おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七
第三節
(原文)
夫精明五色者氣之華也。赤欲如白裹朱、不欲如赭。白欲如鵝羽、不欲如鹽。青欲如蒼璧之澤、不欲如藍。黄欲如羅裹雄黄、不欲如黄土。欲如重漆色、不欲如地蒼。五色精微象見矣。其壽不久也。
夫精明者、所以視萬物別白審短長。以長爲短、以白爲。如是則精衰矣。
語句の意味
精明・東洋学術出版社素問では、冒頭にある『精明』の二字は、誤って後の文章を二重においたものと考えられる。後文との関係から、これは取り除くとよい。
五色=青黄赤白黒。
六節蔵象論篇第九 鍼灸医学大系参考
天は人を食(やしの)うに五氣を以てし、地は人を食うに五味を以てす。五氣は鼻に入り、心肺に藏す。上は五色を脩明にし、音聲をして能く彰(あきら)かならしむ。
華=か。①光彩。光沢の意味。<素問解精微論>「華色は其の栄也。」
②脈状、脈象が軽浮で草木の花の如き状をいう。
=はな→花。みえ。外観。
=種を蒔き、芽が出て、葉が出て、茎が出来、蕾が出来、花が咲く。この一連の状態が結果となり花が咲く。良い花が咲けば、成長の過程が良いことを示し、芳しくない花が咲いたのは、成長の過程が良くなかったことを示す。其の人の五色を見る事により気の状態が分かる。
=・・・の状況は・・・の変化(反映)としてあらわれる
参考・肝は目に開竅(かいきょう)し、その華は爪にある
ビタミンなどの栄養物質・血流・瞳孔やレンズに対する自律神経の調節などの種々の要素によって、肝の機能状態が目に反映されやすい、また、血の濡養作用の状況は爪の変化としてあらわれる。中医学入門
裹=か。つつむ。つつみ。つつんだもの。
赭=しゃ。あか。赤色。あかい。赤土。焼きつくす。はげ山。赭山。
鵝=鵞鳥・がちょう。
参考
鵝毛=がちょうの毛。雪、白くて軽いことのたとえ。軽少の意。
羽=う。はね。鳥の羽の長い毛。
鹽=塩
蒼=あおい。
璧=へき。たま、特に周囲がまるく、中央に穴があいた平たい玉のことといわれる
澤=たく。さわ。湿地。つや。光沢。つやがある。うるおす。めぐみ。なごり。おしめり。
藍=らん。あい。色の名、もと藍草からとったからいう
藍色=濃く深い青色。新明解国語辞典。
羅=ら。あみ。網にかけてとらえる。つらねる。うすぎぬ。薄絹。
雄黄=別名は石黄、腰黄、黄金石、雄精。硫化砒素を含有する鉱石である。漢方医学大辞典
=色は橙黄色(ウィキペディア)
黄土=古いかまどの焼け土、伏竜肝、好土、好黄土ともいう。
重漆=漆を何回も重ねて塗ること。漆は一回塗っただけではつやが出ないが、何回も重ねて塗ると輝くようなつやが出る。鍼灸医学大系
漆=しつ。うるし。うるしの木。漆のように黒い。漆黒。
地蒼=地面の青黒い色のこと。鍼灸医学大系
微=び。み。かすか。ほのか。こまかい。少し。そっと。卑しい。衰える。静か。たえ。
象=ぞう。かたどる。すがた。ようす。形状。おきて。みち。のっとる。
壽=ことぶき。祝い。命が長いこと。とし。年齢。長命。祝う。目上の人に酒杯をささげる。
久=きゅう。ひさしい。時間が長くかかる。久しぶり。長い前からの。
漢方用語大辞典、明解漢和辞典、漢方医学大辞典薬物篇
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