ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝あなたの俳句は…〟

2019年07月08日 | 俳句

 こちらは今日も雨が降りそうで降らない蒸し暑い一日となりました。午前中は義母と一緒に月一回の通院、午後はリハビリへと病院のはしごをしました。みんなからは元気そうと言われるんですが、今一つすっきりしません。このところの不快指数のせいでしょうか。

 ところで、先日電話がかかり…〝俳句をなさっていらっしゃる〇〇様はいらっしゃいますでしょうか〟〝どちら様でしょうか〟〝はい、私△△新聞の者ですが…〟〝ああ、今は出掛けていませんので…〟と、すぐさま切りました。この手の電話は今までにも何度も掛かって来ていましたので、即座に断わるか居留守を使うか…。

 始めてこんな電話が掛かってきた時は知らずに〝はい、私ですが…〟と答えてしまい、その後は〝〇〇様のあの句は素晴らしいですね~。本当に心を打たれました。ああいう句は是非残して…〟と、歯の浮くような言葉で褒めちぎられ…。こんな調子を最後まで聞いていると、最後はやれ本に載せるからとか新聞に掲載するからとか、いろいろと勧めてきます。向こうは百戦錬磨の押しの一手、もうタジタジ!もちろんそんな気はさらさらないんですが、〝ではおいくらなんですか?〟と参考までに聞くと〝〇十万円〟ですって!もうビックリですよ。

 恐らく俳句をしておられる方でこのような勧誘の電話が掛かってきたという人がたくさんおられるのでは?

 先日届いた俳人協会発行の新聞「俳句文学館」にも、〝電話勧誘にご注意を〟との見出しで、次のように呼びかけていました。

 「あなたの俳句は素晴らしいのでぜひ」などと褒め、新聞や雑誌に掲載しませんかという勧誘の電話。無料だと思って口頭で承諾すると、後から高額な掲載料の請求書が届くことがあります。過去の作品を確認してから電話をかけてくるのですから用意周到です。

 執拗に勧誘されても意に添わないときは、きっぱりと断るなどの対応が必要です。最終的には自己の判断ですが、同様の勧誘も次々と来ることもあるのでお気をつけ下さい。

 私の教室の人からも、このような電話があったのでどうしたものかという相談を受けましたので、すぐ断わるように言いました。誰だって自分の作品が褒められるというのは気分のいいものでしょう。そこを狙って甘い言葉で巧みに勧誘する…特に俳句には高齢な方々が多いので騙しやすいのでしょう。これは一種の詐欺まがいの行為です。絶対に乗せられないようにしましょう。

 私も初めての時は、私の作品をどこで見つけられたのかしらと不思議でしたが、そう悪い気はしませんでしたもの。だから気の弱い人などで気がついたらついOKしてしまっていたということもあり得るかも。みなさんお互いに気を付けましょうね。

 以前やはり知らない人から電話がかかり、〝××出版の者ですが、今度雑誌に〇〇様の俳句を掲載させていただきたいのですが…〟と。そこは私も名前を知っている出版社でした。だから〝なんで、有名でもない私の俳句を…〟と疑問に思いましたが、いろいろと話をしていくうちに本物だと分かって一安心。でも、最後に気になって〝ちょっとお聞きするんですが、掲載するのに費用がかかるんですか?〟と聞いてしまいました。すると、〝とんでもございません。それより僅かではありますが、原稿料を差し上げます〟と。ヨカッタ!(笑)

 今のご時世、なにがあるやら分かりませんものね。私はまだ〝オレオレ詐欺〟にはあったことがないのですが、何はともあれ何事もすぐに信用せず、十分気を付けるに越したことはありません。頑張りましょう。

 写真は「泰山木の花」で、初夏の季語。本当はもっと早く咲く花ですが、我が家の木は上にばかり伸びていたので、主人がバッサリと伐ってしまい、ここ2年は一つも咲きませんでした。それが今年やっと一つ咲くと喜んでいたのに、見逃してしまいました。すると先日また小さな花芽を見つけ楽しみに待っていると、やっと昨日から咲き始めましたが、今日はもう散り際でした。匂いのいい花なんですよ。蕾は6月10日に撮影したもの。

 

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今日は〝七夕〟

2019年07月07日 | 俳句

 山口県は今日は概ね晴れて、最高気温も30度を超え暑い一日となりましたが、宇部では28度と。しかし、午前中ちょっと草取りをしましたらすぐに汗ばんでしまいました。いくら晴れていても湿度が高いからで、洗濯物も今一つカラッと乾きません。イヤですね~。

