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黄帝内経素問 上古天真論篇 第一 第四節 養生2-3

2009-12-03 09:22:35 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

上古天真論篇 第一 第四節

養生
23

③ 養生についての記述が黄帝内経素問上古天真論にあります。33

今時之人不然也。以酒為漿、以妄為常、酔以入房、以欲竭其精、以耗散其真。不知持満、不時御神。務快其心、逆於生楽、起居無節。故半百而衰也。

(読み)

「今時の人は然らざるなり。酒を以て漿となし、妄を以て常となし。酔いて以て房『『房』って何に入り、欲を以て其の精を竭(つ)くし、耗を以て其の真を散ず。満を持することを知らず。時ならずして神を御す。務めてその心を快にし、生楽に逆(さか)らい、起居に節なし。故に百に半(なかば)して衰うるなり」と。

漿=しょう・酒の一種。粟米を醸して造り、味はやや酢い。のみもの。飲料の液汁の総称。

生楽=「人がいきているということの楽しみ」のことで、つまり長生きをするという楽しみである。

生楽に逆らい=養生の法などは全く省みない。

起居=「立ち居ふるまい」でつまり日常生活。(鍼灸医学大系)

 

現在の人はそうではなく、酒を水のように貪り飲み、異常なことを平常として生活し、酔っては事を恣いままに行い、色欲のおもむくままにして、精気を使い竭し、真元を消耗し散佚させてしまいます。

充満された精気を保持することを知らずに、常々精力を用い過ぎ、一時の快さを貪り、養生に反して享楽してしまいます。

労働を休息とに一定の規律がありません。

こんなことだから五十歳になるやならずで老衰してしまうのです。(東洋学術出版社素問)

 

 物事には原因と結果があります、つまり因果で、ドラマなどでストーリーの展開は必ず因果応報となり結末を迎えます。

毎日の飲食、行動、心遣いが人の一生に影響を与えます、良かれと思っていたことが正しい道と違うといったことが多々あります。

 感謝する、前向きである・プラス思考である、相手のことを思いやれるという心遣いでありたいものです、こういった心遣いが漢方薬の効きをよくします。

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