おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
上古天真論篇 第一 第十一節 聖人
其次有聖人者。處天地之和、從八風之理、適嗜欲於世俗之間、無恚嗔之心、行不欲離於世、被服章、擧不欲觀於俗。外不勞形於事、内無思想之患、以恬愉爲務、以自得爲功。形體不敝、精神不散、亦可以百數。
注 「被服章」の三字は、前後文章の関係より判断して、恐らく衍文(よけいな文章)ならん。故にこの三字は、削除して検討する。
読み
其の次に、聖人という者あり。天地の和に處(しょ)し、八風の理に從い、嗜欲は世俗の間に適(したが)い、恚嗔(ケイシン)の心なく、行は世を離れることを欲せず、擧(キョ)は俗に觀(しめ)すことを欲せず。外(そと)形を事に勞せず、内(うち)思想の患なく、恬愉(テンユ)を以って務となし、自得(ジトク)を以て功と爲す。形體敝(つか)れず、精神散ぜず、亦百を以て數うべし。
東洋学術出版社 上古天真論篇 第一
其次有聖人者。処天地之和、従八風之理、適嗜欲於世俗之間、無恚嗔之心、行不欲離於世、被服章、挙不欲観於俗。外不労形於事、内無思想之患。以恬愉為務、以自得為功、形体不敝、精神不散、亦可以百数。
読み
其の次に聖人なる者あり。天地の和に処(お)り、八風の理に従い、嗜欲を世俗の間に適(かな)え、恚嗔の心なく、行いは世を離るるを欲せず。服章を被り、挙は俗に観(み)せしむるを欲せず。外 形を事に労せず、内 思想の患いなし。恬愉を以て務となし、自得を以て功となし、形体 敝(ほろ)びず、精神 散ぜず、亦た百を以て数うべし。
服章を被り―この三字を新校正では衍文ではなかろうかといっている。
処=すまい、居住地
理=道義、道理、すじみちをつける
恚嗔・いしん=恨み怒り
観=みえ、外見、みもの
恬=平気なようす、のんびりしたようす、静か
愉=たのしい、きもちがよい、愉快
訳
その次には、聖人と称される人がいて、天地の間に安んじて住み、八風のすじみちに従い、好みは世俗の習慣にうまくあてはめ、恨み怒るといった気持ちは無かった。
平素の行いは世俗と違わず、着るものにしろ挙動にしろ俗衆にみえをはるようなことはしようとはしなかった。
外では事に及び過労することはなく、内では考えや意見が憂うようなことがなく、静かで気持ちがよいようにするのを務めとし、自分で心にさとることを前提としている。それゆえに彼の肉体はぼろぼろになることはなく、精神はばらばらになることはなく、その上にさらに百歳まで生きることができたのである。(参考・東洋学術出版社素問・鍼灸医学大系)
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