 今日は7月7日、五節句の一つの〝七夕〟です。でも、これは陰暦での7月7日の行事ですから、本当は今日ではないのです。だから歳時記でも初秋の季語となっています。ちなみに今年は8月7日が旧の7月7日のようですので、本来はその日に行うべきものなんですよ。

 この七夕の行事は、中国古代の牽牛・織女の伝説とそこから派生した乞巧奠(きこうでん)の行事が加わり、この流れに日本に古くから伝わる棚機(たなばた)つ女(め)の信仰とが習合したものとされています。笹竹に詩や歌を書いた短冊形の色紙を吊るし、軒先や窓辺に立てて文字や裁縫の上達を祈りました。昔は願いの糸(五色の糸)を竹竿にかけて願いごとをしていたようですね。

  七夕や秋を定むる夜のはじめ           松尾芭蕉

 七夕と立秋は殆ど同時に訪れますので、この句のように昔から七夕が来ると秋だなあ~と思って空を眺めたのでしょう。今年は8月8日が立秋のようですので、まだ秋にはなっていないんですけどね。

 先程外に出て空を眺めてみますと、今夜は珍しく星があちらこちらに輝いて見えました。今日のように陽暦での七夕をすると、大抵この夜は雨か曇りが殆どでしたから、一年に一度だけの彦星と織姫の逢瀬がはかなく消えて…。でも、今年は二人がしっかりと出逢えてよかった!と喜べば、一方では今年の梅雨は〝空梅雨〟ということになって困るのでしょうか?

  百姓に泣けとばかりに梅雨旱(つゆひでり)      石塚友二

 この句のようにならないことをただ願うばかりですが、今のままでいけばなりそうな予感!本当に雨って降りすぎても降らなくってもいけない厄介なものですね。

 昨日の6日は、14府県で275人の方々が亡くなられたあの西日本豪雨から1年目でしたので、あちらこちらで追悼行事が開かれていましたし、その前日の5日は、福岡・大分両県で40人が亡くなられた九州北部豪雨から二年目。今年も先日の九州南部での豪雨で心配しましたが、大きな人的被害(死者2名とか…)はなかったというのが不幸中の幸いでした。これから先も油断はできませんが、なんとか無事に…と祈るだけです。

 写真は、〝ヒメヒオウギスイセン〟。これは季語にはなっていませんが、同じアヤメ科の多年草〝ヒオウギ〟は夏の季語です。

 

 

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世界遺産登録オメデトウ!

2019年07月06日 | 俳句

 今日は午前中は晴れ間が出て、その分気温も28度まで上がりました。でも、午後からは曇りでしたので、ちょっと蒸し暑い一日。

 ニュースでは、ユネスコの世界遺産として「百舌鳥・古市古墳群」の登録が決定したと流れていました。これは本当にお目出度いことですよね。大阪府堺市をはじめその関係地域ではきっと大喜びのことだったでしょう。オメデトウございます。

 これで日本国内の世界遺産は23件となりました。今回の…特に世界最大級の墓「仁徳天皇陵」などは、これから観光客がドッと押し寄せて来てさぞ賑やかになることでしょう。

 あれはもう4年前になるかしら…「明治日本の産業革命遺産」として山口県萩市の4施設が世界遺産に登録されたのは。この世界遺産は山口県だけでなく、福岡県から佐賀・長崎・熊本・鹿児島・岩手・静岡と広範囲にまたがり、製鉄・製鋼、造船、石炭産業などの23施設が世界遺産として登録されたんですけどね。

 もともと萩市は、城下町としての古い街並みや萩焼で、また吉田松陰や高杉晋作など維新の原動力となった勤皇の志士たちの故郷として有名なところでしたので、普段から観光客で賑わっていました。それが世界遺産に登録されたということで、この時以来わんさかと観光客が押しかけて、なんだか城下町を歩いても、かつての風情は全く感じられず、まるで〝芋の子を洗う〟ような喧騒でした。それも外国の人にほとんど占められていて…。でも最近は行っていませんので、ちょっと様子は分からないのですが…さてどうなんでしょうか。

