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しもやけにご用心 のつづき。 漢方の立場から原因と漢方薬1-2

2010-02-18 09:39:48 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

しもやけにご用心 のつづき。 漢方の立場から原因と漢方薬1-2

傷寒論(しょうかんろん)の厥陰病(けっちんびょう・)にしもやけの代表的漢方処方に

当帰四逆加呉茱萸生姜湯

(大棗・たいそう、ナツメの実・甘平)
(生姜・しょうきょう、しょうがの根・辛温)
(当帰・とうき、せり科とうきの根・甘温)
(芍薬・しゃくやく、しゃくやくの根・苦平)
(木通・もくつう、あけびの茎・苦微温)
(桂枝・けいし、くすのき科植物の樹皮・辛温)
(細辛・さいしん、うすばさいしんの根・辛温)
(甘草・かんぞう、かんぞうの根・甘平)
(呉茱萸・ごしゅゆ、ごしゅゆ及びほんごしゅゆの未熟果実・辛温)
があります。

荒木性次著方術説話第三巻 傷寒論 厥陰病第26条・27

手足厥寒し、脈細絶せんと欲する者は、當歸四逆湯之を主どる。若し其の人、内に久寒有る者は、宜しく當歸四逆加呉茱萸生薑湯之を主どるべし。

厥寒=患者自身が自覚する手足の冷え。

有内久寒=内に前々から久寒すなわち寒飲(水分が停滞して冷えている状態)があるのである。大塚敬節著傷寒論解説

久寒=長い間寒気にさらされて生じた病気

手足が冷え、手袋をしても、ポケットに手をいれても温まらない、脈は触れると弱い人は当帰四逆湯が適当である。

当帰四逆湯の症状で、もし水分を取りすぎたり、冷たいものをよく飲んだり食べたりして手足が冷えている者は当帰四逆加呉茱萸生姜湯が良い。

 当帰四逆加呉茱萸生姜湯を煎じるとき(矢数道明著漢方処方解説より)

 上記の生薬を水400ccに清酒200ccを加え、煮て300ccとし滓を去って五回に分服する。一般に煎じて後酒を適宜に加えて服用している。(以上)

 エキス剤の場合は、熱い湯に溶かし酒を入れ服用します。 つづく

新東洋医学辞書Ⅴ8、荒木性次著方術説話、大塚敬節著傷寒論解説、矢数道明著漢方処方解説

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