋳物金属神となるのか。
そして、これらの謎が様々に分析・検討され新たな見方を加えつつ、織り交ぜられていく。
彩音は稲荷の神についての謎を解くために、福来陽一に東京に行き、火地晋の考えを聞き出して貰い、その協力を得て、神の謎解きを促進しようとする。火地晋が苦手の陽一だが、やはり頼りになるのは、この作家先生。東京・新宿の裏通りにある猫柳珈琲店が再び登場する。火地晋は例の如く、様々な文献、資史料を引用して、ばっさばっさと稲荷の神について、解き明かしていく。そして、思わぬ見解を披瀝していく。
火地晋が福来陽一に展開する論が実におもしろく、楽しめる。なるほど、そんな見方や意味づけができるのか・・・・と。
『類聚国史』、三井の越後屋と稲荷信仰、『今昔物語集』、『山城国風土記』逸文の『伊奈利の社』、『日本書紀』、『古今著聞集』、『本草和名』、『和名類聚抄』、『日本霊異記』、・・・・出てくる出てくる。興味津々! このあたり、けっこうマニアック! 好き嫌いが分かれるかもしれない。
そして、火地は謡曲『小鍛治』を押さえなければ稲荷山の謎は解けないと論じていく。『稲荷大明神流記』に言及する。さらに謡曲『龍頭太夫』が出てくる。
この福来陽一と火地晋はともに幽霊なのだから、この設定自体がおもしろいところ。福来陽一はヌリカベなのだ。
福来陽一から火地の見解を待つ間にも、彩音は祈美子の協力を得て、稲荷山に登り、神を鎮めるための努力を始める。
このストーリーは、稲荷の神の本質解明の論展開と、彩音が稲荷山に登り、磯笛と対峙する行動のプロセスがパラレルに進行していく構成になっている。この行動の中で、巳雨が危地に陥るが、最後の最後で巳雨の純真さが最大の戦力になるという次第。轟雷の中での彩音と巳雨の活躍をお楽しみに! 勿論、福来陽一の協力なしには、このストーリーが成り立たないのもおもしろいところである。伝奇的歴史ミステリーの楽しさが味わえる。
少し見方を変えると、本書は伏見稲荷大社と稲荷山の案内記でもある。「稲荷山案内図」も53ページに掲載されている。これ1冊を持って、伏見稲荷大社と稲荷山を歴史探訪するのもおもしろいと思う。
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第十四 稲荷大明神事 『神道集』の神々
稲荷神 :ウィキペディア
六字大明呪 :ウィキペディア
六字明王 :「ほとけぞう」
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伏見稲荷大社/お山巡り :「戸原のトップページ」
荼枳尼天 :ウィキペディア
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『七夕の雨闇 -毒草師-』 新潮社
『毒草師 パンドラの鳥籠』 朝日新聞出版
『鬼神伝 [龍の巻] 』 講談社NOVELS
『鬼神伝』 講談社NOVELS
『鬼神伝 鬼の巻』 講談社
『カンナ 出雲の顕在』 講談社NOVELS
『QED 伊勢の曙光』 講談社NOVELS