 そういえば、確か島根県の「石見銀山」も世界遺産になり、あれよあれよと有名になって騒がれ、溢れる観光客を受け容れるためにいろいろと施設などが整備されたそうなんです。しかし、最近行った人の話では、もう飽きられたのか、観光客もちらほらでどこもガラ~ンとしていて淋しい限りだったと。調べてみると、「石見銀山遺跡とその文化的景観」として登録されたのが2007年6月とありましたので、もう10年以上も前になるんですね。私が行ったのは世界遺産になる前でしたので、それなりの雰囲気があって、来てよかったなあと思ったんですが…。

 観光地に行くとあちらこちらで寂れた施設を見かけます。いわゆる〝テーマパーク〟というのかしら。一時期の賑わいがウソのようにただ巨大な建物だけが残っていて、全く人気のない様子。それは昔から言う〝栄枯盛衰〟の見本のようでしたね。ブームにあやかって儲けようとさんざんお金をつぎ込んで、その揚句に倒産するというパターンでしょうか。そんな施設を見る度に私は〝もったいな~い〟と、思ってしまうんですが、みなさんはいかがですか?

 いや、こんなことを書くつもりじゃ…、要は日本だけでなく〝世界の遺産〟ですから大切にしましょうという話なんですよ。

 写真は、もみじの斑入りです。離れて見るとまるでもみじの先が光っているように見えて…近づくと斑入り、始めて見ました。

 

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百足虫騒動

2019年07月05日 | 俳句

 今日も予報では午後から傘マークなのに、殆どお湿り程度…こんな調子では今年はきっと水不足になりそうです。それも困りものですが。

 毎日どんよりとしていますので、気持ちもイマイチ…本当は午後からリハビリに行く予定でしたが、何となく体がダルくて止めました。それでPCを開いて見ていましたら、机のあたりをスルスル~と何か黒いものが…エエッ、何?足がたくさんある…そうです。大きな黒い百足虫(むかで)でした。途端にキャッと飛び上がりましたが、それでも早く捕まえなくっちゃ…主人はいないし…、エイ!と意を決して捕まえようとしたのですが、逃げ足が早くてとうとう見失ってしまいました。

 5,6センチはあろうかというまるでゴムでできたような大きな百足虫なんですよ。もう怖くって…私の一番苦手なものです。もちろん蛇なども苦手ですが家の中には出て来ませんから、やっぱり百足虫!それからが大変でした。机のあたりにあるものを片っ端から退けて掃除をしましたし、炬燵式になっている机の下も簀の子を退けて全部見たのですがどこにも見当たりませんでした。もうこうなるとお手上げです。今もどこからか急に出てくるのではと…戦々恐々としています。

 〝もうイヤダ!イヤダ!百足虫なんか大嫌い!〟と言うと、主人が〝好きな者はおらんだろ…〟と。エエッ、います?ホント!私はまだそんな人にお目に掛かったことはありませんが…

  ひげを剃り百足虫を殺し外出す        西東三鬼

  なにもせぬ百足虫の赤き頭をつぶす      古屋秀雄

  殺さんとすれば百足も慟顛(どうてん)    百合山羽公

  夜やひとり出でし百足虫を百叩き       石井紅楓

 どの例句を見ても…百足虫はやっぱり嫌われて殺される運命にあるようです。だとすれば百足虫の方こそエライ迷惑で、できれば人間様に見つからないように逃げだしたいはずですよね。しかし、百足虫に刺されると怖いんですよ。母なんかは手を刺されて腫れ上がり当分痛かったと言っていましたし、先日は友人のご主人が百足虫に刺されてショックで気を失い、救急車で病院に運ばれたと聞きましたもの。オオ、コワッ! 

 写真は、先日の夏至キャンドルナイトで行ったさくら庵の額紫陽花。本当にキレイな色でした。

 

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俳句の〝余白〟

2019年07月04日 | 俳句

 梅雨前線が活発化した影響で、このところ毎日強い雨が降り続いている九州南部、その宮崎県えびの市での総雨量が1000㍉に達したという。その他各地でも昨年の西日本豪雨の総雨量を超えているそうです。そのため鹿児島、宮崎両県では計約52万世帯、計約110万人に避難指示がでたとも。昨年のブログでは3日から4日にかけては台風7号が山口県を通過したと書いていましたが、たいして被害はなかったみたい。

 こうも次から次に災害に見舞われるのをみると、もうほどほどのところで収めてほしいと思います。それがどこであろうとも他人事とは思えませんから…どうぞ神様お願いしま~す!

