隼瀬順平は、9月28日土曜日の朝刊で、法務省の官僚が遺体で発見されたというニュースを読んだ。ふとその事案について情報を集めてみようかと思った。だが、刑事局の事案だと判断し何もしないことにした。しかし、同期の飲み会でその事件に対する皆の認識に刺激されるとともに隼瀬がその事件に直接関わる事態になる。捜査態勢の急変が隼瀬を一層その事件に深入りさせるとともに、彼を窮地に追い込んでいくという面白い設定になっている。
隼瀬は私立大出身で1年間の留学経験を持つキャリアで、警察庁警備局警備企画課の課長補佐。階級は警視である。自分の行動原理は小さい頃からスーパーヒーローになりたいという願望を抱いてきたところにあると思っている。警察庁という選択の理由もそこにあった。
彼には私立大学出身でキャリア官僚の同期がいる。「土曜会」と称し、情報交換を兼ねた飲み会を時折行っている。情報交換の内容を考え、居酒屋に集合するときでも個室をとる。メンバーは5人。木菟田真一(外務省北米局第二課)、燕谷幸助(厚生労働省健康局指導調査室)、鷲尾健(防衛省人事教育局)、鵠沼歩美(経済産業省)が彼の同期である。
土曜日の夕刻、この飲み会に参加した。当然ながら、法務官僚の死が話題になる。同期の皆がそれぞれの省庁の立場を背景にこの事件に関心を寄せていた。警察庁の隼瀬が一番この事件についての情報を得ていると思っていたのだ。話がうまくかみ合わない。「官僚が殺されたんだ。日本の行政機構への敵対行為じゃないか」と言う発言まで飛び出す。それが契機となり、隼瀬は法務官僚の死について情報収集を迫られる立場になる。
隼瀬は日曜日に刑事企画課刑事指導室に所属し二期後輩の岸本行雄に連絡を取る。階級は同じ警視。隼瀬は岸本から事件の概要を知ろうとした。
被害者は法務省企画調査室次長、神谷道雄、35歳。キャリアである。自宅のある国家公務員住宅の傍で、22口径の拳銃で額を一発撃たれて殺害された。半年前に離婚していて、3歳の娘が居るという。一方、隼瀬は新聞記者からも現場情報を得ようとする。三大新聞のうち、リベラルを売り物にする新聞社の社会部にいて、警視庁記者クラブの担当である武藤武である。隼瀬は武藤とは良い関係にあると思っている。だが、初動捜査を含め、警察発表の情報以外は分からなかった。この事件に関して隼瀬は武藤との関係が出来る。事件捜査の進展の中で、キャリアとしての隼瀬が武藤とどのようにギブ・アンド・テイクの関係を図っていくのか。読者として興味が沸き起こる。
同日つまり日曜日に隼瀬は警備企画課のもう一人の課長補佐水木勇吾から本庁に来るよう呼び出される。水木は隼瀬より10歳上。階級は警視正。隼瀬は水木が出世コースから落ちこぼれているのではと推測している。水木からの連絡は渡辺課長からの指示だった。渡辺芳郎は水木の一期上で、41歳。階級は警視正。水木とは対照的。隼瀬は理想的な警察官僚と思っている。
捜査支援分析センター(SSBC)が法務省官僚殺人事件のビデオ解析をした結果、白人らしき被疑者が浮かびあがったことから、警視庁公安部外事一課と外事三課が動き出したという。そこで、隼瀬と水木が専任チームを作り、24時間態勢で警視庁から警察庁に上がってくる情報に対処する指示を受けたのである。
職掌上で他人事と思っていた事案に巻き込まれていくことになる。
だが、日曜日に組んで動き出した態勢を、月曜日の朝8時半に隼瀬が水木に引きつごうとした矢先、渡辺課長に二人が呼ばれる。「専任チームの件は終了だ」と。警視庁での捜査態勢も呼応するように縮小されてしまったのである。隼瀬は肩すかしを食らった気分に襲われる。
このストーリーは、ここから実質的に始まって行くと言える。なぜ、急激な方針変更がなされたのか。
