長尾景虎の戯言

読んだり聞いたりして面白かった物語やお噺等についてや感じたこと等を、その折々の気分で口調を変えて語っています。

宮部みゆき著【ドリームバスター2】

2019-01-25 18:25:00 | 本と雑誌

またドリバスかい!って思わないで下さい、続き物なので…。
それでは前回のおさらいをしましょ♪
『ドリームバスター』の世界
昔むかし、あるいは遠い未来。
地球とはまったく別の位相に存在する惑星”テーラ”では、意識を肉体から切り離し、自在に保管、移動する極秘実験”プロジェクト・ナイトメア”が行われた。
究極的には人間の不死を目指すこの計画は、実験機の五代目”ビッグ・オールド・ワン”の完成により、ついに成功したかに思われた。
しかしある日、”ビッグ・オールド・ワン”は大規模な暴走事故を起こし、”テーラ”全域に異常気象と天変地異をもたらす。
人体実験に供されていた凶悪な死刑囚五十人は、意識だけの存在となって時空の抜け穴を通り、別の世界に逃げ出していった。
どこへ?そう、現代の地球に住む我々人類の、夢の中へと…。
ドリームバスター(D・B)とは、我々地球人たちの夢の中に潜り、懸賞金をかけられた凶悪犯たちを狩る、賞金稼ぎたちのことをいう。
”大災厄”により孤児となった少年シェンは、マエストロと出会い、ドリームバスターとして育てあげられる。
現在16歳。
実は彼の母親は、彼らのターゲットである凶悪犯のうちの一人なのであった…。
お話についてこれましたか?
それではさて今回のD・P(被験者に夢の中に入り込まれた地球人・ドリーミングパーソン)は…。
村野理恵子(二十歳)、偶然に殺人現場を目撃して、それを裁判で証言したのだが、自分に自信がなく迷っている…。
もうひとりのD・Pは、タカシ(八歳)、両親に虐待されている…。



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