 さて、先日の兼題「夏薊」の句で、〈信じたる人の裏切り夏薊〉というのがありました。私はいいと思ったのに…ナンと一点も入らなかったんです。う~んなぜなんでしょうか。不思議!初心者の句とすれば、ほどほどに季語も効いているし、作者の気持ちもよく分かりますもの。だとすると、その分かりすぎるというところにこの句の欠点があるのかも。

 俳句は575ですので、何もかも言おうとしてもとても言いきれません。狭すぎるんです。だから句の行間の空白に托して〝言わずに語る〟ことが大切。それができれば、俳句の描く世界をぐっと広くすることができるのです。そのためにはいかに不必要な言葉を省くか…即ちことばの無駄遣いをなくすということが第一なんです。そうすれば削ったところに空白が生まれて、そこに違った状景を加えることも、また、背景を広げることもできるんですよ。

 この上掲の句の場合は、上五中七の中で〈裏切り〉というのが季語に対する重要な斡旋になっています。とするとこの言葉はそもそも〝約束や信義に反する行為〟をいうのですから、また、裏切るのは人(人の関わっている会社なども)に決まっていますから、〈信じたる人の〉を省いたとしても十分に意を伝えることができますよね。そうすると、8音も余白ができてしまい、それを埋めるのに初心者は四苦八苦することになるのです。俳句は短いから言いたいことが十分言い切れないと嘆いていた人が、〝この言葉は不要だから削って他の言葉で補って描写しましょう〟というと、今度はこの余白を持てあまして二進も三進もいかなくなり…最後にはギブアップしてしまうことも。というわけで、結局は言わずもがなのありきたりの言葉で埋めてしまうんです。

 このように分かりきった言葉で埋めればすぐに五七五になりますし、一応俳句らしくもなります。でも、最初はそれでいいんです。そこから始めて徐々に省略を効かせることを学んでいけばいいと思います。もし最初から省略の効いた奥行きの深い句が詠めたとしたら、あなたは天才かもよ!

 ではみなさん、上掲の句を「裏切り」と「夏薊」の取り合せで、残りを補って一句に完成させてみましょう。どんな句ができるかしら?楽しみですね。さあガンバッテ!

 写真は、〝白粉花〟(おしろいばな)、秋の季語です。昨日の美容院の駐車場に咲いていました。もう植物にも季節感が狂ってきているようで…なんだか恐ろしい気がします。

 

 

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半夏雨?

2019年07月03日 | 俳句

 天気予報では雷や激しい雨が…ということでしたが、確かに雨は降りました。でも、それも申し分け程度で夕方にはもうすっかり上がっていました。どうも今回の予報は局地的に…ということなのでしょうか。宇部ではその気配が全くありませんから、いいんですけど。

 今日は午後から健康体操へ、その後予約していた美容院に行きましたので、少しは気分がよくなりましたが、洗濯物がね~、ホント困ったもんです。でも、気温は25度と、体操してもエアコンのいらない状態でしたね。 

 昨日は一日中曇りかと思ったら夕方からポツリポツリと…。梅雨前線はまだ停滞していて、九州四国は断続的な雨に見舞われると。そろそろ移動して梅雨晴間があってもいいのでは思うんですがね。

 ところで、昨日7月2日は、七十二候の一つの「半夏生」(はんげしょう)でした。夏至から11日目に当り、この日には毒気が降るといっていっさいの野菜を食べず、また竹節虫を生じる時だといって竹の子を食べないなどの俗習があるようです。また、「半夏半作」ともいわれ、かつてはこの日までに田植を終えるものとされていましたし、この日から5日間は農作業を休むんだと。更にこの日の雨を「半夏雨」といい、降れば大雨が続くとされています。だとすれば、このところの九州南部での豪雨はこれかも…どうぞ大被害が出ませんように。お願いします。

  塩入れて湯の立ち上がる半夏生       正木ゆう子

 作者の正木ゆう子さんの名前は、現在讀賣新聞俳壇の選者でよく見ますので知っていますが、私はその前からお名前だけは知っていました。かって林翔先生の関係で「沖」を購読していましたので、そこで拝見していましたし、また、熊本県出身というのにも親近感を覚えたからでした。中でも一番印象に残ったのはお兄さん(正木浩一)が亡くなられた時の句を読んでだったと思います。そもそも大学時代にそのお兄さんに誘われて「沖」に入会し、能村登四郞氏に師事したということですから、私が知ったときはもう俳人として押しも押されもしない存在だったのです。だから昨今の活躍は当然のことですが、一番近いところでは2017年、第5句集『羽羽』(はは)で蛇笏賞を受賞されましたね。