水木と武藤はそれぞれの立場で、何か奇妙なことが起こっていると感じ始める。隼瀬もその意識に巻き込まれていく。水木は独自に課長には秘密でこの事件を調べ続けると隼瀬に言う。水木は渡辺課長と一人の理事官を信用できないと斬り捨てる。事態の急激な変化に疑念を抱く隼瀬もまた、水木と連携してひそかにこの事件を調べる決断をする。
隼瀬は再び岸本と連絡をとる一方、土曜会の同期からも外から見た情報を得ようと試みる。
同期との情報交換により、視点の違いからの関連情報が明らかになってくる。燕谷は、殺された法務官僚の神谷は日米合同委員会に関わっていたという。木菟田は、その委員会の構成や地位協定、密約などの一般情報を隼瀬に語る。
水木は隼瀬に言う。岸本が水木に連絡してきたこと。キンモクセイという言葉の意味が分かるかと。その言葉は岸本が水木に訊いたことであり、かつ殺害された神谷が前日同僚にその言葉を伝えていたという。
隼瀬は再度岸本と連絡をとる。岸本は、キンモクセイという言葉を、捜査本部にいた捜査一課のベテラン刑事松下からその情報を投げられたという。松下は捜査本部から外されていたが、直属上司との暗黙の合意で、本務の事件と併行し密かに捜査を続けているという。隼瀬は岸本と会って夜中の12時頃別れた。その翌日、岸本は登庁しなかったし、連絡がとれないことから同じ刑事指導室の係員が岸本の自宅に行き、首を吊っているのを発見した。
隼瀬は勿論、松下刑事とコンタクトを取り、情報交換を始める。
そんな矢先、隼瀬は岸本殺害の容疑者として指名手配されるという窮地に立たされる。
追う立場であるはずの隼瀬が警視庁から指名手配で追われる立場になる。己の潔白を証明するためにも、法務官僚神谷殺害の真相を究明し、事実と証拠を掴まなければならないのだ。
これからの展開がこのストーリーの読ませどころとなっていく。
1.キーワードとして「キンモクセイ」が関わっている。その意味は何か?
追われる立場に立たされた隼瀬がどこまで、どのようにしてその真相に迫れるか。
2.水木の見解は、渡辺課長と一理事官は体制派であり、この事件に関しては敵である。
この事件において警察庁警備局警備企画課という組織を信頼できないという。
水木はもうひとりのゼロを統括する裏理事官だけが事件関連では信頼出来るという。
さてどうするか?
3. 隼瀬は、土曜会の同期との信頼関係に依存せざるを得ない立場になる。
同じキャリア官僚の同期が、隼瀬にどうかかわっていくか?
4.神谷殺人事件の捜査から外されている松下刑事との関わりはどうなるか。
5.隼瀬が指名手配されたことを、武藤は最も早く知る立場にいる。
隼瀬と武藤の関係がどうなっていくのか?
6.容疑者として追われる立場になった隼瀬は、警察官僚として捜査員の捜査技法などは一通り知っている。その知識・ノウハウを追われる立場でどこまでどのように活かしていけるか? その逃走劇の側面がどこまでストーリーに描かれるか。
これらの観点が様々に絡み合いながら、追われる立場の隼瀬の視点でストーリーが展開していく。そのプロセスには、いくつかの誤解も内在していて混乱要因になる。そして読者にとっては意外な事実も明らかになっていく。
このストーリー、固い話の展開ばかりではない。ちょっと興味津々の一筋の流れが織り込まれつつ進行する。それは土曜会の中の唯一の女性キャリアである鵠沼歩美に対する男性キャリア4人の思いである。土曜会の席に、鷲尾と鵠沼が二人で現れることが重なる。隼瀬は鵠沼に思いを寄せているのだ。鷲尾と鵠沼が付き合っているのかを隼瀬は危ぶんでいる。一喜一憂・・・・・。著者が読者をちょっと楽しませる息抜き的な一筋をさりげなく絡めていくところもおもしろい。
日米合同委員会は実在する組織である。このストーリーはフィクションであるが、現実の日米合同委員会とは何かということを、考えるトリガーになる小説でもある。普段はたぶん一般庶民の意識に上ることもない組織。それがどのような組織で、日本国にとってどこまでの重みをもつものなのか?
