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黄帝内経素問 金匱真言論篇 第四 第一節 読み

2010-02-20 09:34:26 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著鍼灸医学大系黄帝内経素問 金匱真言論篇 第四

第一節

 黄帝問曰。天有八風、經有五風、何謂。

岐伯曰。八風發邪、以爲經風。觸五藏、邪氣發病。(①所謂得四時之勝者、春勝長夏、長夏勝冬、冬勝夏、夏勝秋、秋勝春。所謂四時之勝也)

黄帝問うて曰く「天に八風あり、經に五風ありとは何の謂ぞや」と。

岐伯對えて曰く「八風邪を發して以て經風と爲る。五藏に觸れて邪氣病を發す。

(所謂四時之勝を得るとは)

①此の文は錯簡と思われる。六節蔵象論第九 第四節に同文があります。

帝曰。何謂所勝。

岐伯曰。春勝長夏、長夏勝冬、冬勝夏、夏勝秋、秋勝春。所謂得五行時之勝、各以氣命其藏。

帝曰く「何をか勝つ所と謂うや」と。

岐伯曰く「春は長夏に勝ち、長夏は冬に勝ち、冬は夏に勝ち、夏は秋に勝ち、秋は春に勝つ。所謂る五行の勝を得て各々氣を以て其の藏に命ず」と。

 

東洋学術出版社黄帝内経素問 金匱真言論篇

 黄帝問曰、天有八風、有五風、何謂。岐伯曰、八風発邪、以為風、触五蔵。邪気発病、所謂得四時之勝者。春勝長夏、長夏勝冬、冬勝夏、夏勝秋、秋勝春、所謂四時之勝也。

黄帝問いて曰く、天に八風あり、に五風ありとは、何の謂ぞや。岐伯対えて曰く、八風 邪を発し、以て経風となり、五蔵に触す。邪気 病を発するは、いわゆる四時の勝を得る者なり。春は長夏に勝ち、長夏は冬に勝ち、冬は夏に勝ち、夏は秋に勝ち、秋は春に勝つは、いわゆる四時の勝なり。

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