 現代の女性のライフスタイルを反映した奔放な詠みぶりで、同世代の女性俳人の先駆けとして活躍され、代表句に「いつの生(よ)か鯨でありし寂しかりし」(『水晶体』)、「かの鷹に風と名づけて飼ひ殺す」(『悠 HARUKA』)、「水の地球すこしはなれて春の月」(『静かな水』)などがあります。 

 さて、上掲の句はパスタか何か茹でているのでしょうか?今日は「半夏生」だから野菜類は食べないのかも知れないし…。まあ、とにかく塩をひとつまみ入れると湯が一瞬パア~ッと噴き上がる様子、それを〈立ち上がる〉と言ったんでしょうね。ああ、今日は半夏生なんだからと思うと…この立ち上がる湯で何だか毒気も逃げていったかも…と。何となく鬱陶しいこの時期の感覚と気分がよく感じられる句だと思いました。

 昨日の句会の兼題は〝夏薊〟でしたが、この季語は、春の薊との違いを感じさせるのが意外と難しいようでしたね。この話は、また…

 写真は、今日の美容院前の街路樹〝シマトネリコ〟です。モクセイ科のトネリコ属の半落葉高木。我が家のシマトネリコは全く花が咲きませんが、この木は今花盛りでした。シマトネリコは雌雄異株とのことですので、我が家のは雄株なのでしょう。くじと同じで、買った植木もいつもハズレです。クヤシイ!

 

 

 

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〝ビックリぽん〟のランキング!

2019年07月01日 | 俳句

 ついに一年の前半が終り、後半に突入しました。しかし、昨日から今日にかけて、西日本に停滞している梅雨前線が活性化し、熊本や鹿児島をはじめ九州各地に強い雨が降り続いて、避難勧告が出されています。まだ被害状況は知りませんが、昨年の広島の土砂災害のようなことになりませんように…ただ祈るのみです。特に熊本県の益城地方は地震の被害もあったところではないかと…、そして、まだ完全には復旧されていないのでは…と思うと、本当に心配です。馬醉木のお仲間もいらっしゃいますし…

 こちらは、まだ降るというほど降っていません。天気図を見ると梅雨前線は九州から四国の方へ伸びていますので、山口県は免れているのかも知れません。かといって喜んでばかりいると次はどうなるか分かりませんので、心構えだけはしっかりと…〝備えあれば憂えなし〟ですものね。

 ところで、まあ聞いて下さい。〝ビックリぽん〟です。毎日goo blogの〝アクセス解析〟を見ているのですが、29日の記録を見てビックリぽんだったんですよ。アクセスの閲覧数が1442pv、訪問数509uu、ランキングが2874190ブログ中1550位ですって!今まで最高は2000台が何度かありましたが、普通は4000~5000台、悪いときは6000~7000台もありました。だから週別ランキングも平均して普通は5000台、最近上がって4000台になりました。ところが、6月23日 ~ 6月29日の週別ランキングでは初めて3542位と、3000台に上がったんですよ。

 それ程ランキングに拘って書いているわけではありませんけど、ただ熱心に読んで下さる方が多いとやはり励みになりますので、つい書いてしまうんです。更に最近は俳句の方ばかりではないのが本当に嬉しい!

 このブログは、少しでも俳句の素晴らしさや面白さに興味を持って頂ければと思って、始めたものです。あの夏井いつきさん言うところの、〝俳句の種まき〟を私もやってみようと思ったんです。ブログ開設から今日で866日…徐々にその種が芽吹いて来つつあるのでしょうか?それならば本当に嬉しいです。

 でも、まだバンザ~イとは言えません。もしかしたら今回がたまたまということかも知れませんので…。これが維持できてはじめて、心から喜べることです。だからみなさん!どうぞこれからも応援よろしくお願いしま~す。

 さて、明日からまた7月の俳句教室や句会が始まります。兼題は〝夏薊〟(なつあざみ) 。〝薊〟はキク科の多年草で、春の季語ですが、種類が多くて、夏から秋にかけて咲く薊のことを〝夏薊〟といいます。特に高山に咲くものに多いですね。

 これは、4月17日に蕨と筍掘りに行った時の〝薊〟の写真。ですから、春の薊です。今度夏薊を見つけたら写真撮りますので…それまでゴメンナサイ!今日は今からリハビリへ、行って来ま~す!

 

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