定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

POPEYEが選んだ11館

2019年06月12日 20時53分56秒 | 日記

雑誌POPEYEの創刊は、僕が20代半ばの頃。
書店には平積み状態で、(主に)アメリカの若者文化を知るバイブルだった。後発の類似形でホットドッグプレスという月刊誌も思い出す。

POPEYEから離れて30年くらいになるが、今や当該雑誌はマニアが購入するテイとなっているようだ。従って、我が町の芳林堂書店における発売日にはわずか3冊の入荷だそうだ。(情報源はすべてmy younger sister)

最新号が映画特集、買わない理由なし。
風情と味がある名画座11館が紹介されている。写真は川越スカラ座。背もたれが垂直な椅子に座すと、小学生の頃、加山雄三と星由里子のノーテンキな掛け合いを見た若大将シリーズを想起したりする。
11館のうち7館は既に入館歴あり。
未踏の箱は4つかあー。

明日は代休を取った。川越スカラ座で...

1本ただ見をしようと思っている。

いつもの夕餉 but 豪華デザート

2019年06月11日 21時11分57秒 | 日記

6月の繁忙期で、珍しく早出・居残りで残業をする日もある。従来なら休日出勤をして、平日の山を均していたが、働き方改革モードで週2日は必ず休め!の号令がかかっている。

カレーと炒飯のヘビーローテだった晩飯も、炒飯を作る気力がないので、レトルター(新語?)と化したカレーおやじである。
今夜は、蒸し鶏+ザーサイ,生姜のサラダを付けてみただけ。


それから
食後は旬な枇杷。
隣家に実ったフルーツです。隣は自然食品を扱う店舗、もっとも今は駅近くで営業しているが。
庭に枇杷がたわわに実っている。
盗ったわけではない、ご主人が届けてくださったのです。

東欧映画のリアリティ

2019年06月10日 21時03分32秒 | 日記

ポーランド映画です。
1970年代の夏、12歳の少年の心の動きを追っていく。少年のひと夏の恋、みたいな浮ついた内容ではない。

母と子、父と子、うわべを繕う両親の関係。
外に出れば不良グループとのいざござ。もちろん
好きになった女子の存在もあるが。

大好きな母の行動に翻弄され、心はオトナとコドモの分岐点を往き来する。
アダム・グジンスキ監督作品、監督の年齢は不明だが私小説的なストーリーらしい。

余分な脚色は排除したリアリティが直接的に観る者に届く作品。
(駅から遠い恵比寿ガーデンシネマにて鑑賞)

初ユーロスペース 渋谷円山町

2019年06月09日 19時24分10秒 | 日記

自由律俳句の巨人と言えば種田山頭火、尾崎放哉が頭に浮かぶが、僕の世代に住宅(すみたく)顕信という僧侶がいたことは知らなかった。

生涯に遺した俳句281、25歳で他界した夭折の俳人である。詩歌でもなく五七五の定型俳句ではない1行に、思いと感性を凝縮するわけだから、俳人が命を削るのもむべなるかなと思う。

現代の中学校の現場と、住宅の生涯を交互に描く手法の作品。
病を得てからの生き方が壮絶であったが、短い一生に真に打ちこめる俳句を得て、幸福であったかなと感じました。父親役の仁科 貴、川谷拓三があの世から甦ったかと錯覚する。

映画通いで東京23区内に、未入場の箱は少なくなった、ユーロスペースがラブホ街にあったとは驚き。機会があれば青山通り、シアターイメージフォーラムに足を踏み入れたい。

日本に生まれて

2019年06月08日 20時59分06秒 | 日記

タイトルは大きいが、内容は小さい。
職場でのランチをおにぎりにすべく、朝のコンビニでカップ味噌汁を買った。アジア系の店員が比較的上手い日本語で、付けるのはスプーンにするかフォークなのか尋ねるので、僕は箸をリクエストした。
シンガポールに暮らした時、学生寮でも町の食事処でも屋台でも、スプーンとフォークのセットが出て来た。昨今コンビニ店員は、異国の人の率が高い。異なる文化を持った民と共生する時代になったのだ。

晩飯もコンビニの食材で、ぼんじりのジャンボやきとり、納豆、レタスサラダ、味噌汁で完結する予定であった。最終的には卵かけご飯になだれこんだが。だがコンビニで求めたキュウリ漬けがもっとも美味かったのです。
キュウリの漬け物など、久しぶりにも程があったわけだが、日本に生まれて大満足!