場所:総武線 錦糸町
所在:錦糸町駅前
ジャンル:居酒屋プラス
星:★
なんでこんな店を作るのだろうか。 いい加減にしてもらいたい。 ま、これが結論なんだけど、昨日2名で利用した。
エレベータを降りると、小あがりになっていた。そこには和服を着た女性が居て、なにかブツブツ独り言を言っていた。変な人だなと思ったけど、インカムで店内の従業員と交信しているのだとすぐにわかった。 「すぐにご案内いたします」と丁寧な対応。 靴を脱ぎ、小学生がやっと通れるほどの入り口から奥に進むと別の店員さんが居て席までご案内。 凄いデザインのお店で、高級感があふれていた。 席はテーブル席で、4人座れる半個室。ちょっと込み入った話があったので好都合だ。ここまでは何の問題もなかった。
店員さんがおしぼりを持ってやってきた。安っぽいおしぼりを2本、テーブルの上に直にポンと置いた。 あれ?手渡してくれないんだ と思いつつもまあ我慢。「先にお飲み物を伺います」と言われたので、いつも通りビールを注文。 店員さんは続けて「追加のご注文は、タッチパネルからご注文できます」と。何かなと思えば、テーブルには液晶モニタほどのタッチパネルが置いてある。さらに「お帰りの際は、こちらをレジまでお持ちください」と番号の書いた札を置いた。がしかし、普通テーブルの隅に置くとか、入り口のホルダーか何かに入れるでしょ。彼は何を思ったか、入り口の床にその番号札を置いた。どう見ても不自然な置かれ方。頭の中で大きな?マークを描く。
まあ、飲み物が来るまでにこいつで料理を注文しようと思い、メニューを見ながら、タッチパネルを操作。 あれ?これはどこにあるのか・・・と探すがなかなか出てこない。 やっと見つけ選択。数品選択し、「注文」を押すと、なにやらメッセージが表示された。注文した商品の中に品切れがあるので注文し直すように との内容。 一つ画面を戻ると、注文しようとした商品の一覧が表示されるだけで、どの商品が欠品なのか不明。 なんじゃこりゃ。面倒くさい。だんだんイライラが募る。 ビールが来るだろうからそんとき聞いてみようということになった。 がしかし、ビールが来ない。ファーストドリンクで何分待たせるつもりだ。 呼びベルがあることに気づき「ピンポーン」 はい、ただいま~という声と共にビールが到着。注文方法を聞こうと思っていたのに、ビールを置くやいなや サーッとどこかへ行ってしまった。 ???あれ?再度「ピーンポーン」 あの、これどうなってるの? とタッチパネルを指さす。 「あ、まだ注文できてませんね」 いやそうではなくてここまでの経緯を説明。すると少し待たされた後「鰹の刺身」が欠品していることが判明。 口頭で注文できないのかと聞くとOKだと言う。 だったら最初からそう言えよって感じ。ぶち切れそうになるが、じっと我慢。 「何とか豆腐」と「鳥の唐揚げ」「ブリの刺身」かなにかを注文。 数分待つと一気に出てきた。テーブルの上に無造作に置く。もう少し置き方考えたら?と心の中でつぶやく。料理の内容は豆腐以外は最低。刺身なんて盛りつけも全くの素人が盛りつけたであろうことがすぐにわかるありさま。身はくずれ、鮮度だってかなり疑わしい。結局豆腐以外は手を付けなかった。
欠品と言われた「鰹の刺身」だって、季節のお薦めかなにかになっていた。遅い時間に行って品切れと言うのならわかるが、まだ19時。 発注ミス?というより、やる気がないとしか思えない。 入り口に居た女性以外、従業員に笑顔がない。帰りの会計の場でも愛想笑い一つない。
いくら入れ物(お店)に金をかけ、立派な内装をして高級感を演出しても、従業員の対応や、料理があれでは、まったく笑止。
同じビルの別フロアに「土風炉(とふろ)」というチェーン店がある。いつ行っても、どの店でも平均して良い印象を受けて帰る。 店はやはり「人」で決まる。
良い店だと聞いていただけにちょっとショックだったかな。良い店というかデザインのきれいな店って感じだな。無星にしようかと思ったが、デザインに★ひとつ。