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先月、仕事で訪れた自衛隊体育学校の記念室にあった写真です。
東京オリンピックの前年(1963)の10月10日が体育の日に制定された記憶がある。僕は小学3年ながら、翌年のオリンピックが待ち遠しくてしかたなかった。
ことほど左様に、日本はお祭りを待つワクワク感で溢れていた。
さて、来る東京五輪では、僕は元気なら65になる。半世紀を経た日本では、国立競技場建設において聖火台の設計を失念するくらい、何だか本題を忘れた国になってしまったな。
自衛隊体育学校は、オリンピック代表輩出のメッカだ。写真は日本代表に選ばれた自衛隊員である。中列右端の円谷幸吉選手の悲劇は、東京オリンピックと同時代に生きた者にとって、身内を失くしたようなこととして、深く胸に刻まれている。