近松門左衛門の虚実皮膜論を連想した。この小説は、日米合同委員会を題材にした虚実皮膜論の一つとして、興味深いと言えよう。
ご一読ありがとうございます。
本書に関連して関心の波紋を広げて、現実の事実情報を検索してみた。一覧にしておきたい。
日米安全保障条約(主要規定の解説) :「外務省」
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約 :「外務省」
日米合同委員会 :ウィキペディア
日米地位協定及び関連情報 :「外務省」
日米地位協定Q&A :「外務省」
日米密約 :「コトバンク」
沖縄返還密約 :「コトバンク」
知らなきゃよかった…日本の空は「実はアメリカのもの」だった :「現代ビジネス」
首都圏の空のタブー『横田空域』…未だに続く米軍の日本支配 :「NAVERまとめ」
スノーデンの警告「僕は日本のみなさんを本気で心配しています」:「現代ビジネス」
利便性の陰で広がる監視網 国民弾圧を意図する共謀罪 :「長周新聞」
日弁連は共謀罪法の廃止を求めます :「日本弁護士連合会」
【図解付】共謀罪をわかりやすく解説|適用への反対意見と主な罰則 :「刑事事件弁護士ナビ」
共謀罪 :ウィキペディア
共謀罪施行 「『関係ない』と決めるのはみなさんではなく警察官」 :「BLOGOS」
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このブログを書き始めた以降に、徒然に読んできた作品の印象記に以下のものがあります。
こちらもお読みいただけると、うれしいかぎりです。
『カットバック 警視庁FCⅡ』 毎日新聞出版社
『棲月 隠蔽捜査7』 新潮社
『回帰 警視庁強行犯係・樋口顕』 幻冬舎
『変幻』 講談社
『アンカー』 集英社
『継続捜査ゼミ』 講談社
『サーベル警視庁』 角川春樹事務所
『去就 隠蔽捜査6』 新潮社
『マル暴総監』 実業之日本社
『臥龍 横浜みなとみらい署暴対係』 徳間書店
『真贋』 双葉社
『防諜捜査』 文藝春秋
『海に消えた神々』 双葉文庫
『潮流 東京湾臨海署安積班』 角川春樹事務所
『豹変』 角川書店
『憑物 [祓師・鬼龍光一]』 中公文庫
『陰陽 [祓師・鬼龍光一]』 中公文庫
『鬼龍』 中公文庫
=== 今野 敏 作品 読後印象記一覧 === 更新5版 (62冊)
隼瀬は私立大出身で1年間の留学経験を持つキャリアで、警察庁警備局警備企画課の課長補佐。階級は警視である。自分の行動原理は小さい頃からスーパーヒーローになりたいという願望を抱いてきたところにあると思っている。警察庁という選択の理由もそこにあった。
彼には私立大学出身でキャリア官僚の同期がいる。「土曜会」と称し、情報交換を兼ねた飲み会を時折行っている。情報交換の内容を考え、居酒屋に集合するときでも個室をとる。メンバーは5人。木菟田真一(外務省北米局第二課)、燕谷幸助(厚生労働省健康局指導調査室)、鷲尾健(防衛省人事教育局)、鵠沼歩美(経済産業省)が彼の同期である。
土曜日の夕刻、この飲み会に参加した。当然ながら、法務官僚の死が話題になる。同期の皆がそれぞれの省庁の立場を背景にこの事件に関心を寄せていた。警察庁の隼瀬が一番この事件についての情報を得ていると思っていたのだ。話がうまくかみ合わない。「官僚が殺されたんだ。日本の行政機構への敵対行為じゃないか」と言う発言まで飛び出す。それが契機となり、隼瀬は法務官僚の死について情報収集を迫られる立場になる。
隼瀬は日曜日に刑事企画課刑事指導室に所属し二期後輩の岸本行雄に連絡を取る。階級は同じ警視。隼瀬は岸本から事件の概要を知ろうとした。
