おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 生氣通天論篇 第三 第十節
陰之所生、本在五味。陰之五宮、傷在五味。是故味過於酸、肝氣以津、脾氣乃絶。味過於鹹、大骨氣勞、短肌、心氣抑。味過於甘、心氣喘満、色黒、腎氣不衡。味過於苦、脾氣不濡、胃氣乃厚。味過於辛、筋脈沮施、精神乃央。是故謹和五味、骨正筋柔、氣血以流、腠理以密。如是則骨氣以精。謹道如法、長有天命。
訳
陰というものは内に精気を蔵するものであり、人体の活動に必要であればすみやかにその精を送り込む作用をします。その陰の生ずる所は食物の五味にあります。陰を蓄える五臓も五味により損傷を受けます。
これゆえに、
味の、酸味は肝を補うものですが、酸っぱい味を取りすぎると、肝の気があふれて、脾気を剋し脾胃の働きを悪くしてしまい(食欲不振、やせる等を起こし)ます。
味の、しょっぱい(鹹・かん)味は腎や骨を補うものですが、 しょっぱい味を取りすぎると、大骨(背骨の腰あたり)が消耗し、肌肉は萎縮し、心気は抑制されてしまいます。
(『肌肉は萎縮し』は酸味のところにあるべきでは。『大骨が消耗し』は甘味のところにあるべきでは。)
味の、甘味は脾胃を補うものですが、甘い味を取りすぎると、心気は呼吸が速くなり苦しくなり、顔色は黒っぽくなり、腎気は平衡をたもてなくなり排尿、耳、骨盤、下肢関節等腎系に訴えが起こります。
味の、苦味は心臓、血脈を補うものですが、苦い味を取りすぎると、脾気は濡(うる)おわず、胃気はそのために膨満した状態になります。
(苦味をとりすぎれば肺に訴えが起こると思うが)
味の、辛味は肺・鼻・皮膚・大腸を補うものですが、ピリ辛い味を取りすぎると、筋は弛緩し、脈はスムーズに流れないようになり、精神はそこで尽きてしまいます。
これゆえに、五味を重んじて調和することができれば、骨は整った状態であり、筋はしなやかであり、気血は淀みなく流れ、皮毛はすきまがなく病邪の侵入を阻みます。
このように五味を好き嫌いなく取れば筋・骨・気血・腠理(皮毛)・脾は正常に働き生体は健康でいられます。五味の薬味を重んじて養生法の如く守り実行すれば、寿命を長らえることができます。
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