ROCK & CINEMA DAYS

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ケロヨンとかブーフーウーとか60年代の子供たちと語りたい

2009-02-01 09:31:23 | テレビ・ラジオ
おととい地上波で「20世紀少年」を観ました。
いや~、面白かった。
でもTレックスの「20century Boy」はラストに流れるだけなんですね。
メインで流れると思ってたんで、ちょっと残念でした。

映画の中で「ともだち」が
「バッハッハ~イ」
とやりますね。
あれを見た瞬間「ケロヨンだ~!」と叫んでしまいました。
ケロヨンを知らない平成生まれの息子は「ケロヨンって宮迫の役名だよ」と言うので
また昔のテレビ番組について嬉々としてレクチャーすることになりました。



子供番組「ケロヨンと遊ぼう」は
1966年から日本テレビ系で放映された着ぐるみの人形劇です。
ケロヨンはその名が表すとおりカエルです。
自動車が好きで、いつもオープンカー(当時はスポーツカーと言ってた)
に乗ってました。
番組のエンディングに必ず
「バッハッハ~イ」と言うのです。
その時の手の振りが
「20世紀少年」で「ともだち」がやっているのと同じで

右手を広げて突き出し「バッ」
手を握って引っ込めながら「ハッ」
また手を広げて突きだし「ハ~イ」

私はケロヨンが大好きでいつも観てました。
一度、大阪でケロヨンの舞台公演があり
私の家にもチケットがあったんですが
何故だか忘れたけど行けなくなって
すごく悲しかったことを覚えてます。
理由は忘れてるくせに
結果だけ覚えてるってどんだけ~
って突っ込まないでね。

でも着ぐるみの人形劇のハシリと言えば
NHKの「ブーフーウー」でしょう。
1960年から放映されてたそうなんで
まだ一般家庭にテレビが普及してない頃ですもんね。



調べたら「ブーフーウー」の舞台は
メキシコなんですって。
そう言われて見れば
次男のフーは、メキシカンハットかぶってました。

私が「ブーフーウー」を観てたのは
物心つくかつかないくらいの頃なんで
細かいことは全然覚えてないんですが
私より3歳年上の先輩が言うには
「ブーフーウー」はカバンの中にしまわれている人形で
進行役のお姉さんが3匹をカバンから出し
部屋の壁についてるゼンマイを回すと
3匹が動き出すという設定だったそうです。


劇が終わるとまたお姉さんが
動かなくなった3匹をカバンに戻して片づけ
「みなさん、さようなら」
と言うんですって。
その先輩は、3匹が動かなくなってカバンに入れられる場面がとても怖かったと言ってました。
うむ、子供番組にしてはなかなかシュールな設定でしたね。

長男「ブー」の声はドラえもんの大山のぶ代
次男「フー」の声はパーマンの三輪勝恵
三男「ウー」の声はなんと黒柳徹子
メンツもすごいですね。

NHKの着ぐるみ劇の歴史はここから始まりました。
うちの大学生の長男が子供の頃は
「にこにこぷん」じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろり
高校生の次男の時は
「どれみふぁどーなっつ」みど・ふぁど・れっしー・そらお
半世紀近くも続いています。
時代や環境は変わっても
子供というのは着ぐるみ劇が好きなんですね。

1月の初めにNHKで「ブーフーウー」が
たぶんダイジェストでしょうけど、放映されたらしいです。
見逃してしまったんで残念だったんですが
なんと来週再放送されるとかで
録画の準備をしなきゃいけないと喜んでいるところです。


ついでと言ってはなんですが
グリコの懸賞で当たった
「おしゃべり九官鳥」も持ってたなと思い出しました。
グリコアーモンドチョコレートについてるマークを5枚集めて送ると
抽選で当たるんです。
背中のひもをひっぱると何種類かの言葉をしゃべりました。



「おしゃべり九官鳥」は3種類あって
私の家にあったのは
ランドセルをしょった「ジュニア」という子供九官鳥でした。
「おやつちょうだい」「べんきょうしましょ」など
子供向けのセリフをしゃべってました。
ひもは何回かひっぱるうちにとれてしまい
なんとか爪でひっぱってしゃべらせてましたが
だんだん声が低く伸びてきて
「…ぅおぅやぁぁつちょぉぉぉぉだぁぁぁい…」
と不気味な九官鳥になり
ある日、しゃべらなくなってしまいました。これを世間では寿命と言いますね。

グリコの懸賞で「おつかいブル公」と言うのもあったと記憶していますが
これは持ってなかったんです。
どんなやつだったか知ってる方は教えてくださいませ


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