被害者は法務省企画調査室次長、神谷道雄、35歳。キャリアである。自宅のある国家公務員住宅の傍で、22口径の拳銃で額を一発撃たれて殺害された。半年前に離婚していて、3歳の娘が居るという。一方、隼瀬は新聞記者からも現場情報を得ようとする。三大新聞のうち、リベラルを売り物にする新聞社の社会部にいて、警視庁記者クラブの担当である武藤武である。隼瀬は武藤とは良い関係にあると思っている。だが、初動捜査を含め、警察発表の情報以外は分からなかった。この事件に関して隼瀬は武藤との関係が出来る。事件捜査の進展の中で、キャリアとしての隼瀬が武藤とどのようにギブ・アンド・テイクの関係を図っていくのか。読者として興味が沸き起こる。
同日つまり日曜日に隼瀬は警備企画課のもう一人の課長補佐水木勇吾から本庁に来るよう呼び出される。水木は隼瀬より10歳上。階級は警視正。隼瀬は水木が出世コースから落ちこぼれているのではと推測している。水木からの連絡は渡辺課長からの指示だった。渡辺芳郎は水木の一期上で、41歳。階級は警視正。水木とは対照的。隼瀬は理想的な警察官僚と思っている。
捜査支援分析センター(SSBC)が法務省官僚殺人事件のビデオ解析をした結果、白人らしき被疑者が浮かびあがったことから、警視庁公安部外事一課と外事三課が動き出したという。そこで、隼瀬と水木が専任チームを作り、24時間態勢で警視庁から警察庁に上がってくる情報に対処する指示を受けたのである。
職掌上で他人事と思っていた事案に巻き込まれていくことになる。
だが、日曜日に組んで動き出した態勢を、月曜日の朝8時半に隼瀬が水木に引きつごうとした矢先、渡辺課長に二人が呼ばれる。「専任チームの件は終了だ」と。警視庁での捜査態勢も呼応するように縮小されてしまったのである。隼瀬は肩すかしを食らった気分に襲われる。
このストーリーは、ここから実質的に始まって行くと言える。なぜ、急激な方針変更がなされたのか。
水木と武藤はそれぞれの立場で、何か奇妙なことが起こっていると感じ始める。隼瀬もその意識に巻き込まれていく。水木は独自に課長には秘密でこの事件を調べ続けると隼瀬に言う。水木は渡辺課長と一人の理事官を信用できないと斬り捨てる。事態の急激な変化に疑念を抱く隼瀬もまた、水木と連携してひそかにこの事件を調べる決断をする。
隼瀬は再び岸本と連絡をとる一方、土曜会の同期からも外から見た情報を得ようと試みる。
同期との情報交換により、視点の違いからの関連情報が明らかになってくる。燕谷は、殺された法務官僚の神谷は日米合同委員会に関わっていたという。木菟田は、その委員会の構成や地位協定、密約などの一般情報を隼瀬に語る。
水木は隼瀬に言う。岸本が水木に連絡してきたこと。キンモクセイという言葉の意味が分かるかと。その言葉は岸本が水木に訊いたことであり、かつ殺害された神谷が前日同僚にその言葉を伝えていたという。
隼瀬は再度岸本と連絡をとる。岸本は、キンモクセイという言葉を、捜査本部にいた捜査一課のベテラン刑事松下からその情報を投げられたという。松下は捜査本部から外されていたが、直属上司との暗黙の合意で、本務の事件と併行し密かに捜査を続けているという。隼瀬は岸本と会って夜中の12時頃別れた。その翌日、岸本は登庁しなかったし、連絡がとれないことから同じ刑事指導室の係員が岸本の自宅に行き、首を吊っているのを発見した。
隼瀬は勿論、松下刑事とコンタクトを取り、情報交換を始める。
そんな矢先、隼瀬は岸本殺害の容疑者として指名手配されるという窮地に立たされる。
追う立場であるはずの隼瀬が警視庁から指名手配で追われる立場になる。己の潔白を証明するためにも、法務官僚神谷殺害の真相を究明し、事実と証拠を掴まなければならないのだ。
これからの展開がこのストーリーの読ませどころとなっていく。
1.キーワードとして「キンモクセイ」が関わっている。その意味は何か?
