おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 生氣通天論篇 第三 第八節 語句の意味
風客淫氣、精乃亡、邪傷肝也。因而飽食、筋脈横解、腸澼爲痔。因而大飲、則氣逆。因而強力、腎氣乃傷、高骨乃壊。凡陰陽之要、陽密乃固、両者不和、若春無秋、若冬無夏。因而和之、是謂聖度。故陽強不能密、陰氣乃絶。陰平陽秘、精乃治。陰陽離決、精氣乃絶。
風=風邪
客=人体に侵入する病邪のこと。客気(正気に反する邪気)ともいう。《素問至真要大論》「客はこれを除く。」《素問玉機真蔵論》「寒は人に客す」。留まる、停止するの意味。《素問水熱穴論》「水の客する所。」
淫=侵害するの意味、例えば、風邪が体内に侵入して、正気を淫する(害する)。《素問生気通天論》「風、客して気を淫す。」例えば天地の気が、人体に淫して(侵害して)病気となる。
淫気=精気の浸潤もしくは邪気の浸淫(丹毒のようなおでき)。
精=1月23日 帝内経素問 生氣通天論篇 第七節 陰と精の意味参照
亡=姿をかくす。うしなう。
傷る・風は肝を傷る・肝悪風=肝はふうをにくむ。風に関係のある一連の病証、すなわち中風(脳血管障害または急性熱病の軽いもの)・驚風(小兒のひきつけ)・風湿(リウマチなど)・麻木(皮膚感覚異常、しびれて感覚の無いもの)・掻痒(かゆいこと)・痙(身体が強直(こわばる)すること)・癇(発作性の精神異常の疾病)などはすべて風邪と肝に密接につながっている。
飽食=腹一杯食べて、満ち足りること。
横=そば、かたわら。正しくない。道理に合わない。ほしいまま。腠理(外邪が体内に侵入するのを防禦する働きがあるもの、毛穴)が合わないこと。
病名
《傷寒論・しょうかんろん》太陽病中篇 第七十九条 「傷寒、発熱し、嗇々と悪寒、大いに渇して飲を引き、腹満、自汗、小便利し、病癒えんと欲するは、此れ肝が肺に乗ずるなり。名づけて横(弱い者が強い者を凌ぐことを横と謂ふ。)と曰う。期門を刺す。」
《傷寒論》平脈法第二 第十五条 問ふて曰く脈に相乘ずる有りて縱あり逆あり順ありとは何ぞや、師の曰はく水ゆきて火に乘じ、金ゆきて木に乘ずるは名づけて縱と曰ひ、火ゆきて水に乘じ木ゆきて金に乘ずるを名づけて横(横は横行横暴の義となす)と曰ふ、水ゆきて金に乘じ火ゆきて木に乘ずるは名づけて逆と曰ひ、金ゆきて水に乘じ木ゆきて火に乘ずるを名づけて順と曰ふなり。弱いものが強いものを制することをいう。方術説話
明解漢和辞典・漢方用語大辞典
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