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黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第一節 訳

2012-02-02 09:31:15 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七

 

第一節

 黄帝問曰。診法何如。

 

 岐伯對曰。診法常以平旦。陰氣未動。陽氣未散。飲食未進。經脈未盛。絡脈調、氣血未亂。故乃可診有過之脈也。

 切脈動静而視精明、察五色、觀五藏有餘不足、六府強弱、形之盛衰。以此参伍、決死生之分。

 

 黄帝が申されました

 

 診法とはどのようにするのか。

 

岐伯が答えて申しました

 

 診法は常に平旦の時間におこなうのがよろしいのでございます。

 

 陰気は未だ動いておらず、陽気も未だ散っておらず、飲食も未だ済ませておらぬため、経脈も盛んでなく、絡脈も調っており、気血も未だ乱れておりません。

 

 この時間帯に診することにより、邪がある脈を診ることができるのでございます。

 

 切診により脈の動静を診て、目の輝きや、五色の顔色を診察し、五臓の虚実を観て、六腑の強弱、身体の盛衰、これ等の複雑な症状・特徴を相互に参照し合い、対比・類推して判断し、病の軽重、予後の吉凶を決断するのでございます。

  

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