追われる立場に立たされた隼瀬がどこまで、どのようにしてその真相に迫れるか。
2.水木の見解は、渡辺課長と一理事官は体制派であり、この事件に関しては敵である。
この事件において警察庁警備局警備企画課という組織を信頼できないという。
水木はもうひとりのゼロを統括する裏理事官だけが事件関連では信頼出来るという。
さてどうするか?
3. 隼瀬は、土曜会の同期との信頼関係に依存せざるを得ない立場になる。
同じキャリア官僚の同期が、隼瀬にどうかかわっていくか?
4.神谷殺人事件の捜査から外されている松下刑事との関わりはどうなるか。
5.隼瀬が指名手配されたことを、武藤は最も早く知る立場にいる。
隼瀬と武藤の関係がどうなっていくのか?
6.容疑者として追われる立場になった隼瀬は、警察官僚として捜査員の捜査技法などは一通り知っている。その知識・ノウハウを追われる立場でどこまでどのように活かしていけるか? その逃走劇の側面がどこまでストーリーに描かれるか。
これらの観点が様々に絡み合いながら、追われる立場の隼瀬の視点でストーリーが展開していく。そのプロセスには、いくつかの誤解も内在していて混乱要因になる。そして読者にとっては意外な事実も明らかになっていく。
このストーリー、固い話の展開ばかりではない。ちょっと興味津々の一筋の流れが織り込まれつつ進行する。それは土曜会の中の唯一の女性キャリアである鵠沼歩美に対する男性キャリア4人の思いである。土曜会の席に、鷲尾と鵠沼が二人で現れることが重なる。隼瀬は鵠沼に思いを寄せているのだ。鷲尾と鵠沼が付き合っているのかを隼瀬は危ぶんでいる。一喜一憂・・・・・。著者が読者をちょっと楽しませる息抜き的な一筋をさりげなく絡めていくところもおもしろい。
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近松門左衛門の虚実皮膜論を連想した。この小説は、日米合同委員会を題材にした虚実皮膜論の一つとして、興味深いと言えよう。
ご一読ありがとうございます。
本書に関連して関心の波紋を広げて、現実の事実情報を検索してみた。一覧にしておきたい。
日米安全保障条約(主要規定の解説) :「外務省」
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約 :「外務省」
日米合同委員会 :ウィキペディア
日米地位協定及び関連情報 :「外務省」
日米地位協定Q&A :「外務省」
日米密約 :「コトバンク」
沖縄返還密約 :「コトバンク」
知らなきゃよかった…日本の空は「実はアメリカのもの」だった :「現代ビジネス」
首都圏の空のタブー『横田空域』…未だに続く米軍の日本支配 :「NAVERまとめ」
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日弁連は共謀罪法の廃止を求めます :「日本弁護士連合会」
【図解付】共謀罪をわかりやすく解説|適用への反対意見と主な罰則 :「刑事事件弁護士ナビ」
共謀罪 :ウィキペディア
共謀罪施行 「『関係ない』と決めるのはみなさんではなく警察官」 :「BLOGOS」
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その点、ご寛恕ください。)
このブログを書き始めた以降に、徒然に読んできた作品の印象記に以下のものがあります。
こちらもお読みいただけると、うれしいかぎりです。
『カットバック 警視庁FCⅡ』 毎日新聞出版社
『棲月 隠蔽捜査7』 新潮社
『回帰 警視庁強行犯係・樋口顕』 幻冬舎
『変幻』 講談社
『アンカー』 集英社
『継続捜査ゼミ』 講談社
『サーベル警視庁』 角川春樹事務所
『去就 隠蔽捜査6』 新潮社
『マル暴総監』 実業之日本社
『臥龍 横浜みなとみらい署暴対係』 徳間書店
『真贋』 双葉社
『防諜捜査』 文藝春秋
『海に消えた神々』 双葉文庫
『潮流 東京湾臨海署安積班』 角川春樹事務所
『豹変』 角川書店
『憑物 [祓師・鬼龍光一]』 中公文庫
『陰陽 [祓師・鬼龍光一]』 中公文庫
『鬼龍』 中公文庫
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