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四氣調神大論篇 第二 第二節 夏

2009-12-23 09:33:05 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 四氣調神大論篇 第二

第二節 
夏三月、此謂蕃秀。天地氣交、萬物華實。夜臥早起、無厭於日。使志無怒、志華英成秀。使氣得泄、若所愛在外。此夏氣之應、養長之道也。逆之則傷心、秋爲痎瘧。奉収者少。冬至重病。

  「冬至重病」の四字は前後の文章から判断して剰文ではあるまいかと思われる。

夏三月これを蕃秀という。天地の氣交わり、萬物華さき實のる。夜に臥し、早に起き、日を(いと)うことなかれ。志をして怒ることなからしめ、華英をして成秀せしむ。氣をして泄することを得しめ、愛するところ外に在るが如くす。これ夏氣の應にして長を養うの道なり。之に逆うときは則ち心を傷り、秋痎瘧を爲す。収を奉くる者少し。

 

東洋学術出版社黄帝内経素問 四気調神大論篇 第二

夏三月、此謂蕃秀。天地気交、万物華実。夜臥早起、無厭於日。使志無怒、志華英成秀。使気得泄、若所愛在外。此夏気之応、養長之道也。逆之則傷心、秋為痎瘧、奉収者少、冬至重病。

 

夏三月、此れを蕃秀と謂う。

天地の気交わり、万物華(はな)さき実る。

夜に臥し早く起き、日をうことなかれ。

志をして怒ることなからしめ、華英をして成秀せしめ、気をして泄らすを得さしめ、愛する所をして外に在るが若くせしむ。

これ夏気の応、養長の道なり。

之に逆えば則ち心を傷(やぶ)り、秋に痎瘧(がいぎゃく)となり、収に奉ずる者少なく、冬至らば重ねて病む。

蕃=しげる、草木が茂って根がふえる

秀=穀物が花を持つ形容、草の花、穂蕃秀=草木が茂り花の咲く季節

天の気=陽気

地の気=陰気

厭=満足する、きらう

日=太陽

怒=勢いが強くてとめられない形容

長=成長する、大きくなる

痎瘧=間歇熱、熱が出たり引っこんだりする

重=かさねて、さらに、その上に

(明解漢和辞典)

 

夏の三ヶ月は万物は悉くしげり、花咲く季節となる。

この時期は、地の気は上昇し、天の気は下降し、天と地の気は交わり合い、万物は花開き実を結ぶ。

人々ははやく寝て、早く起きるべきであります。

太陽の日の長さ、暑さを厭うことなく、こころざしを愉快にすべきで、体の外へ出る原動力を止めるべきではない。

花のある植物と同じように満開にさせ実る、体内の陽気を外にもれることの出来るようにし、内から外に向かって発散することができるようにすべきである。

これがつまり、夏季に適応し成長の養生法であります。

もし、この養生法に反すると、心を害することになり、秋になって瘧疾(ぎゃくしつ・往来寒熱・発熱と悪寒が交互に現われる症状)の病になりやすくなる。

秋は収穫の時で夏の養生法が適切でなければ、冬になるとさらに病を発する可能性がある。(東洋学術出版社素問・鍼灸医学大系を参考)

春の花粉症は夏・秋(肺・鼻・皮膚・大腸の季節)・冬の不摂生が原因として起こるのです。

春は肝(肝・胆・眼・筋)の季節でアレルギーの季節になり、自身でもコントロールできなくなります、辛(蘭香)(梅玄米酢)を舐めると人間強くなるのです。

 

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