長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

宮部みゆき著【ドリームバスター3】

2019-02-08 19:50:03 | 本と雑誌

またまたドリバスでごめんやす♪
そやし、うちのおつむそんな上等にできてぇしまへんよって、ここらでやめときます♪
さて今回は…、前回に登場したD・P(ドリーミングパーソン)村野理恵子、自信がなくて、常にまわりの視線に怯えて生きていた20歳の乙女。
ところが、マエストロに”錨”(アンカー)を渡されたため、変な能力が出てしまった。
しかし、結果彼女に自立していこうという強い心が芽生え、生き方を変えようとする…。
もう一人のD・Pタカシ、両親から虐待を受けていた…。
結果として、タカシは親から虐待されることはなくなったのだが、マエストロにもシェンにもほろ苦い思いが残ってしまった。
そして今回は、なんといっても、問題となるのは、謎のフィールド”時間鉱山”の登場である。
人の夢の中でもないのに、侵入できるこの空間とは、いったその正体が何か、分からない…。
シェンの友人であるD・Bのマッキーがそこに行ったきり戻ってきていない。
そのマッキーとその場に行き、ひとり帰ってきた、レイモンも不可思議な現象に見まわれる。
ドレクスラー博士に依頼され、マエストロとシェンはその場に向かう。
実は本の冒頭で、自殺願望を持つ男女二人が、心中行に向かう場面から始まるのだが、何故かこの男女が”時間鉱山”にいるのである。
この二人より前にヒロムという少年が、ひとりぼっちでいたのだった…。
他に人影はない!
その他今回はカーリンという、田舎娘が登場して、マエストロやシェンと一緒に暮らすことになった。
シェンとカーリンの応酬はなかなか面白い。
カーリンは嘗てD・Bだったパーカーの姪である。
母親が亡くなったので、ひとりぼっちになってしまい、パーカーを頼ってミクバ(D・Bの町)にやってきたのだが、可哀想にパーカーに拒絶されてしまったのだった…。
どうも”時間鉱山”ついて中途半端な状態で終わってしまっているので、うちやっぱり近いうちにドリバス4を読む事になるやも知れまへんな…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。